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不満の残る休日 2月11日
  うまくいかない1日だった。
  気持ちの良い、嬉しくなる、楽しくなる、元気が出て人生に前向きになれる、人としての成長の糧を得ることができる、人生の金言がそこにある、せんせいワタシを嫁にするのはやめてください、そういう日記を求めている読者様は、この日記は読まないほうがいいだろう。

「あの、先生の日記にそういうの、はじめから求めてないんで」


  9時起床。
  明かりをつけたまま寝ていた。昨晩は久しぶりに仕事があったせいか、夜の房事、じゃないや夜の雑用がうまく進まなくて消灯が遅くなったのだ。カンタンに言えば、

1、風呂に入る
2、飯を作って食べる
3、呑みながら日記を書く

の3点セットだ。それぞれの作業にモタついて、消灯(しなかったわけだが)は3時近かったと思う。

  起きてみれば祭日だ。
  それとも祝日だっけ。建国がどうのこうのっていう、えーと、ヘンなこと書くとレフトの方から大きなミカンが飛んでくるからやめておこう。ライトからもレーザービームが飛んできそうだし。

政治的ノンポリ趣味は嫁探し、しかし虚しく独身貴族

の僕です。それはともかく、世間的には嬉しいはずの休日も、世捨て人下流系の僕には無関係な休日である。

  うれしくない。
  プールが使えない。銀玉屋は混んでいる。世間は親子とカップルがはしゃいでいる(偏見)。スーパーの安売りがしょぼい。銀行などの公共機関がやってないも同然。しかも冬曇り。布団はおろか洗濯物も干せなかった。すごく寒いし。


  忘れていた「自己紹介」(別窓です)の説明の最終回。
  6枚目の写真は、キッチンの1部。当たり前か。フライパンと、その奥にトレ ー。これらでフレンチトーストを作るわけです。手前はコーヒー用品。つまり朝 飯作成グッズですね。奥は菜ばし置き場です。

  だらだらと読書して過ごす。
  HPの作業もヒミツの花園も授業準備も少しもはかどらず。昼食はふてくされてノリ弁。午後には昼寝もしたけれどスッキリしない。ただし体調は問題ない。夕方には何とか読書感想文が書けた。


  『モリログ・アカデミィ12』森博嗣を読了。
  ブログ日記の書籍化第12弾。
  このシリーズに関して知りたい人は『11』の感想文日記「ここ」へどうぞ。た しか『1』まで遡れるはず。

  このシリーズは次回の『13』で完結することになっている。
  ウェブ上のブログの連載は2008年末に終わっているはず。タダで読めるのに読 まないでこうして書籍化されてからお金を払って読んでいる、という話は以前の 感想文にも書いた。ウェブが書籍になるまで約3ヶ月かかるというシステム。し たがって最終巻は3月末に発売予定とか。

  森博嗣のウェブ日記は最後に近づいたということで、「これまでの総集編的な 内容」(あとがきから)となっている。
  いくぶん小説や文章に関する話題が多かったかも。その1つ、「で、君の意見 は?」から。

>そして、残念だけれど、大まかにいえることは、「どう書いても、読み手の大 部分は自分の都合の良い方向へ解釈する」ということである。書かれている内容 を客観的に捉え、自分のデータとして素直に吸収できる人は少ない。僕はよく「 誤解も理解も同値」と言ってきたのだけれど、書いたことがそのまま伝わること なんてほとんどないわけで、書いた者の力量や受け手の力量ももちろんあるけれ ど、基本的に人間どうしのコミュニケーションとはそういうもの、「理解」とは 元来不完全なものである、ということ。

  そうだよなあ、絶対に伝わらないことのほうが多いよなあと僕も思う。
  もちろん森はプロで僕はアマだからそのぶんの引き算はしていいと思うしして いるにせよ、たまに日記やエッセィの感想を頂くと、

「どうしてそんな誤読ができるんだ?!」

と微笑ましいオドロキを覚える。僕だって、1つの文章を書いたら3通りくらい の解釈があるだろうと想定して書いてはいる。含みを持たせ、読者に自由に読ん でもらうためだ。でも、だいたいはその3つの予想とはネジレの位置にある感想 を頂く。それが悪いってんじゃないですけど。

  ところで、誤解と理解は同値というはなし。
  どうだろう、村上春樹は「誤解の総体が理解である」と言っていたはず。僕は そこから少しズレて、誤解を積み重ねて理解に似たものに至ると思っている。1 つの事象をいろいろな角度から誤解して、

「どうやら僕の考えは誤解が多いらしい」

と悟った時点で(一応の)理解に至るとでも言い換えられるかも。

  しかしこうして書いていくと、引用文の最後と同じ結論にも至る。
  理解とは不完全なものだ、という事実である。これだけ興味深いエッセィが次 で終わってしまうなんて残念だな。


  将棋の王将戦は第3局2日目。
  ここまで1勝1敗。ねちっこい展開でワクワクする内容でもない。僕の機嫌が良くないだけかも。何のかんのと

朝10時から夜7時前までダラダラ観戦

することにはなった。結果は深浦挑戦者の勝ち。羽生は珍しく粘りのない指し方だった。コマが前に伸びていけないのでは、負けても当然かも。

  夕飯のメインはイカソーメン。
  ポイントは、いかに細く切るか。本当は軽く凍らせてから切るものだと思う。それなりに旨い。白菜とシイタケとショウガの煮物。白菜から出る水を活かした料理はアリかなと思う最近。ゆで卵の味噌漬けは24時間では漬かりきっていなかった。要検討。


  日記を書きながらサッカー観戦。
  日本とオーストラリア。ワールドカップの予選とか。本戦は来年あたりだっけ。相変わらず長いスパンでやってるんだなあ。これはこれで実力が試されやすいのかな。あれ、監督が「岡ちゃん」に代わってる。そう言えばそういうニュースもあったなあ。このくらいの応援レベルね(^^ゞ

  今は後半15分くらいのところ。
  それなりに良い試合なのかしら。中村俊輔ってもう30になったんだね。変わらず良い選手だと思う。他の選手はまだ名前も知らない人がほとんど。サッカーって、

油断すると点が入ってるスポーツ

だから、こうやって他のことをやりながら観るには向かないね。それでは。
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