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甘くて辛口 |
1月19日 |
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8時起床。
昨日はパソコン前の椅子に座る時間が長くて、少し腰が痛んだ。だからゆっく
り休もうと長寝したつもりだけど、まだ8時間かな。え、充分長いですかね?
午前中は腹しぶり。
原因は特にないはず。胃腸ではなく腸がもともと弱いという虚弱体質なボク。
とはいっても在宅しているから、来年度の授業準備や人生に関する考察など。体
調が悪いせいもあって、思考は後ろ向きだった。
「俺の人生、こんなはずじゃなかった・・・」
とか。そんなこと考えても何もメリットはない。メリットのない思考と行動には
デメリットしかない。そんなことを考えて、まあわ
かりやすく言えばダラダラ過ごしたわけだ。
雑用の記述は省略。
お昼ご飯は、やや信頼できる中華料理店でハンバーグのしょう油煮こみ定食。
そんな中華はないだろと思っていたら、確かに旨くなかった。連休の日々は今日
もヒキコモリ系なので外食した、という選択が良くなかったかも。なんか調子悪
いね、今日は。
午後はヒミツの花園。
朝に見えた雲は取れて晴れた。けっこう温かかったけど、夕方から寒くなった
。洗濯物は干すのが遅かったので完全な乾き方には至らず。やはり調子が出ない
ので読書に逃避する。
『クリエイティブ志願』森村稔を読了。
書く・読むという創造的な行為についてのエッセイ集。
本1冊として何を言いたいのかよくわからないが、個々の文章はおもしろい。
いかにも役に立ちそうにないタイトルである。
1980年代の文庫なので新古書店の棚に見つけたもの。タイトルをみた瞬間、「
うわーベタベタやがな。ひどいタイトルや。こら、ひどいことが書いてありそう
でっせ」と思って手に取った。たとえネガティブな意味でも、人目をひく書名と
言える。表紙見返しの「著者略歴」を見る。ハゲたおっさんの写真。うわー、髪
の毛クリエイトしたほうがええで。
>・・・など、読書、文章、会話についてのエスプリのきいたエッセイには定評
がある。
エスプリときたかい。定評までついてくる。たいへんなことになった。次回50円
割引券はついてくるのか。立ち読みせずに購入を決意。
いや、でもこれなかなか面白い。
この著者の書く文章がクリエイティブだとはあまり思えないけれど、たしかに
文章や読書に関するネタはじゅうぶんに練れている。レッスンプロみたいなおっ
さんなんでしょうか。「読書と先行体験」というエッセイから。
>自分の体験、印象、漠然たる考え、感情……そういったものを精彩に正確に表
現してくれている文章を読むのは実にたのしいことであるということ。知ってい
るようで知らなかったもろもろ。知らなかったようで知っていたともいえるあれ
これ。そんなものが(他人によってであれ)言語化されることによって、はじめ
てそれらを真に知ることになる。
よくある話だと思う。僕もこの手のことを以前に書いたことがあるくらい(ここ
の読書感想文とか、他にもたくさんのはず)だから、やはりクリエイティブは「
志願レベル」で止まっているとは思うけれど。何かの機会でめぐりあえたら読ん
でみてください。
夕方に性懲りもなく銀玉店へ。
勝たなきゃいけないのね。収入ないのね。一昨日っていうか、ここんとこ負け
てるのね。もうアグネスラム出ないのね。それでも打つのね。勝機って自分でつ
かみにくい、じゃないや、つかみに行くものなのね。
ふう。
4時間労働で、時給4,000円ほどだった。ほんと、いくらにもならないよね。確
実性の問題はおいとくにしても、仕事というか授業をやっているほうがマシ。こ
れだけ苦しい展開だと、
授業のほうがはるかに楽しい
と思うもの。僕にとっては、授業は仕事じゃなく人生最大の娯楽です。それはと
もかく、パチプロの人たちって、どうやって生計を立てているんだろう。あいつ
ら、ロクに住民税も払ってないんだから、歩道を歩くな!
夕飯の話題。
今日は冷蔵庫の整理というメニュー。だいたい片付いたかしら。明日の夜は飲
みにいく予定があり、朝食ぶんの食材はある。最近は原則的に昼食を家で食べな
いから、ちょうどよく「回せた」かもしれない。
ヌル燗は『一ノ蔵 特別純米酒 甘口』。
日本酒度はマイナス8〜10。日本酒度は、ゼロが「中口」でプラス4から「辛
口」と呼ばれることが多いから、かなりの甘口だ。日本酒は辛口がいいという意
見が多すぎると思っているので試してみた。そもそも、一ノ蔵は僕が信頼するメ
ジャー系の酒蔵である。
常温でスルリ。
ひゃあ、甘い。米の味というべきなのかわからない。冷したほうがいいのかな
と思いつつ、意地でヌル燗へ移行。こうすると、甘さの中に米の味がする。決し
て悪くはない。でもまあ、甘口は冷したほうが無難かなという印象もある。僕と
しては、「やや辛口」くらいにヌル燗向きの純米酒があるというところ。
さぁ、明日から平常復帰だ。
センター失敗で傷ついた生徒様のみんなを、励ましてあげないと。そう、まだ
これからだ。頑張ろう・・・。
予想される実際のありがたいお話
↓
「ということで、皆さんの現状認識がどれほど甘いか、おわかりになりましたよ
ね、いくら何でも?」
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