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ムリだから理想を追え |
1月4日 |
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5時50分起床。
受験コーディネーターなる怪しい職業を持ち、受験生を受験会場に少しずつ送
り出していく、という夢を見る夢を見た。劇中劇のように、夢の中でも夢を見る
わけ。わりに珍しい。
軽く掃除と部屋の整理。
軽い朝食はカップスープ・ヨーグルト・ヤクルト・紅茶。この厳寒期、温かいものを口に入れずに外出することはできない。朝風呂にも入る。湯冷めを心配する人もいるが、僕は
完全にからだを乾燥させてから服を着れば
風邪の原因になったことはない。このあたりは体調管理の問題というより、生き方の趣味の問題かと思う。
ちゃんとした朝食は本八幡の悪名高きドトールコーヒーで。
この店舗もやっと分煙化されていた。今まで何度もこの店舗の悪口を書いてき
た甲斐があった、のかどうかは不明である。もちろん喫煙コーナーは大混雑で、禁煙コーナーはガラガラ(客の割合は13:4だった)。副流煙の問題は認めるとして、払っている税金と比較すれば喫煙者のほうが世界に貢献していると思う。無理な話だとも思うが。
そんなことはどうでもいい。
問題はドトールの値段だ。ミラノサンドAセット。サンドとコーヒーMサイズでいくらだと思いますか?
なんと、610円(@_@;)
いくら何でもこんなに高かったかな。値段は見ないから、「500円玉だけでは足りないな」と予想してお金を用意した。しかるに、600円超えで焦った。チーズやハムやパンの値段が高騰しているせいだろう。それにしても、ここまで高いと
値ごろ感
が悪すぎる。吉野家の朝食とかマックと比べればすぐわかる。今後というか、明日からどうしようかなと考え中。
授業はおおむね順調に。
2年生は授業ピッチを少し上げてみた。昨年と違って、少なくとも今の生徒様の一部は来年度にも教えさせていただくことになっているからだ。今までのようにノンビリやっていては、来年度にきつくなる。
3年生は、悪からずだが順調とは断言しにくい。
さすがにこの時期になれば、グイグイと力を伸ばしてくる生徒様が例年は目に付くものだが、そういった感触はない。よし、こいつ(特定の生徒様)を受からせるためにこういう説明にしよう、と考える機会が少ない。むしろ、
「こいつ(特定の生徒様)を惨敗させないためにはこうしよう」
という説明スタンスが多くなっている。
これが今の僕の、ひいては市進予備校の負のスパイラルかもしれない。
ここまで入試が簡単になると、落ちないことは誰にでもできることになっているからだ。ただ大学に受かるだけなら、もう予備校なんていらない。行きたい大学に受からせるシステムが構築されていないし、そういう気概が生徒様にも減ってきていると見る。僕が何とかしなきゃ。恃む(たのむ)のはいつも自分であるべきだ。自分とは、僕のことだけではない。
そうそう。
今日のCクラスの長文の内容については、昨年の今日の日記をご参考ください。あのくらいが、いわゆるMARCHレベルの基本だと書きたいのだが、現実にはもう少し(またはかなり)簡単だろう。これがまた、予備校業界にとっても大学にとっても負のスパイラルではないかと思うものの。
さくさく帰宅。
5コマ終了後の一服も省略した。ノドの保護と、時間の節約のため。忙しがるのは好きではないし、みっともないことの典型だとは思うものの、現実的に持ち時間が少ない。家事の時間が取れないではないか。
出社の打刻は8時50分ころで、退社のそれは19時30分ころだった。
事実上の拘束時間は10時間半を超えた。僕は時給労働者だからまだしも、普通の社会人の労働時間としては長すぎると思う。ここでリーマン諸氏は、
「ふざけるなよ! そんな短いわけないだろ!」
と反感を覚えるかもしれないが、それが異常なことなんだと僕は思う。
いったい、こんな長時間労働で仕事以外に何ができるのか?
こんなペースで働くから、働くしかないから、家事専用の奴隷を雇うために人は結婚しているのではないか。個人差はあれ、通勤時間を含めて1日の半分以上を労働に使うとすれば、自分の人生のために使う時間はない。1日の33%は睡眠に費やされるべきなのが、これだけ脳みその発達した人間という動物であろう。
ムリな話だろうか。
でも、身の回りの世話をしてくれる家人がいるからやっていける、これは異常な状況だと思う。もっとまともな社会を作るべきだし、この不況の時期こそ
「チャ〜ンス」
である。「チェーンジ」ではない。派遣社員が首になってどうこうという問題、このあたりで解決するべきではないか。違うか?
そんなことはまたそのうちに。
夕食のメインはヒラメの刺身。養殖だとちょっと味が落ちることは事実だが、コストパフォーマンスはそこそこ。他には昨日の残り物。日本酒はふつうに飲んだし、食後の今もワインの代わりに飲んでいる。もっと書きたいこともあるけれど、今日はこのへんで失礼シマッスル。
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