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たけし君のへいきんてき休日 6月11日
  たけし君は8時に起きました。
  まだとっても眠かったのに、

「そうか、今日から5連休だもんな、ゆー意義に生きるためには早起きだな」

と思ったみたいです。ふだんはきっと意義もなく生きているんでしょう。

  たけし君は朝食をとりました。
  きのうと違って、ロールパンを1つだけにしました。とぉっても高かったメロ ンを食べるから、そして果物ってたぶんけっこうカロリーがあるから、これでも お腹はもつだろうなあ、という判断のようです。ロールパンを1つ残して

明朝の食費を節約しよう

という腹積もりもあるみたいです。たけし君はびんぼうなのです。


  たけし君は朝にいつも本を読みます。
  短くて5分、長くて30分。たわいもないお話を読んで、コーヒーを飲みながら 、今日はなにをどういう順番でやろうか、と考えるみたいです。だから、むずか しいお話や面倒くさい本は、朝には読まないのです。今日は15分でした。

  たけし君は少し仕事をしました。
  定例試験のプリント作りです。1円にもならないことをじっくり進めるのが、 たけし君の主義です。時間をかける、手間をかけることが、たけし君の人生にとって、とっても大切なことなのです。原案ができて、あとはレイアウトと削除をす ればいい、という段階まで仕上がったみたいです。

  たけし君はお外をみます。
  朝からべったり雨です。よのなかの全てを湿らすことだけを目的にしたように 、雨はきのう遅くからじっくりと降っています。でも、お昼前になったら小雨に なったので、たけし君は外出することにしました。今日も同じ一日なんだな、

休日なのに、連休なのに、

とかみ締めているみたいです。


  たけし君は水泳が好きです。
  こんげつの初め、泳ぎ始めてからまる10年目に入りました。泳いでいると、誰 ともコミュニケーションをとらなくていいから、たけし君は泳ぎます。ひと嫌いなのです。ただじっと、そして急ぐことも慌てることも必死になることもなく、

人生のあれこれを想像しながら

泳ぎます。今日も同じでした。650メートル、きのうラーメンを食べたせいで体重 は65キロを超えてしまいました。

  今日もたけし君はスーパーに行きます。
  コーヒーの安売りがあったからです。お酢を切らしていたからです。コーヒー フィルターも残りが少なくなっていたからです。豆板醤もストックを切らしてい ました。ついでに紅茶とキャベツを買いました。たけし君はびんぼうだから、

ひつよう最低限でさいだいに楽しい生活

を目指しています。スーパーを移動して、いつもより安くなっているお刺身を買 いました。たけし君は嬉しそうです。


  たけし君はお家でお昼ごはんを食べました。
  五目チラシ寿司と、カップめんです。ダイエット中なので、『緑のたぬき』は 汁をほとんど飲みませんでした。食事には

1品でいいから温かいものを含めたい

という考えがあるみたいです。そして、遅い午後が始まりました。

  たけし君はパソコンに向かいます。
  すると、勝手にパソコンは再起動。また始まったか、とたけし君は独り言をし ます。またメッセンジャーの具合がおかしくなりました。さっきまで

ウインドウズ・ライブ・メッセンジャー

だったのに、今はただのウインドウズ・メッセンジャーになっています。困りま す。ホットメールの受信トレイに入れなくなってしまいました。

  たけし君はパソコンが苦手です。
  カタカナがたくさん出てくるからです。まぎらしい名称がたくさんあるからで す。1時間くらい、自分でもよくわからない作業をやって、ぶじに復旧しました 。こういう時間に、たけし君の休日は食べられてしまうのです。でも、たけし君 はがんばり屋さんだから、読書もしました。


  『スーパー書斎の遊戯術』山根一眞を読了。
  書斎にいかなるモノを持ち込んで、いかに楽しむかを語るウンチク 系エッセイ 。
  文章はねちっこく内容はしつこく疲れるが、人によっては楽しめそ う。

  書かれたのが1980年代の中ごろなので、なつかしいというか「それ 古すぎるん じゃないか」と感じる部分が多かった。
  ファックスたるものが発明されて便利だ、というくだりは理解でき なくもない (この時代に作家が書くエッセイにはこの話題ばかり出てきて食傷する)。よく わからなかったのは「ファイロファックス」。文章を読む限り

システム手帳のすごいやつ

みたいに感じたけれど、この手帳(であることだけは確かに読み取れた)はなん と36,000円もするのだそうな。今の時代で言えば『アイフォーン』みたいなもの なんだろうか。

  あきれかえったのはワープロの話。
  タイトルは「許せないワープロの登場」。書き出し部分を引用。

>日本語ワープロ、キャノワードが書斎にやって来たのは、昭和五十七年十一月 のことだった。すでに四年と四ヶ月。リース料総額百三十七万四千円。毎月、二 万二千九百円の支払いを続けること、すでに五十二回。この悪霊のような支払い 、もあと八回で終わる。

  なんじゃあそりゃあ(@_@;)
  昭和五十七年は1982年。本書によれば、リースではない本体価格は 260万円だっ たそうな。ワープロをリースするなんてことがあったのも驚き。本書には他にも TV電話やビデオカメラ(デジカメではない)などの電子製品の話題がたくさん あって、どれも時代を感じさせるものだった。そういう僕も、2004年6月24日

22型ワイド液晶TVを24万円で買っている

んだけどね。時代には、いつも羽が生えている。オススメ度はそこそこ程度。


  たけし君はタイクツをきらいます。
  早めの夕方には、ぎんだま店へ出かけました。予定した行動です。今日はエヴ ァのイベントがあるから、どのタイミングで発進するかじゅうぶんに考えていた のです。遅めの夕方になって店が混んできてもアウト、早すぎる発進だとエヴァ のじゅんびができていない、という計算です。

  たけし君はしんけんに打ちます。
  ちゅうい深くさまざまな台の動きをみて、よくわからないけどクギを見て、こ れぞという台を見つけたタイミングで席について、ダメだと思ったら早めにあき らめます。

ごはんを食べられるかどうか

がかかっているのです。雨はやんだけれど湿気が多くて、ぎんだまの動きが変化 しやすいことも考慮にいれます。

  たけし君は勝ちました。
  カヲルくん覚醒モードでは5れんちゃん止まりでしたが、ちょろちょろと台を 変えた効果が出ました。アスカさんのとつぜん「どぉりゃああああ」にも萌える ことができました。3時間じゃくで、じきゅう1万ちょっとの結果でした。こう いう時は、

勝ったお金を散財すべく

酒店に寄ってから帰宅します。お金はつかってこそ意味がでると信じているから です。にほんしゅとワインを(両方ともすこし高いやつ)1本ずつ買って帰りま した。


  たけし君はおいしく夕食をとりました。
  天然のカンパチ刺はおいしかった。養殖と違って、脂がしつこくない。天然の ヒラメ刺はちょっとハズしました。やっぱヒラメは高いほうがおいしいみたい、 と反省しました。ほかには、キムチ納豆。モズク酢は、

海草にしかない微量栄養素を摂るため

に食べています。ハンペンチーズ。新ゴボウと油揚げの煮物はハンパな味だった みたいです。

  たけし君は日記を書き終えてから本を読みます。
  こうして、同じようにして年をとっていき、もうすぐ死ぬのだなあ、というこ とを考えながら。たけし君は、いつも何かを考えているのです。きっと、

誰よりもこどく

なのです。これがたけし君のふつうの1日なのです。
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