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体調は崩れきらず |
2月3日 |
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8時半起床。
ノドの痛みは変わらない。熱はないし、他の風邪らしき症状もなし。僕はわりにノドが強いほうだし、扁桃腺を腫らすということもないから、
ノドの痛み=風邪という公式
が成り立つはずなのだが、どうしたことか。こういうときに限って今日・明日と人に会う用事がある。行動は自重が多かった。
午前中は読書など。
ノドが痛いから煙草を我慢して、ついでに腰も痛いからプールもやめておいた。ヒマなのに微妙な束縛があるわけだ。取り急ぎ読書感想文。
『今は昔のこんなこと』佐藤愛子を読了。
死語になりかけた日本語をお題にして過去を懐かしむお笑い系エッセイ。
著者は1923年生まれということで「ちょっと古すぎるだろう」という箇所も多かったが、全体にホノボノしていて良かった。
古い言葉にもいろいろある。
その概念がなくなったもの(居候)。名称が変わったもの(乳当)。存在自体が絶滅したもの(鍛冶屋)。表現自体が使われなくなったもの(あーらいやだ、オホホホホ)。カッコの中が本書でお題になっている言葉である。僕くらいの初期中年だと、まあ何とか意味はわかるか(チチアテとブラジャーは同じか違うか?)という水準にあると思う。
受験の英語の中にも
blacksmith =かじ屋
という単語が出てきて、説明に困ることがある。
かじ屋って知ってますかという問いかけもヘンだ。知ってるわけがないし、僕も実物を見たことはない。えーっと、なんか鉄を使ってモノを作る、ほら包丁とかナタとか・・・という説明になってしまう(たぶん今度はナタが通じないはず)。
本書に話を戻すと、上記のように古くて困惑してしまう箇所が多い。
著者も「これはいくら何でも通じないか」と思っているようだ。お化けに興味のある孫と著者の会話。
>「蚊帳って知ってる?」
「実物は知らないけど、トトロの映画で見た」
著者はその蚊帳ごしに出てくるお化けが「うらめしやァ」と言うことを説明する。
>しかし孫は
「ふーん」と言うだけだ。
「うらめしやァって何?」という。
「幽霊というものは怨みがあって出て来ているものだから、うらめしやァっていうのよ」
「つまり、出て来た意味というか挨拶? 目的を知らせているわけね」
それ以上私は話をする気を失う。
そりゃそうだろう、お互いに。
ああいうのを挨拶というのかと疑問を感じるし、また同時に「存在意義の宣言か」と解釈する気持ちもわかる。このあとで、著者は孫から言われる。
>「ゲームのサイトを見てたんだけど、チョーうけるブログがあって」
「サイト? ブログ? それって何?」
と私は訊く。孫はそれに取り合わず、
「友達はチャットやってるけど、あたしはブログばっかり見てるの」
「チャットって?」
と訊く私を無視して孫はどこかへ行ってしまった。後日、娘が言うには、
「桃子がね。おばあちゃんと話するとめんどくさくてイヤになっちゃうって」
確かにめんどくせぇ(-_-;)
話は日記からそれて、「自己紹介」(別窓です)の説明の続き。
2枚目の写真は、未来嫁あおいのカレンダーです。この日記を書く机の前に貼
ってあります。2007年のものです。そろそろウチに来るころかな〜と思っていま
すが、彼女はまだ僕の存在を知らないようです。しょうがないね。幸せにしてあ
げるから・・・。
やや遅めのお昼ご飯は旨い蕎麦屋さんで親子丼とタヌキそばのセット。
食後には微熱を感じなくもなかったが、結果的に熱は出なかった。スーパーで小さな買い物をしてから帰宅し、ふたたび外出。午前中はおおむね晴れて午後は雲が少し。まずまずの天気。
咳が出て世間に迷惑だからマスクをしながら。
なんか息苦しいよな、マスクって。暑いし、スッキリしないし。以前書いたように、こんなんで風邪の予防にはならないと思われる。あくまで感染拡大の予防効果モドキだろう。
古い友人と会う。
彼女の引っ越しの手伝いをすることになって、今日は新居の下見。といっても彼女のご両親が持っている家(いまは空き家)なので、引越し当日の僕は荷物待ち受け役を演ずることになる。彼女が荷物を出してから新居に到着するまでの
タイムラグを埋めるお留守番
をするってこと。当日に届く荷物の大まかな配置場所と、同時に業者に引き取ってもらう家具を覚えておく。
他には、開錠の方法とか。
セコムのセキュリティシステムが導入されていて、ただ開錠しただけでは
ドロボー扱いでタイーホ
となるそうだ。そこで、正式な侵入であることを証明する技術を覚えさせられる。あしたのジョーが挑戦したのはホセ・メンドクサー。ギャグになっているだろうか? 面白くないのはどうでも良い。
引越しの手伝いは面倒だ。
しかし僕も手伝い人の確保には今まで苦労してきたので、手伝うことにした。まして引越し当日は平日ということで、まともな社会人の応援は期待できない。経験のある人はご存知のように、引越しは
ただそこに存在するだけ
の人材が1人いると非常に便利なのだ。ところが、友人が旧居から荷物を出すときは彼女の恋人が手伝うという。けっ、くだらねえ。当日ドタキャンしちゃおうかしら(^。^)y-.。o○
暗くなってから帰宅。
夕飯のメインは下仁田ネギと豚肉の煮物。基本的には鍋のようなもの。幸いなことに自炊シーズンに入っていて、自家製ナメタケなどの常備菜が充実している。毎日少しずつ用意しておくと、快適な夕飯の支度になる。
日本酒は長野県上田市の『黒耀 特別純米酒』。
常温で試すと、するりスッキリ。日本酒度は+1〜2とのことだが、イメージ
は中口。ヌル燗にしてみると香りが出て、味そのものはキープされた。けっこう
イケル、くらいかな。酒米は美山錦ということで、そろそろ酒米別に味を覚えて
いきたいところだが、まだ2年くらいはムリかも。
まだ体調は悪化しない。
午後は煙草を3本だけ吸った。咳は多少出ても、咳きこむことはない。ただのノドの不調なのか、インフルエンザ感染なのかは不明。明日の夜は
若い女性に囲まれる飲み会
があるので、体調を万全にしていきたい。しかし腰が痛むな、というありがちなオチで今日は失敬。
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