予備校講師でわるかったな!





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棚上げが基本 3月15日
  10時起床。

・コマ落ち将棋で相手が本気を出さなかったので、手をかけることを決心。彼の あとをつけていくと、電車は遅れていて海神駅は大混雑している。「そんなこと 、およしなさいよ」と女が言うので犯行を諦めて乗車しようとするが、1本目は 混雑して乗れない。あ、次の電車が来た。良かった、空いてるぞ・・・

という夢だった。
  わりに象徴的な夢とも言えるにせよ、海神駅というのは何だろう。京成電鉄の 小さな駅で、降りたことは1回くらいあったかな。


  悪夢の目覚めは良い目覚め。
  朝食の定番メニューであるフレンチトーストの日(1日おき)だが、カロリ ーを考えてトーストにする。たぶん今夜の夕飯で卵を食べるし、バターも使うか ら。同じ食材を1日2回以上つかうのはできるだけ避けている。どちらもカロリ ーが高いということもある。食べる話ばかり書いているのに

僕はダイエッターである

とも書くのは、こういう地道な作業をしているから。

  トーストにハチミツをかけて食べようとすると、また凝固している。
  湯煎(ゆせん=容器をお湯の中にいれて熱すること)すれば溶けるのは知って いるし、実際に溶けるけれど、また固まってしまう。2週間くらい前に湯煎した ばかりだったのだ。そんな寒くはないと思うし、古くなったのが理由なのかな。 わからない。

  いつものようにTVで将棋観戦。
  佐藤と森内の準決勝は「相居玉」という珍しい戦型。おたがいに玉(ぎょく= 王様のこと)を動かさない急戦であり、力将棋であり、熱戦だった。

バランスが取れている将棋は美しい

とよく書いてきた。この対局がまさにその典型で、非常に面白かった。手に汗を 握るくらい。森内勝ちで佐藤のNHK杯3連覇(史上初)の夢は消えた。


  春らしい好天気。
  気温も15℃くらいで干し物も順調。気分もいいのでドライブ。牛丼の昼食をす ませて、いつもとは違う新古書店。半額セールをやっているせいか、好天の日曜 日のせいか、非常に混雑している。暑い店内で7冊をピックアップしてレジに向 かうと、50メートルくらいの大行列(-_-;)

  お前らそんなに貧民なのか。
  新古書であるだけでじゅうぶん安いじゃないか。まさか半額セールの日をチェ ックしてるのか。250円の本を125円で買うために20分も並ぶのか。お利口じゃな いのか。青山ブックセンターじゃあるまいし、カゴ一杯に本なんか買うなよ。脳みそ調べて貰え。


  並びました。
  人のこと言ってる場合かと笑う人もいるかもしれない。自分のことを棚に上げ て、と怒る人もいるかもしれない。でも、自分のことを棚に上げないで何かを批 判するって難しくないですか。たとえば、僕の場合は

・予備校講師であること
・男であること
・日曜日が休日であること
・独身であること
・30代であること
・貧乏であること
・愛車は自転車であること

などなど、これらに関係する事象を笑い飛ばすことができなくなってしまう。むしろ、自分に はない属性に関して批判をすれば、とられ方によっては「悪口」となるかもしれ ない。また同時に、自分の属性を批判することで、

人は内省することを覚える

と言えるかもしれない。ナイセイスルとは自分をかえりみることです。はぁ〜し かし、本当に20分も並ぶとは、時間の消耗だったよ(@_@)


  授業準備。
  新しい読者様もいることだし、たまには英語の話でも。「この先生、ただのテ ツ?」なんて思われても困るし。興味のない人は、その下の読書感想文にジャン プしてください。問題ごとの難易差が激しい春期講習Fクラスの短文編から。

  とネタを準備して書いたら長くなりすぎた。
  エッセイにして来週にでもアップします。代わりのネタは以下の通り。日本語 に相当する英語を書きなさい、という設問。

「うんたらかんたら」
「それは知らなかった」

“うんたらかんたら(←ここは英文)”
“Oh, that's (                ) to me.”


  こういう設問ってどうなんだろうねえ。
  なるほど会話ではよくある表現なのだろうから(「よくある表現」とは何かと いう本質的議論はここではしない)、口語表現の知識を問うという意味で成立し ているのかもしれない。が、じっさいに

生徒様というか受験生がどれくらい正解できるのか

という疑問が残る。入試問題だから、ある程度の正解率じゃないと意味がないか らなあ。出典が関学というのもビミョー(・_・;)

  選択肢があるなら、なんとか成立するんじゃないかというのが僕の見解。
  ただ、ハイレベルのクラスだと「そんなん普通に知ってるんですけどw」とい う顔をされることも多い。やはり学校教育は僅かとはいえオーラル重視になって いるみたいだからね。意外に中学校の教科書に出てる、なんてこともありそうだ 。

  このあたり、未熟な僕には予想がつかない。
  まあ当日に指名してみて、反応を楽しみたい。ある言語名を答えてくれたら、

「ああよく知ってるね、それもたまには出るね、ははは。ま覚えておこうか。知 らない人はメモって」

という反応をするつもり。関係者は「そんなんイマドキあんま出ないだろ」とか ツっ込まないように。あ、言語名だと「チンプンカンプン(ちょう意味わかんな ーい)」の意味ですのでヨロシク。


  夕方は相撲を観ながら本を読んだ。


  『にっぽん・海風魚旅5 南シナ海ドラゴン編』椎名誠を読了。
  シーナが日本の海べりに行ってビールを飲むフォトエッセイ。
  このシリーズはこれで完結ということでメデタシ。

  少し不満に思うところがある。
  どうも、当たり前なのだが、シーナが少し老けてきてしまったな、というとこ ろだ。特別にかつ具体的にどうこうというわけではないにせよ、何となく覇気が ないように感じられた。1944年生まれだから仕方がないのだけど。

  少し変に思うところもある。
  シリーズの最終回ということで、特別編としてベトナムの海べりを行く旅が描 かれている。しかも本書の後半3割くらいのページを占めている。

あの、これ「にっぽん・海風・・・」じゃなかったんですか

と言いたくなる。まあシーナのおとっつあんがそのヘンのことをよく考えて書い ているとも思えないから、どうでもいいけどね。彼のエッセイはもう30年近く読 んでいるから、善悪どちらの意味でも慣れた。このシリーズは5冊のどれからで も読めるので、機会があったらどうぞ。


  夕飯のメインは鍋。
  鶏もも肉はさっと焼いて、ゴボウは笹がきにして水につけてアクを取り、他の 野菜は白菜とシメジ。ゴボウのような根菜が旨いと思うのは老化だよね。ハンペ ンのバター焼き。ゆで卵の味噌漬け。他は昨日と同じで、消えてしまった来客用 の作り置き料理を処理する展開。

  明日は飲みの約束があるが、まだ確定していない。
  昨日(土曜日)相手のケータイに打診メールを打ったが、いまだに返事が来 ない。食材管理の問題があるので早く確定させたいものの、レスがないことには 動けない。家庭持ちとアポを取るのは非常に難しい。急かすわけにもいかないし 。気がつけば

今月の全休日は残り2日

となって、少しずつ忙しくなってきた気分ではある。まあ、夕方にしか仕事はな いんだけどね。ではまた明日。
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