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手抜かりはいつも君のそばに |
1月27日 |
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10時半起床。
とうぜんのように二日酔い。5時半に目が覚めたのは単なるノドの乾きによるものだったのか。シャワーを浴びて、朝の雑事を済ませ、朝食はあついトロロソバ。卵も入れて胃にやさしいイメージに。しかし飲みすぎだったな。日本酒は4合までと心得ておきたい。
住宅街にある居酒屋だった。
K氏とは久しぶりに会ったのでお互いの近況報告が長くなった。すでに付き合
いは15年以上になっていて、「あのときのアレはああだったんだね」という確認
作業が多くなった。僕とK氏は仕事の同僚で、仕事以外の付き合いのほうがはる
かに長くなったわけだけど、それだけ仲が良くても多少の隠し事はしていたみた
いだ。正確には隠し事ではなくて、
今はちょっと詳しく説明したくない
という事柄があったんだろう。当時がそうであるように、今もそうなんだろう。
そしてまた何年か過ぎてから同じことを感じるのだろう。
飲んで4時間ほどたったころ、カウンター席に常連客らしきおっさんが1人
で来た。
K氏とは知り合いだったようで、おっさんが我々の会話に首をつっこんできた
。地元系の飲み屋で面倒なのはこれ。特別な話題もなく飲んでいるときは
飲み屋にありがちなイベント
として面白く感じることも多いけれど、僕はK氏と話があって、しかも4年ぶり
に飲んでいたからすごく面倒だった。
おっさんの話がまた、人生論みたいな面倒くさいものなんだよね。
最近の(クソナマイキな)若い奴をどう(仕事で)使うか、みたいな。
呑みながらグチる奴って大ッ嫌い
なんだ俺。仕事の話はいいけれど、ポジティブな側面を探さないと酒がまずくな
るんだよ。不平不満はどんな職業にもついて回るものだから、うまい解消法を各
自で見つけておいてほしい。
もうだいぶ酔いが回っていたから切り上げ時を見計らっていた。
かといってK氏からすれば、おっさんは地元の飲み友達でもあるから無下(む
げ)にできない。話があるときの飲みは知らない店で、という人生の教訓を追加し
たいところだった。お会計は6,200円。酢でしめたニシンが美味しかった。
二日酔いはお昼過ぎに全快した。
まだ腰痛があってプールには行けない。運動不足になるので室内運動を少し増
やした。HPのリニューアル作業。例の「よびわる頻出単語」については、1通
だけメールを拝受した。感謝。「銀玉」というのがわからなかったそうだ。そう
か。「金」だったら大変なことになるので注意だ。当たり前だろう。
エッセイも書いて、アップした。
珍しく手話に関するもの。2年も勉強していてこの程度なのかと呆れる人が多
いかもしれない。牛歩戦術と言えるかな。もし読者様の中にろう者の方がいらし
たら、
「それって、こういうことなんですよ」
とメールでご教示いただければありがたい。手話というか、ろう者に関してもわからないことがたくさんあって、記述は極めてアイマイで間違ったものになっているかもしれない。気分を害さないように気をつけて書いてはいるにせよ、ウェブ上(文章上)のことなのでそういうこともあるかも。
バカは馬鹿なりに理解しようとしているのだ
と思ってもらえれば嬉しい。
ヒミツの花園。
少しだけ仕事もした。明日から配布する最後のアドプリにミスがあることに気がついたからだ。危なかった。授業準備には常に余裕をもっておきたいし、そうしている。用意周到というのは準備がちゃんとできていることではなくて、
ミスがあっても見直せる余裕がある状態
を作ることじゃないかと思う。辞書的な定義なんかどうでもいい。
プールをカットしたために午後が長い。
朝から晴れて、昼から薄い雲が出た。ふつうの冬くらい寒さで、空気は乾燥している。布団干しは良好だった。受験生はそろそろ私立の本番が始まるころだろうか。体を冷さないように、ちゃんと睡眠時間を確保するように気をつけてください。
授業前の遅い昼食を買うために外出。
ついでに日本酒を1本、朝食用の食パン、ベーコン、授業前のオヤツ用のパンを買っておく。「それだけ」の外出が嫌いだ。本題の昼食は中華丼。「韓国のりラーメン」というカップラーメンと一緒に。後者は韓国産なのに説明が全て日本語という意味不明のものだった。両者ともまずまず旨かった。
2年生の授業は普通に過ぎた。
去年よりは手応えがいい。今日は遅刻者もいなかった。そろそろ受験モードに入ってきたのかもしれない、というのは好意的解釈すぎるかも。授業前後にちょっとした質問に来るようになれば良い流れだが、まだそこまで望む必要はないかなあ。とにかく、
信原なんかに習うつもり
で予備校に来るのは回避してほしい。習うのではなく、学ぶための道具として僕や予備校が存在できればベストだ。道具とは、自分の世界を広げるための便利な手段である。
帰宅して夕食。
メインはブリの味噌漬け。赤味噌に豆板醤を混ぜて3日間ほど放置したものを焼いて食べる。いやはや旨い。少しだけ焦げた味噌と旬のブリの脂がジュワジュワとまじわり、どこか遠くに豆板醤の辛みを感じる。
大量の大根オロシと一緒にハフハフ
して食べるときの喜びと言ったら。独り静かに飲む酒は、という昔のフレーズを思い出してみたり。そんなフレーズあったのかと言われたら困ると思ってみたり。演歌でなかったかな。明日からは受験学年の「最後の授業」シリーズに突入。
追記:エッセイ310「手話はつらいよ2」をアップしました。
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