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まじわることの楽しさ |
5月27日 |
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8時半起床。
・どのギャグを言っても不発で困っていたが、「随伴するってことです!」と言
ったら全員爆笑。良かった良かった
という夢が最後だった。ズイハンしてどうする?
午前中はテキスト作り。
きのう書いたワセヨビぶんのもの。まずは「MARCH」の講座名を考えた。
次に問題を選んで、例文を作り、ポイントをまとめ、全訳を書き、余談と宣伝を
書いた。とりあえず
荒っぽい初稿
が完成した。B5で4枚くらいになるだろうか。もう少し煮詰めてから校舎スタ
ッフに連絡をすることになる。
お昼前に外出してプール。
寝違えたようで首が痛く、それを言い訳にして550メートルでギブアップ。サボ
らないがムリもしない、簡単に諦めるのは、長く運動を続けるコツだと思ってい
る。少なくとも自分的には。体重は再び65キロを超えてしまった。夕飯の食べす
ぎという自覚があるので、どうにでもなるだろう。ついたくさん作っちゃうから
ね。
☆連載 読者の趣味ベツ割合3
「フィジカルネタが好き」→5%
おかしな話だと思うが、日記の展開上「プールの記述」をしばらく省くと、最近
は泳いでないんですか? と質問されることがある。毎日書いていると明らかに
情報としての価値が低いなと僕は感じるものの、読み手は意外に期待しているネ
タらしい。現実には、読者本人が運動をする余裕がなく、運動している記述を読
むことでカタルシスを得ているのだと思う。なるほど、自分がやりたいのにでき
ないことには誰でもアコガレに似た気分を味わうのかもしれない。
スーパーを経由して帰宅。
うす曇だがけっこう暑い。26℃くらい。布団を干すのは自重したけれど、洗濯
物はふつうに乾いた。すがすがしい季節は早くも通り抜けて、だんだんと梅雨に
向かっていく。
昼食の話は省略。
午後は午前中の続きや勉強や読書。昼寝をするヒマはなかった。
『おいしい おいしい』大橋歩を読了。
日常的な料理や食事について語るエッセイ。
お金を払って読む価値なし。
この著者の本を読むのは2回目だ。
1冊目の感想文はヒマ「ここ」。そのときもあんまり面白くないなと思ってい
て、とは言ってもまだ1冊だから偶然かもと期待して本書を試してみたが、上記
の通りである。暇つぶしにもならない。
良いエッセイって何だろうと昔から考えている。
読者に「読んでトクした」と思わせる。普通ではない視点がある。当然のこと
を異常な視点から書く。笑わせる。読者が体験できないことを書く。他にもいろ
いろあると思う。しかし残念ながら、本書には良いところが1つもなかった。し
ばらく(5年くらい)はこの著者の本を読まないことにする。いや、イラストだ
けは良かったんだけど。
さて、今日で1学期の前半は終わり。
去年までは長らく「1Bタームの終わり」と言っていたが、今年から市進独特
の「ターム制」が廃止された。理由は知らない。1タームは6週間で、前半と後
半に分かれていた。4月から7月初旬までで12週の授業があったということ。後
述するような様々な区切りの単位だったのだ。
今年は、テキストの記載によれば「1学期2」などと言うらしい。
1Bターム前半が「1学期1」で、1Cターム後半が「1学期4」だ(旧1Aタ
ームは「3月スタート講座」)。カッコわるっ。何かの経営的事情があるのだと
は思うにせよ、名称としてイマイチだよね。生徒様からすれば、タームが変わる
といえば
・テキストが変わる
・座席指定が変わる(これはタームに2回)
・科目登録が変わる(レベルや講座変更など)
と気分一新だったと思うし、講師の僕からしても、
「よし、これで1Bターム終了!」
と気持ちに一区切りをつけることができた。
「1学期2の終了」なんて思うと、なんか力が抜けるような気がする。
言葉の座りがわるいって言うかね。まあ、実質は何も変わらない。でも、ター
ムの終わりという言葉を意識することで、世界が切り分けられていくような気も
する。
人は言葉によって世界認識を作る
と言えるかもしれない。おお、なんかもっともらしいこと書けた。
異様に生徒様との関わりが多い1日だった。
授業前にAくんがやってきて、今日のプリントをくれと言う。今日。今日だと
? お前地雷踏んだな? なんでだと問い詰める。
A 「学校の中間試験がえっとえっとあのその」
僕「つまり、学校の試験を言い訳にして授業をサボると?」
A 「ひぃぃ、すいません。日本史の文化史がえっとえっと」
僕「具体的な言い訳はいらん。いま言ってもしょうがないから、次からちゃんと
調整しろよ」
A 「すいません。で、(同じ学校の)Bくんも同じ理由で休むと思います」
僕「あの、なあ(-_-メ)」
A 「すいません。で、きのう(同じFクラスの)Eさんも休むかと」
僕「なんだそれは?」
A 「・・・(個人情報保護法につき伏字)ってことだったんで」
僕「そっか、それはしょうがないな。今日は教室に生徒いないのか?」
A 「さあ?」
まあいいやと思っていたら、今度はCさんがやってきた。
先週休んだのは体調が悪かったからで、先週分のプリントが欲しいという。し
ょうがないなあ(女子には優しいの鉄則)。
C 「今日も体調が悪くて・・・」
僕「わかった、わかった、休みなさい」
C 「とりあえず1コマ目だけ出てみます」
僕「ムリしなくていいからな」
教室に行くと、体験受講の生徒様Dくんがいらした。
Qクラスからのクラスアップで体験ということ。気を使うな。QとFというの
はかなり大きな差があって、そこを乗り越えるお手伝いをするのも仕事のうち。
慎重かつ大胆にバリバリ進めていると、教室にノックの音。なんだと見ればカン
フェリー。
「遅刻ですいません、体験受講なんです」
詳しい事情を聞いているヒマはなく、さっさとFくんに座ってもらいサクサク
進行。
1コマ終わって講師室に戻り、そのカンフェリーに事情聴取。な〜んだ、そう
いうことか。いやいやホント、あの校舎を(削除)した影響は大きいよなあ。
休み時間に電話がかかってきた。
なんだか忙しいのう(@_@;) さきのEさんから。ええと、諸事情で欠席とい
うのは聞いているが、何か?
E「夏期講習のことで相談があって・・・」
だ、か、ら。この2週間くらい書いたように、生徒様にパンフレット配る前に、
講師に依頼書が出なければダメだっつの。やる気がある、学力がある、ひいては
問題意識を抱えているマトモな生徒様
に、不利益を与えてどうするのだ。
2コマ目終了。
授業後の教室でクラスアップ体験のDくんに感想を事情聴取。何とかなりそう
ということで来週から正式に参加してもらうことになった。ペンチェックの意味
がわからないというので、あとで講師室に来てくれと説明。
続いてFくん。
ざっと事情を聞いて、今後の方針を立てる。本来はFクラスより上の授業を受
けるべきだが、ライブ授業がない。でもFクラスを受講してみたら思ったよりレ
ベルが高かったとの感想。受講を説得する。要旨。
・つまるところ英語の授業である
・簡単すぎるのでなければ、様々な面で自習するよりメリットが多い
・高校生にとってペースメーカーとしての予備校の授業は重要だ
・授業を越えたレベルの具体策については、受講者なら個別対策も取れる
・ただし個人指導はしない、相談や添削だろう
・ライブ受講者なら、こういった意思伝達もしやすいではないか
せっとくにせいこうした。ドラクエみたいだが。
夕飯は昨日の続きが中心。
きょう作ったところでは、目鯛の西京味噌漬け焼き。牛肉とエリンギとシシト
ウの煮物。出勤前に作ったキュウリの辛み漬け。なんだかバタバタした1日だっ
たが、それだけに楽しかった。
忙しいって、何がわるいんでしょうか?
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