予備校講師でわるかったな！

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きみはいるだろうか

12月23日

  ６時半起床。
  昨晩は寝る前に『初恋』という映画をチラ観した。我が未来の妻あおいさんが出ていたから。９時過ぎにもう寝るかと歯を磨いていた。歯磨きをしながら新聞を読む習慣があったのだ。

  話がどうつながっているのだろう。
  新聞は朝食を取りながら読む。その後の１日の人生で、３回の歯磨きをするときにも読む。僕が新聞を読む手順は、

１面→社会面→２面に向けて繰り上がり

となっている。社会面というのは、一般的には４コマ漫画のあるページのこと。本来、新聞は１面から順番に読み進めていくものらしいが、僕は自分のルールでそう決めている。

  すると、だいたい１日の最後の歯磨きの時点で２面まで読み終える。
  つまりＴＶ面を見ることなく１日が終わる。ところがたまたま昨晩は読むところがなくなって、ＴＶ面まで進み、８時から９時50分まで放映の映画に気がついたのが９時20分くらいだった、ということ。妻はともかく、邦画（日本の映画）って、

特に男性俳優のセリフが聴き取りにくい

という欠点があるような気もした。途中から観たから、文脈がわからなかったということもあるんだろうけど。

  今日は午前中に配水管清掃がある。
  マンションのような集合住宅の場合、配水管は「占有管」と「共用管」がある。占有管は各戸別（台所、洗面所、トイレ、風呂）にあることになる。おおむね １年に１回くらい一斉清掃をするようだ。しかし新居に越して１年半が過ぎるというのにこの清掃がなかったから、

組合の理事会に苦情を出さねばのう、

と思っていた矢先の実施となった。きっと組合の誰かが僕と同じように気づいたんだろう。

  おとといと同じで僕の部屋は「９時から12時」という配分になった。
  待つしかない。台所シンク下のコマゴマとしたものを取り出しておき備える。作業の方は９時半くらいにおこしになって、10分ほどで作業は終了。ビニールシートを一応はひいて作業をしていたけれど、ある程度は床が汚れた。拭き掃除。水の汚れは少しでも早く処理すべし。

  ついでに洗面所の掃除をする。
  ふだんから、つまり毎日のように手でザッと洗ってはいた。今日はクレンザーで磨き上げた。台所と同じようにピカピカになって気分がいい。洗面所下の物置状態も多少は改善された。

  お昼前に外出。
  書店に寄るとすごく混雑している。レジに行列ができるくらい。『ハリポタ』でも発売になったかと思いきや、単純に今日は祝日だから。そうか、毎年この日（天皇誕生日）は仕事だから、あまり意識しなかったんだな。

  やっと来年の手帳を買う。
  ヒマだからなくてもやっていけるけれど、ときどきないと困るのが手帳。もうイマドキはケータイに書き込んだほうがいいのかも、と買ってから気がついた。再来年はどうしようかな。

  本は１冊だけ買った。
  探していた１冊は見つからず。島本理生のエッセイ集をハードカバーで見つけたが断念した。エッセイ１冊に４桁のお金を払うのはかなり馬鹿馬鹿しい。村上春樹は例外として、どんなに好きなエッセイストのそれでも文庫落ちを待つ。そうすれば同じお金で２冊ちょっと買える。たくさん読まないと意味がない、というのが僕のエッセイに対する読書観。

  スーパーも大混雑している。
  祝日というよりクリスマスモードなんだろう。ケーキとかローストチキンとか買って家族愛の確認でもするんだろう。食後にケーキなんか食べたら太るんだから、そういう人は２度と「やせたい」なんて言うんじゃねーぞ。あれ、今日も意地悪・ひがみモードだなあ。

  家族愛は、メガネをかけた美少女に似ている。
  その美しさは、ふだんは現れない。メガネを外したときだけ、何かのイベントがあるときだけ、「ああ美しかったんだ」と判明する。美少女も家族も常にそのチャンスを窺って（ウカガッテ）いて、決して逃さない。しかし、

本当の美少女はメガネをかけていても美しい

というのは世界の事実だろうか。

「せんせぇって、イヤな大人だぁ！」

わかってたくせに(-。-)y-゜゜゜

  お昼ご飯はエビコロッケ丼。
  量が少ないので『とんがらし麺』というカップラーメンも食べた。トムヤムクンのスープみたいなものらしい。日清の製品（いわゆるカップヌードル型）なのでお湯を注ぐだけでいい。追加の辛み香辛料もオマケについている。そのまま食べてみる。

カライ(＠_＠;)

  これ、ちょっと常軌を逸しているんじゃないか。
  辛み香辛料を追加して食べる奴なんているのかね。よく書いているように辛さ耐久偏差値65の僕（根拠のない推定値）が言うのだから、文句なしに辛い。辛いのが苦手なんて人は絶対に試すべきではない。あ、苦手だったら買うわけないか・・・。

  ヒミツの花園など。
  天気の周期が早くて10時くらいからはもう晴れた。昨晩の冷たい雨が嘘みたいに（つまり本当だった）。空気は冷たくて乾いていた。干し物も絶好調。１月６日までの授業準備は最終チェックを含めて完全に終わった。あとは体調管理だけ注意することになる。

  遅い午後に銀玉店へ。
  生活費を稼がなければならないからね。1,000円で魚群→大当たり。アッサリ飲まれる。もう1,000円。ちっとも回らないから台を移るかと思ったら、最後の３玉の１玉で大当たり。最近はこのパターンが多いが、我が銀玉人生では珍しいほう。あわてて500円ぶん玉を買う。疾風の８連荘。

  どうすっかな。
  少額投資は大勝ちできないのが僕のパターンだから、ここで逃げるのが正解のはず。でも、こうすっと日記のネタが乏しくなるかな。ねつ造はしない主義だし、小勝ち（ここで12,000円のプラス）というのは日記にするにはオモシロクナイ。しかし回らないな。ぐずぐずと150回転。

  まずいな、やめようかどうしようか。
  いいじゃん5,000円勝ちで、と思ったら大当たり。炎の14連荘。いくら「遊パチ」というレートの低い台でも、視線が集まってくる。お前いいかげんにせえや、 大阪南港に沈めたろか系の視線。ここ、千葉なんですけど。

  まずいよ、日記に書くことがなくなるよ。
  いや、大勝ちネタだからいいのか？　そうだ、『エヴァ』ネタで切り抜けよう。どうせ、そういう読者（様）が多いに決まってるんだ。どうせヲタクしか読んでないんだ、よびわる。

第壱話　魚群、襲来

第弐話　見知らぬ、展開

第参話　鳴らない、パールフラッシュ

第四話　170回転、勝ち逃げした後

第伍話　たけし、心のむこうに

この続きはまたそのうちに。滞在時間は２時間20分。分給は250円を超えた。勝って虚しきバクチかな。

  帰宅して夕食。
  メインは鳥ツミレ鍋。珍しくササミの鳥ひき肉を売っていたため。貧乏なのでネギの青い部分とニンニクで増量をはかる。やはり脂身が少ないけど美味しかった。サブは北海道の「松川カレイ」のお刺身。初耳。肉厚で脂が多かったから、どちらかと言えば煮物向きの魚かも。でも旨かった。

  ビールはキリンの復刻『明治ラガー』。
  特別なことがないのは『大正ラガー』と同じだ（ヒマここ）。少しずつ、確実に授業に向けて心が整ってきた。問題は、明日のクリスマスイブをどうやってやり過ごすか、だけである。僕の心のむこうに。

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