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多忙期は早くも脱出 |
1月6日 |
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コピペのごとき5時55分起床。
・関内にある僕の家に29歳OLがやってくるそうだが、ステディーもついてくるそうだ。ま、それはいいとして、キュウリの浅漬けを作っておかねば
という夢だった。
いや、それはイクないと思う。ステディー同伴禁止な。関内は横浜ベイの球場があるところ。昨日と全く同じ行動ペースで出勤。アサイチ出勤は今日でおしまい。
2年生のまとめ。
昨年度よりはずっと良い状況。ゴイ系の取りこぼしはちょっと目立った。最上
位クラスなので、設定を常に高め高めにもっていって、「ちょっと普通じゃない
」世界に変えていきたい。たとえば、以下はテキストを持ってない人には全くわからない話題で恐縮だが、長文の1部で
「この recognition という単語は、どの動詞を言い換えたものか?」
なんていう話も取り入れた。ちなみに正解は prove 。和訳だの構造だの文法だのを超越したレベルの話。もちろん僕の趣味でやったのではなくて、言い換えの理屈の理解は
××××という問題形式
に必要なものだからだ。そのあたりまで踏み込んで「ハイレベル」という冠を講座に乗っけるべきではないか。
この後にかなりの激熱トークを入れたが、職務上ここでは書かない。
今のところは順調なクラス運営。テキストが難しくなる3学期にどこまで生徒様がついてこられるか、楽しみだ。1月7日(明日)の定例試験が3年生の受講クラス決定に大きな影響力を持つことになるので、そのつもりで。
お昼ご飯は中華弁当。
牛肉と玉ねぎ炒め。正月休みを挟んで8日連続の中華シリーズも今日で終わり。買い置いたカップ味噌汁もなくなった。はあ、多忙期も本当に終わりだな。ちなみに朝食はマックのフィレオフィッシュ。あの
体に悪そうなタルタルソース
にときどき魅せられるのは僕だけだろうか。
Qクラスのまとめ。
うーん、スッキリしないね。グイグイ伸びているという感触がなかった。しつ
こく書いているように、今年度はかなり低い位置からのスタートいうこともあっ
て、まだ苦戦は続きそう。V期の授業でどこまで持ち上げていけるか。
受講生のピークを2月初旬に持ってくる
というのも職務の1つであるから、引き続きがんばりたい。
Cクラスのまとめ。
暗雲。かなり厳しい。いわゆる偏差値50レベルの文法やゴイの取りこぼしが多
すぎて、戦いが起こらない状況。こっち(講師)の思った通りに伸びているとは
限らないのが業界の鉄則かとは思うが、史上空前の危機と言える。とりあえず、
通年授業配布の
27枚組プリントだけは完璧にしてくれ
というのが僕の要望。『第六話 決戦、第V期直前講習』となりそう。また「エヴァ」ネタかいッ! 第伍話以前はヒマここ。
Lクラスのまとめは昨日の日記に書いた。
もちろん今日も教えたことをどんどん忘れていくことが確認された。こっちもしつこくやるしかない。が、あんまりなので説教。
「君たちはニワトリなのか。人として大丈夫なのか。っていうか人なのか。この決まり文句は知っているか。当てるぞ。空欄補充だ」
黒板に書く。
>ニワトリは3歩あるけば、すぐに( )
♂生徒様を指名。
「・・・鳴く?」
コケコッコーと鳴くんかいッ!!
正解は「忘れる」。
さすがに「鳴く?」には爆笑が起こったのが救いだろうか。真面目に思うことがある。英語って、受験で選択教科にしてくれまいか。
昨年末だったか、学校の英語教育が変わる方針になったというニュースがあった。
高校でも英語の授業を英語でやれ、という例のアレである。論じるに値しないニュースなので、日記でも取り上げなかった。そんなのできるわけがないし、実行する意味もない。
簡単に書こう。
日本語でも会話が危うい今の世代に、英会話を教えてどうなるというのか。生徒様というか高校生はおろか、僕よりちょっと若い人の中にも日本語の会話がムチャクチャな人は多い。会話というのは、両者の微妙なバランスを保つべき微妙な対人テクニックなのだが、
ただ一方的に喋ることだ
と思っている人がたくさんいる。会話とは自己主張大会ではなくて、相手との人間関係を作る対人スキルである。
そんなこともわからんチンチンが増えているのが現状である。
英会話教育を国家レベルで進めていくと、聞くことができない、会話とはキャッチボールであるということが理解できない白系痴呆の人がどんどん増えていくだけである。もし英語能力を日本人に普及させたいなら、僕の意見では条件は3つになる。
1、英語教育は本人が選択するものとして位置づける
2、リスニング、リーディング、ライティングの順に強化する
3、要するに英語教育は偏在化させる
ま、極論である。じっさいのところ、入試で英語がほぼ必須科目になっていることに無意味さを感じている人は、受験生にも教師にも講師にも一定数で存在していると思う。
帰宅して夕食。
メインは中華風炒め物。昨日期限切れでゆでておいた豚肉と、昨年末から冷蔵庫で保存しておいたチンゲンサイを使って。
さっさと腐ってしまってくれないか
と思っていたチンゲンサイを使えて嬉しい。冷蔵庫で腐るまで待つという食品の「保存」は問題があると思うが、きっと誰にも経験があるだろう。他には、閉店前のスーパーで値引きされていたイカのマリネとか。
日本酒は山形の『男山 出羽豊穣 小仕込特別純米酒 ひやおろし 限定品』
。
日本酒業界も、名称の統一が必要かと思う。どこまでが酒蔵の名前なのか、ブ
ランド名なのか、ラベルではわからない。統一基準を作って、消費者に選別させ
ないと、ただ単に「男山だから旨い」というホワイトニングされた人を増やすだけになるは
ずだ。味覚や酒米や精米歩合の表示なども統一するべきである。
それはともかく、常温でスルリ。
お、からうま。かなり辛いが、旨味も多い。キリッとした男子高校生のようだ
(比喩はこれでいいのか)。ヌル燗に移行すると、やや丸くなるが、からうまと
いう基本姿勢は崩れない。清純だがウブでもない女子高生のようだ(比喩がまず
いんじゃないかw)。もう少し辛みを押さえて欲しいというのが僕の希望だが、
かなり上位にランクインする酒だ。山形の酒はヒット率が高いという印象もある
。
多忙期は終わった。
短かったのでどうってことなかったけど、それなりに順調だった。もっとも、、明日も夜に授業がある。もう少し詰めていかなければ。とりあえずウイスキーを解禁した。 |
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