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つよし君が服を脱ぐ機会 4月23日
  9時50分起床。
  惜しいな、20分だけ寝坊した。今年度は金曜日が定休で、木曜日が3コマなの で「休日前のがんばりどころ」が本日木曜日になっている。たくさん行動してた くさん授業をして疲れて帰宅して、

美味しいビールで週末を迎えたい

という気分でいっぱいだ。


  昨日の将棋名人戦の話題をちょこっと。
  郷田勝ちで1勝1敗のタイに。なかなか良い将棋だった。第1局と同様に、お 互いに最終盤が秒読みのようで、詰めの甘いところはあったかもしれない(4四 桂以外で詰ませる方法はなかっただろうか?)。

  が、これで

2局とも矢倉で後手勝ち

ということになる。
  矢倉は同型が多くなり、もっとも前例の多い戦型で基本的に先手有利という風 潮だから、面白い展開になった。2局とも不利なはずの後手から攻撃開始という ところも興味深い。

  こうなった以上は、徹底的に矢倉を極めて欲しいところだが、どちらかが手を 変えることもあるかも。
  郷田は居飛車にこだわるだろうから、もし手を変えれば羽生が相懸かりにする か、近年流行の1手損角換わりにするか。僕としては振り飛車(できればゴキゲ ン中飛車)を希望したい。でもまあ、相居飛車で維持されるかもな、という予想 。


  朝食にはコーヒーを飲む。
  いつも2杯ぶん淹れる。食事中に1杯食後に1杯で行動開始となるけれど、な にぶん起床が遅くて食後にのんびりする時間がない。各種干し物をバルコニーに 並べ、プールの準備をして「木曜日3点セット」をこなすべく外出。今日は昨日 よりもわかりやすい晴れ方。

  整骨院の先生にネタをふられた。
  今朝方にSMAPのメンバーがタイーホされたという話。泥酔して公園かどこかで全裸で寝ていて逮捕とか。ネットのニュースでチラッと見た程度の知識なので、詳細が違っていたらごめんなさい。

  その若い先生は「見たくねぇー」ということ。
  僕も別に見たくはないけど(ちょっと面白そうな気もするw)、酔っ払って脱 ぐ人ってときどきいるよね。逮捕されたのは変な抵抗をしたからでしょう。それ はともかく、このニュースを知って思ったのは、若いなぁということ。30代半ば くらいで夜中3時くらいまで飲んだくれるのもそうだし、脱ぐのもそうだ。

  分別がついてくるというか、

「そういうバカなことって、もうできないよな」

という諦観を覚えてくるのが30代かなと思う。
  僕なんか外で呑んでも、どんなに遅くても午前2時までに引き上げる。酔っ払 うのが面倒だし、眠いから。アイドルとしてどうなのかということは置いといて 、まあ大した犯罪でもない。どうせ

「SMAP・ザ・チン事」

とかスポーツ新聞に書かれる程度でしょうね(^^ゞ


  プールをこなしてスーパー。
  フードコートで昼飯はチャーハン。男子の姿は僕だけだった。こっちのほうが 恥ずかしいかも。さくさく帰宅して朝のコーヒーを温めなおせば、もちろん香り は飛んでいる。だが、それもいい。読書感想文を書く。


  『彼女が服を脱ぐ相手』小野一光を読了。
  22歳から33歳までの女性10人に性体験を語ってもらうインタビュー集。
  セックスを基軸にした視点でひとりの女性の人生を見るという意味で、まずま ずの好著。

  という紹介からすると、エッチな本に思えるかもしれない。
  たとえば、インタビュイー( interviewee ;インタビューされる人)が「元AV 女優でピンサロ嬢になったのちに更生して主婦になったはいいけど昔取った杵柄 (きねづか)で今はキャバクラで夫に隠れてバイトしてますぅ」という29歳であ るとか。あれ、これは僕の妄想か。本書ではこんな極端な例の女性は登場せず、 きわめて普通のどこにでもいる女性ばかりが取材対象になっている。

  文章が読みやすいなと思ったのは、本書がもともとウェブ連載であったためら しい。
  必要以上にワイセツなところもないし、30代後半の著者が恥じらいを感じなが ら年下の女性に性を質問するのもさわやか。ただ単に性生活をクローズアップす るのではなく、インタビュイーがどのような人生経歴を持つかにも言及する。

>初恋はいつごろだったんだろ?
「うーん、小学生のときに学校の先生が好きでしたね」
もうちょっと現実的な相手では?
「高校時代に同じ学校の先輩とかですね」
中学時代はとくにそういうことはなかったんだ。
「中学校まではなんかこう、流行みたいに付き合ったりするのがあるじゃないで すか。それで手紙を渡したりとかはあったんですけど、うまくいきませんでした 」
それは何年生のとき?
「たしか中2です。相手は小学校からの同級生でサッカー部の人」

  しかしもちろん主題はセックスである。
  どのような経歴をもち、どういう性生活を経て、今の自分が誰に接したときに 服を脱ぐのか。よびわる読者が妄想するような(僕が?)くだりは以下の通り。 上記の引用部分とは別の女性。

>二回目にはちゃんと入った?
「入りました。でも、かなり痛くて、なんかもう動けないんですよ。それにあの 脚を開く格好がきつくて……」
カラダがかたいの?
「はい。もう、あの姿勢がきつい上に、入れられて、動かされて、ただ痛いだけ でしたね。それにくらべて、相手はなんですっきりした顔してんの、みたいな」
初体験は高3の11月になるわけだよね。痛みから快感に変わるのにどれくらい時 間がかかった?


ここで引用おわりにするなよ!

と思った人が多いかな。読んだからどうってものでもないし、著者のあとがきも ないし、森下くるみの「解説」もひどいけれど、様々な女性の人生の遍歴を知る という意味でそこそこ良い本である。このくらいのレベルの本が、単行本を経ず に文庫化というのはいいね。


  柏校の授業は順調。
  4限のゼミは、扱う問題数を絞って説明量を増やしたのが良かったようで、手応えは良い。ただ、それでもいかにも設問が難しいのは事実で、Qクラスに向けた商品開発は急がれると思う。たしか去年も書いたし、ここに書いても虚しいことではあるにせよ。

  Qクラスは更に順調。
  グッと締まってきた雰囲気。カンフェリー(市進の生徒様指導職)の働きかけもあったのか、「のんびりまったりやってる場合じゃない」ということが浸透してきたようにも見えた。例年と違って、『エリーゼのために』の余談もすることができた。より詳しいことを知りたい人は「ここ」のエッセイをどうぞ。


  夕飯のメインはサーモン刺。
  やっぱトラウトじゃないと旨いな。少し高い(トラウトの2倍くらい)けどね。サブは昨日の鶏スペアリブの煮物の残り汁で2度炊きしたカブとシイタケ。味は良かったが

カブの皮がスジ張っていて

食感に問題が残った。これ、作ってみないとわからないというのが困る。大きめのカブにありがちということだけは判明しているが。

  今日からGW前の最後の1週間に入った。
  めずらしくワセヨビもGWに休講日があるので、ここから6日がんばれば長い休暇の日々になる。というほど忙しくないのが哀しいとは思う。でも、警官にマグナムを向けたらいけないよね、と思うのでした。
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