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かっこいい先生、病に伏す 2月4日
  事情があってリアルタイム進行日記になる。
  日常生活のあいまに日記を書いていくこと。件名の事情である。


  5時40分起床。
  4時過ぎに目が覚めて眠れなくなった。健全な中学生のように11時に消灯した からだろう。もっとも、早すぎて1時間くらい寝付けなかったから、睡眠不足で はあるはず。さりとて本を読んでいても眠れず、起床の運びに。この時間まで起 床を引っ張ったのは朝刊がまだ来ていないと予想されるため。

  7時過ぎ、上記まで書く。
  夜が明けて曇り空。昨日まで出ていた咳はない。ノドがいがらっぽいだけ。ま だ本調子ではないかな、と行動レベルは最低限に抑える。本を読むとか。自己紹介の紹介は明日以降に回します。


  8時半、眠くなったのでベッドに戻る。
  やはり睡眠不足だ。9時半に覚醒。どうも調子が良くない。どれどれと体温を 測ると36度7分。お、微熱じゃん。僕は平熱が36度を切るくらいなのだ。再検温 。37度2分。なかなか。再々検温。37度ジャスト。

「先生、そんなにヒマなんですか?」

  夜に大事な用事がある。
  この時点(10時前)をもって闘病生活に入ることを宣言する。まずは、昼メシ だ。厚着をして外出。定食屋さんでチゲ鍋定食。辛味が足りないがうまい。地元 のスーパーに立ち寄りイチゴと食パンと豆腐を買う。闘病生活が長引くことに備 えるのだ。

  帰宅してイチゴミルクを食べる。
  ビタミンCを摂るため。食べ方としてはなんか汚らしいけど、旨いよねこれ。今夜の用事は後述するように飲み会である。しかも1年に1回のイベントで、一応は僕が主役なのでドタキャンはできない。僕を含めて社会人5人だから、スケジュールを合わせるのが大変なのだ。この時点で11時。


  体調不良を押して飲んだことは過去にもある。
  長くなるのでこれはまたそのうち。今日はどうだろう?  10年前よりはドタキャン許容度も高いだろうか。でもねえ、昔の生徒様が僕を (たとえ演技でも)慕って集まってくれるのだから、なかなかそうはいかない。 したがって、何が何でもこの風邪を治さなければいけない。

  ここまで書いて11時10分。
  いつもよりはるかに執筆ペースが遅い。3倍くらいかかっている。きっと病気 だろう。食後30分ほどが過ぎたので検温。時間をおくために日記を書いたわけだ 。37度ジャスト。今は11時20分、とりあえずベッドに戻ろう。


  13時50分覚醒、体温36度8分。
  問題は医者に行くかどうかだ。午前の診療に駆け込むほどではなかった。このくらいの熱で来られても医者は困るだろう。しかしまた同時に、

インフルエンザだったらどうする

という危惧がある。ご時勢的には隔離だろう。

  あるいは、軟禁だろうか。
  面会謝絶だ。無菌室またはICU(集中治療室)に入れられるだろう。アメーバ赤痢に感染したのと同様だ。あるいはデング熱とか、水ぼうそうなど。感染の拡大を防ぐために

自宅周辺は焼き討ち

となるかもしれない。火災保険は適用されるのだろうか? かつてのハンセン病患者のように抑圧され、ガス室に閉じ込められて間引きすることで口減らしされるかもしれない。ホロコーストか東北の寒村かここは。


  黒い冗談はともかく(^_^;)
  人はそうやって他者を虐げて自己を守ってきた、それが歴史だ。という話じゃなくて(本当に闘病日記なのかこれは?)、インフルエンザと判定されれば、ドタキャンの言い訳も立つというもの。しかし、37度の発熱じゃなあ。

  雲のあいまから太陽がチラリのぞいた。
  室内干ししておいた洗濯物をバルコニーに出し、紅茶を淹れて、ここまで書く。ノドはやや痛むがそれほどでもなく、鼻水が少しでるくらい。会食というか飲みの席でゴホゴホやるの良くないよな。

  彼女たちには、風邪であることを告知するべきか。
  いや、それって恩着せがましいかも。反応は4つくらい考えられるだろうか。

1「やだぁ、バイキン」
2「っていうか、初期中年って存在がバイキン?」
3「先生、フケツですあっち行ってください」
4「きゃいーん、アタシにうつして?!」

など。3は別のイミかもしれない。もし4ならば、

「ふっ・・・どうすれば一番カクジツにうつるか知っているかい?」

セクハラ・オヤジイ・トークをするのだろうか。これは妄想日記なのだろうか。いまは14時32分。ふたたびベッドに戻ります。


  16時50分覚醒。
  体温は37度3分に上昇。夕方だから自然上昇も含んでいるはず。病状はほとんど変化しない。いつもより頻尿なのは水分補給を増やしているため。つまり汗がかけないわけだ。本音を書けば、

「今夜はこのまま寝てしまいたい・・・」

となる。しかし、授業ではなくたかが遊びではないか。何とかしなきゃ。

  部屋の換気と掃除。
  マルちゃんの『緑のたぬき』にヤマイモのスリオロシとネギを入れて食べる。食欲は普通にあるし、胃腸も大丈夫。食後にミルクティーを淹れる。牛乳から煮出すのではなく、簡易版で。糖分と水分を少しでも多くとるため。昼間はアールグレイで今度はダージリン。ミルクティーはダンゼン後者が旨い。


  17時40分。
  実況中継はここで終わる。帰宅時にアップ作業をする元気はないだろうから。ここから先書き。

  夜は「ノブ飲み」。
  昔の卒業生♀4人(全員27歳)に囲まれて飲む。彼女たちと飲むのは毎年恒例 になりつつある。手配してくれた一人が僕に送ってきたメールの件名が「ノブ飲 み」であると書いたのは、去年の2月20日だった(ヒマここ)。

  今年も幹事をしてくれた彼女は、1年ぶりに再会するためのコンタクトをつけ るのに苦労していた。
  そこで僕は「なんかの名称をつけて、リストにして管理すれば?」と提案して みた。団体には名称が必要だ。そうだね、

かっこいい先生を囲む会

はどうだろうか?

  数日後の彼女からのメール。

>「ノブ飲み(かっこいい先生を囲む会)」ですが、

  おい、無視するなよ!
  カッコの中に入れて無視かよ!


  17時50分。
  19時になる前に家を出ればいいはず。もう少し横になってから、シャワーを浴びてヒゲを剃って

キレイなほうのパンツ

で発進することになる。有事に備えねば。結果的に長い日記になったよ。いや〜、本当にキツイです。

「先生、本当に具合わるいんですか?」
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