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はじめてのリレンザ |
2月5日 |
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今日も実況日記。
体調悪化で一気に書き上げる余裕はなし。
昨晩は楽しかった。
予想したように「バイキンうつさないで下さい!」と叱られてしまったが。結
局あらかじめマスクを用意していったのは正解。咳き込むほどではなかったけど
、それでも迷惑だったかな。中座するほど体調が悪化することはなかった。
帰宅は日付が変わる前。
就寝前の体温は37度5分。目覚めるたびに検温したところ、午前3時には38度
2分まで上がった。どうしたことか、全く汗がかけないのだ。体温が下がるわけ
もない。さすがに少し不安になった。だからって救急車を呼ぶほどでもないし。
7時20分起床。
熱は少し下がって37度5分に戻った。自宅の近く、徒歩2分のところに病院が
あるので行くことにしようか。マンションのエントランスに新聞を取りにいった
ついでに、様子を見てくる。
木曜休診。
はじまったよ(-_-;)
そうなんだよね、医学の世界って、木曜日に学会だか研究会だかがあるのが恒
例で、一般のいわゆる町医者は木曜にやってないんだ。新居に越して1年半、近
所の病院に行ったことがないから困る。どこに他の病院があったかなあ。
朝食は食パンとコーヒーとヨーグルトとヤクルトとイチゴ。
やはり食欲はそれなりにある。食べられるうちに、体力があるうちに病院に行
かないと。ネットで検索。う〜む、休診日の記載がないところがほとんど。記載
があれば木曜休診というのも共通している。4つくらいピックアップしておくが
、自転車での移動がきつそう。
今は8時半。
電話で近場の病院の診察を確認。さあいってきます。さて、診断がくだりまし
た。
病名:インフルエンザA型(@_@)
やっちまった。
インフルエンザの罹患(りかん)は人生で初めてです。診察キットが用意され
ていて、ほんの10分ほどで結果が出るんですね。方法は、
1、鼻の中に極細の綿棒を突っ込む
2、1をキットの薬品につける
というシンプルなもの。診察前に準備して(綿棒痛いよ!)、診察中に診断が下
る。医学の進歩ってすごいね。恐ろしいのは薬だ。
お医者「タミフルにしますか、リレンザにしますか?」
たけし「タミフルって、あの・・・」
お医者「そうなんですよねぇ、独り暮らしですかぁ。別に飛び降りたりはしない
と思いますけど、ちょっと医者としてはイヤな薬なんですよね。フラフラはしま
すよ」
たけし「(飛び降りたら終わりじゃないか)リレンザってどういう薬なんですか
?」
お医者「粉を吸入するんです。別に難しくはナイですよ。タミフルは普通の飲み薬です」
たけし「リレンザにしときます、面白そうだし」
お医者「(面白いってアンタ・・・)とにかくよく利く薬ですよ」
すでに自治体ごとの患者数は把握されていた。
僕の住む市で×××人というように。僕もその1人に加わったわけである。今
日から5日間服薬、原則としてあなたの存在は隔離、これからもまだ高熱が出る
可能性がある、など指導されてきた。解熱用の座薬までもらってきた。おっかな
いなあ。しかし女医さんはとても優しい人で良かった。
昨日のノブ飲みで彼女たちにうつしてしまった可能性が高い。
お医者に言われたように「感染の可能性がある」ことをメールで告知する。ま
ずいことになったなあ。あさって土曜日の用事もキャンセル。きのう書いたよう
に、
独り面会謝絶
となった。今は10時半です。
リレンザの説明書。
>リレンザを吸入する際には、椅子やベッドに座るなどリラックスした状態で吸
入し、吸入後は安静にしてゆっくりとお休みください。
こえぇぇ(・_・;)
意識失ったりするのかな。あまりにも怖いのでリレンザをネットで調べてみた
りもする。と言ってもウィキだけど。ふーん、この吸入という方法が面倒という
のがデメリットみたいね。発症後48時間以内の服用のみ有用性が確認されている
とか。んーと、48時間前は
「ノドが痛いから煙草を我慢」
と書いている。熱は出ていなかったから間に合ってるかな。吸入。なんか服薬の
実感がない。では、おやすみなさい。
12時半。
眠れなかった。空腹だったので外出し、ヒレカツ丼を買ってきた。当然のこと
ながら外食はできない。本当は外出すらダメなんだけど、独り暮らしだからやむ
をえず。ガツガツと食べていたらリレンザの副作用とおぼしき事象が発生。
猛烈な鼻水と汗。
汚くてすいません。いや、でも、なんだかすごい水分排出量なんですけど。頭か
らシャワーでも浴びたのかってくらい。ふたたびベッドへ。今度は熟睡。
16時過ぎ、目覚め。
体温は37度ジャスト。少し汗をかけたようだ。独りなので家事をやらなければ
いけない。洗濯物を取り入れて畳んでしまって、新たな洗濯物を部屋干しにする
。夕飯の下ごしらえをしておく。このくらいの熱なら何とかこなせるけど、体が
重いのなんの。なお、実況中継で書いているのは
時系列に書く方が記述がラク
だから。ベッドに戻るが、さすがに眠れず。寝すぎで腰痛が激しいけれど、整骨院には行けない。感染拡大禁止。
19時前、37度2分。
2回目のリレンザ服用。「ブリスター」なる包装が施されている薬を、専用の吸入器から吸い込む。味はしないし、咳き込むようなこともない。なんとなく、いけないクスリを吸ってるような気分にもなる。
夕飯のメインは肉豆腐。
他にはレンコンの酒煮やキムチやナメタケといった定番メニュー。食欲は全く落ちていない。ついでにビールとヌル燗も。食後酒にワインも。薬と一緒に酒を飲んではいけないはず。こんな記述を薬剤師の人が読んだら、
「お前、肝臓にどれだけ負担がかかるかわかってるのか?」
と思うかもしれない。いや、タブーではなくて、できれば避けるべきことと聞いたことがあるんだけど。今夜は高熱になるのでしょうか?
ここで日記を引き上げようとしたら、メールがバタバタと来た。
上記のようにインフル感染を告知した「ノブ飲みガールズ」2人の件名。
>ひぇ〜(*_*)
>ひょ〜(゜Д゜)
前者のガールは
>マジですか!?完全に手遅れですね!!
とも。ええ、感染してる可能性大です。でもまあ、健康な人にはカンタンにうつらないと思う。ヒトの免疫力や抵抗力って相当なモンだからね。うつったら、そりゃ僕のせいですがね(^_^;)
親友S君には「これって発症48時間以内に服用、というルールなのか」とボヤかして書いてみた。
彼からメールが来たのはただの偶然で、彼もノドの調子が悪くてと書いていたという事情。
>24時間だか48時間以内に注射か薬を飲まないと効かないらしい。
で、インフルなのか?
でもインフルだったら、こんな余裕はないので、たぶん違うとみた。
いや、本当にインフルエンザなんですけど・・・。
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