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探し続けて見つからない 11月22日


  9時50分起床。
  ちょっとお寝坊さん。朝方がだいぶ寒くなって、寒いなと布団を直して、でも また布団をはいで、寒くって起きるのヤだなあと思いながらウトウトして、結果的 に睡眠が浅くてなんとなく寝不足、という日々が続いている。


  お昼をまたいで原稿仕事。
  なんだかイヤになるような展開だけど、お仕事だから仕方がない。まいにち授 業があると少しの仕事で日常生活が圧迫されてしまう。たとえコンビニ並みの時 給でもお金になるのだし、と思うばかり。ロクに本も読めなかった。

  昼食は頼りになるタイ料理店。
  鶏肉とタケノコのレッドカレー。注文するときタイ人らしき店員さんに「辛い よ」と脅かされたけれど、それなりのカラさくらい。「ツライよ」と脅かされた ら笑ってしまうところだ。カライとツライはどうして同じ漢字なんでしょうね。 なぞだ。

  お豆腐だけ買って帰宅。
  朝からよく晴れて、けっこう寒い。空気はカラカラで布団はよく干せた。紅茶 を飲みながらHPの作業。「一膳」のアップ。2ヶ月に1回のペースを予定して いたけれど今年は不調で、今日のアップが今年の4回目。そんなに新作料理が出 てくるわけもないし、

ある程度は読者様に役立つ

メニューを取り上げたいから難航している。物語を探してくるのも大変だし、と 言い訳せずに頑張りたい。


  夕飯の仕込みをしてから出勤。
  速読ゼミはちょっと手間取った。なんだかなあ、これ、相対的に難しいよね。 1つ下のレベルになるテーマ読解ゼミと比較してみよう。ドラクエ風に。

・速読ゼミのテキスト レベル37
・速読ゼミの受講生  レベル19
・テーマ読解ゼミのテキスト レベル4
・テーマ読解ゼミの受講生  レベル8

  数字は適当で、イメージとしてはこういう感じ。
  一般的には、難しいテキストを簡単に説明するほうがラクだ。簡単なテキスト を難しく説明するのは疲れるし、あまり意味もない。だから今はラクできるのが 本来の流れなんだけど、程度問題という気もする。もうちょっと考えるべきこと があるような気がする。グチと主語は省略しよう。ちなみに、ドラクエはほとん どやったことがない、FF派なので。


  Qクラスもちょっともたつく。
  1週間の休みが入ったので、僕も生徒様もリズムが狂ったかな。僕としてはち ょっと指名が多すぎて、生徒様としては内容理解にちょっと苦しんだというとこ ろかも。定例試験の解説は、このクラスだけ来週に持ち越したので、きょう欠席 の生徒様はご確認を。

  子ども時代と青年時代という概念が最近うまれた、という内容の長文。
  社会がソフィスティケートされるにしたがって、その2つの概念が必要になっ たから、というもの。生徒様♂を指名してイジってみる。

僕「君は、子ども時代をいつごろまでと思うかね?」
♂「18歳」
僕「ほう、そうか、今の君がまさにその終わりを迎えようとしているっていう考 えか。いいんじゃない。人によっては15歳とか思うかもしれないね。まあそれは いい。じゃあ、青年時代はいつまで続く?」
♂「・・・・・・」
僕「いやいや、主観でいいんだよ、これから先の人生を予測するって難しいし、 基本的にムリだし、想像で構わないから」
♂「・・・50歳?」
僕「え。まさか、俺が今まさに青年時代真っ只中だと思うわけ?!」

一同爆笑(-_-;)

オイここ笑いのポイントじゃないだろと力説したらさらに爆笑された。


  人生の年輪という問題は扱いが難しい。
  個人はその時点までの自分を尺度にするしかなく、また別の個人は未来を想像 するよりないから、意見に一致は見られない。だから、自分より年配の人が

「大人になればわかる」

と言った場合、そういうもんですかと流しておくのがいい。その発言に真理はあ るが、体感として自分が知るには、そのときまで生きるしかないからだ。本気で とらえる必要はないし、バカにしない程度には耳を傾けておくのがいいと思う。

  僕自身に関して言えば、子ども時代は25歳で終わったと感じる。
  独り暮らしをして自活するようになったからね。青年時代は30歳か37歳かな。 後者だと思う根拠は人生初の借金を背負ったことだろうか。ある程度まで大きな 借金ができるってのは、

自分の未来を予想できるようになった

ってことだし、その予想に対して(これもある程度)誰かが認めてあげようとし てくれたことだし。前者だと思う理由は省略。


  帰宅してすぐに加湿器を出す。
  教室もそうだし、日本がそうであるように、かなり空気が乾燥しているから。 この数日は腰の具合もよろしくなく(寒くなると痛むのです)、生活全般を冬モ ードに切り替える時期になったみたいだ。風呂でも久々に入浴剤を使う。


  夕飯は昨日の続き。
  新作は

鶏スペアリブの煮汁でレンコンを煮た

もの。いわゆる二度焚き。何かの煮汁の残りで別の食材を焚くのが二度焚き。「 焚く」は京都方面に多い言葉で、つまり「煮る」ということ。大根の煮物を

「大根の焚いたん」

と京都人が呼んでいるのは有名だろう(そうかぁ?)

  おいしくできた(*^_^*)
  レンコンは固い食材なので、焚くというより煮つめるイメージで。今日は乱切 りで作ってみたが、もぞもぞした食感がいまひとつかも。薄切りにして焚く時間 を短縮するべきかもしれない。料理も授業も人生も、まだまだ改善点がある。み なさん、探していますか?


追記:「一話一膳」に『だし巻き卵』をアップしました。
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