予備校講師でわるかったな!





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胃痛と貧血、これってまさか 5月21日
  時計が「9時です」としゃべった。
  寝室にあるそれは、叩くと現時刻をしゃべるというスグレもの。完璧なタイミ ングだとリビングに移動してTVをつける。今日こそ、将棋の名人戦中継ありま すよね?

  またも国会中継(-_-メ)
  飛び起きただけに失望もひとしおで、ソファに寝そべってボンヤリと見物する 。たまに見ると、まあまあ面白いかなとは思う。


  朝方から胃が痛かった。
  みぞおちのあたりだから胃じゃないのかな。僕は腸がひどく弱いけど、胃に痛 みを感じることはほとんどない。酒・煙草・コーヒーと胃に悪いものが大好きな のに何でもないから、生まれつきの体質なんだろう。しかるに、こうしてたまに 胃が痛くなると不安になる。

この程度の痛みだから、この程度で治るか(治らないか)

という予想がつかないのだ。

  腰痛は逆だ。
  飼いならしているというか、まあこんなもんだろうと予測を立てることができ る。原因は不明でも対処と展望があるというのは、逆説的に安心できる状態だ。 胃が痛いとそうはいかない。

  何かヘンなもん食べたか?
  食べ物で胃が痛むことはないかな。過食もしてないし、上記のごとく胃に悪い ものをとくべつ摂り過ぎたということもない。とにかく痛む。7時半ころに目覚 めたときにそう感じて、こうしてソファに寝そべっていても痛む。どうすりゃい いんだ。まさか、ストレス?

「お前の生活のどこにストレスを感じる要素があるんだっ!」


  木曜日3点セットは整骨院から。
  千葉県でもマスクの売り切れが相次いでいる、という話を聞いた。街中のマス ク率は1%にも満たないように思えたけれど、通勤電車の中などはそれなりにマ スク君はいるとか。そっか。そう言えば昨日あたり関東にもインフルエンザは上 陸したそうだ。

  プールは諦めた。
  整骨院にいるときから貧血の気配があって、シャワーを浴びたところで「こり ゃ、今日はムリ」と判断した。胃はかわらず痛くて、手のひらと足の裏に汗をか く。フラフラしながらスーパーに行き、昼食用に稲荷ずし、おやつ用にパンを2 つ買って帰宅。今日も27℃くらいで暑いにしても、冷や汗が出る。もうお昼過ぎ 。こりゃちょっとまずいな。

  昼食は少しだが食べることができた。
  胃腸の不良は一時的な絶食が良いとも聞くけれど、貧血の症状があるから食べ ないと授業が厳しくなるし、空腹時は胃液が出すぎて苦しくなる、という話も聞 いたことがあるような(真偽は不明なので文責放棄)。よく噛んで食べた。


  朝食のコーヒーの残りは捨てた。
  さて胃薬はあったかな、と救急箱を発掘。『パンシロン』を発見。

使用期限:2004.09

  ・・・大丈夫だろうか。
  買ったのは、「よびわる歴以前」の2003年ごろなのだろう。たぶん1度書いた と思う。使用期限の過ぎた薬をどうするか、薬剤師の教え子に聞いたこと。要旨 。

>飲んだからって事件が起こることはないと思うけど、まあ飲まないのが適切で すね

だろうなあ。人体実験気味だなと思いながら

えいっ

と服用してしまった。良い子の皆さんは絶対にマネしないように。


  出勤時間まで静養。
  貧血は横になってさえいれば大丈夫。貧血に関するエッセイはヒマ「ここ」。 30代になってからは頻度が減ってきているけれど、ときどきこうなる。なってみ なければわからない辛さだ。暗闇が怖い。

  ソファに横になって、おなかに手を当てていた。
  文字通りの手当てである。医学的な効能があるのかないのか知らないにしても 、手でからだを温めるのは気持ち良いものだ。誰だって、母親におなかをさすっ てもらった甘美な記憶を持っているだろう。たとえ自分の手であっても悪くない 気分だ。これを1つ間違えて、

患部に手かざし

となってくると、少しまたはかなりの問題が出る。

  通勤前にこの日記をここまで書く。
  急に起き上がって行動するとまた貧血を起こすから、椅子に座って慣らし運転 するわけだ。通勤時に体調が急変するというリスクもあるから、いつもより少し だけ早く家を出ることにする。

「這ってでもいいから教壇に向かえ、教壇にたどり着きさえすれば、きっと立て る」

というのが、僕なりに決めた予備校講師の鉄則の1つだ。病気による当日休講は 今まで一度もない。しかし、こういう時に限って3コマあるのだ。もつかな、も たせないとな。


  結果。
  無事に授業を完遂した。多少の異常行動はあったかもしれないけれど、それは ある程度までいつものことだし、授業が遅滞するとか中断するとかいうことはな かった。

  貧血は少し出た。
  比較的ハイレベルの講座で話すべきことが多く、やや息切れになるとめまいが した。間をとっているヒマがないというのが原因で、それは仕事だから仕方がな いとも言える。座らないで済んだことは嬉しくさえ思った。

  胃痛は激しかった。
  立ったまま喋りまくることほど胃に負担がかかるものもない。力説ポイントで 顔がゆがんでしまい、

「ハンサムな顔がゆがんでいて申し訳ない」

と釈明したらゲラされてしまった。せめて下くらい向けお前ら(-_-メ)

  夏期講習の担当について、3人ばかりの関係者と話した。
  その内容は「職務上知りえたこと」に該当するのでここには書かない。ちなみ に、今日から制度がスタートした裁判員に選出されても書けない。

「選ばれていない」と書いても法に触れるのだろうか、

という疑問は残る。話を戻して、やはり依頼書は未着なのでここでもリアル授業 でも担当講座の発表はしない。


  帰宅の電車では、たしかにマスク着用者が目立った。
  それでも3%くらいだろうか。感染者には着用の価値が高いと思うが、非感染 者の着用による防御効果は低いと思う。疫学的な知識はないけれど、経口感染な らば「自分の手から口へ」という経路が多いかと想像する。予防効果は

手洗い>>>うがい>>>>>マスク

くらいだろうと考えている。

  夕食は普通に。
  昨日のアジ刺は塩焼きにした。生モノはさすがにどうかなと思ったから。各種 野菜料理。ナスと大葉の塩もみは旨かった。セロリにはマヨネーズ味噌をつけて 。モヤシのナムルを食べきり、市販のラッキョウの残り汁に漬けた大根も良かっ た。

  お酒も普通に飲んだ。
  少し悩んでビール350ML1缶、続いて日本酒のヌル燗。胃がオドロクといけないの で(もう驚いているだろうが)、日記を書きながらの食後酒もヌル燗モード継続 。胃の痛みはないものの、おなか全体がゴロゴロするような気もしている。「お なかにくる風邪」の症状に似ている。熱っぽいような気がするのはたぶん気のせ い。

  書き終えて読み返して思ったことがある。
  まさか?


新型インフルエンザ 襲来


どうなんだろうね、早く寝よう。
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