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やっと連休です |
9月6日 |
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8時10分起床。
夢の中ではなく仕事に関する考え事をしていて、目が覚めてしまった。まだ7
時間足らずしか眠っていないにしても、寝坊する理由もなく起床することに。今
日と明日が連休で、連休は1ヶ月ぶりだ。有効に使える希望も予定もないけれど
、
ムダに使いたくはない
と思うのは世間並みの大人になったってことでしょうか。なってるの?
午前中は雑用とか仕事とか。
授業準備を続ける。水曜日の速読ゼミとFクラスをどうするか、なんとなく方
針が決まってきた。それぞれ最初の3回分はコンプリート。初めて担当するレベ
ルの場合、
どういう見通しで1回の授業をするか
ということをしつこく考える。ある1回の授業は、その回のためにやっていない
。
若いときはこうではなかったと思う。
1回ごとが勝負で、その1回だけ見つめて準備をしていた。でももちろんそれ
では限界が出てくることをだんだんと知って、次の回を見ながら、その次の回を
見ながら、さらにその次を・・・と考えるようになり、今のように3ヶ月ないし
半年先を考えるようになる。そうして(彼・彼女・僕なりには)良い授業が構築
されていくのだけど、
それが必ずしも生徒様にとって魅力ある授業には見えない
ということも出てくる。生徒様は若いから、今日のために生きているせいだ。
このあたりのギャップをどう埋めていくか。
その埋め方がわからなくて右往左往しているのが、この数年の僕だろう。この
話はまたそのうち。通年プリントの作りなおしは進行中。これはどちらかと言え
ば作業的にできる。学期開幕時はいろいろと忙しい。8月30日に書いたように、
>来週の火曜日(注:8日)には落ち着く
という予定通りに進行している。
TV将棋のNHK杯は面白かった。
永世名人位を持つ森内九段に、19歳の豊島四段が挑戦するというもの。格があ
まりに違うが、こういう対局が発生するのがこの棋戦の面白さ。何しろトーナメ
ントだからね。豊島四段が勇猛果敢に挑んでいく展開に。
結果は、さすがに森内九段の勝ち。
豊島も粘ったけれど、最後は結果的に大差になった。僕がネットでかならず観
戦するタイトル戦には重鎮しか出てこないから、たまにはこういうのも面白い。
ところで、今日の矢内女王のお召し物は何だったのか。
学芸会の出し物かお前は
と思った視聴者が多かったはず。矢内は美人だから許されるのかもしれないが、
ちょっとアレはないだろ。お好きな人は「ようつべ」で検索でもして下さい。
朝から気持ちの良い晴れ。
最高気温は28℃くらいで、仕事をしていると汗が出るくらいだが、湿度が低く
て爽やか。干し物はすべて順調に推移し、流れがおかしいが昼食は家でカレーラ
イスを食べた。昼寝は1時間10分。
開け放した窓からの風を受けて眠る
のはステキだ。僕の大好きな秋がやってきつつある。もちろん読書。1日の持ち
時間を気にせずに読める連休初日はありがたい。
『ほとばしる副作用』辛酸なめ子を読了。
漫画家兼エッセイストによる毒舌エッセイ集。
人としてどうなんだお前、と言いたくなる毒舌がさわやかに心のヒダを叩く、
とまで書けばほめすぎか。
著者の名前はずいぶん前から知っていた。
僕は芸能人か何かかとカンチガイしていて、何度かその著書を手にしたものの
、立ち読みするに至らなかった。本書の前半をチラッと読むと、今は亡き
ナンシー関をほうふつとさせる
悪辣な文章があったので、思い切って購入した。表紙見返しにある著者近影も薄
幸感が漂っていて良い。
意味のわからない箇所は多かったが、なんとも読ませる文章だ。
よくわからないけど面白いというのは、うまい文章の1つのあり方だと思う。
「解説」にも指摘されているように、過去及び現在の自分へのうらみ・つらみが
文章のあちこちから溢れ、他者に対する嫉妬・そねみ・ねたみ(同じか)が文章
を書く原動力になっている。
癒されないカルマを抱えた薄幸女
というレッテルを貼っても良いと思われる。倉木麻衣について。
>倉木麻衣(デビュー時)の顔を見た瞬間、封印していた小学校時代のいじめられ
体験が走馬灯のようによみがえり、発作的にリストカットしそうになりました、
日本中のいじめグループ主犯格の女子の顔の平均値を出したら倉木麻衣になるに
違いありません。あの底なし沼のような残忍な邪眼……。後日「倉木麻衣はいじ
めグループのリーダー格だった」という噂を聞き、やっぱり……と思いました。
CDジャケットの彼女と眼が合った途端、蛇ににらまれた蛙のようになって、そ
のままレジに持っていった元/現いじめられっ子が購買層の多くを占めるような
気がしてなりません。
付き合いきれないという人も多い文章かとは思う。なるほど、言われてみればあ
れは「邪眼」かもしれんなあアレは、と僕は感じたのだけど。
夕飯は昨日の続き。
メインはできあいの揚げ物にアンカケをかけたもの。料理名がないのもひどい
が、
「アンカケをかけた」
も相当ひどい。出し汁に味をつけて、シメジを煮込み、片栗粉でアンを作る。レ
ンジで温めた揚げ物(豆腐と白身魚)に水菜を少しだけのせて、アンをかける。
そろそろ温かい料理が中心になってくる季節なので、この手の料理の研究に取り
組みたい。
他に書くべきところでは、ナスと自家製大葉の浅漬けかな。
大葉はまだ成長しているが、そろそろ終わりになるのだろうか。これはガーデ
ニングの話題にするべきかも。植えて3ヶ月足らずで、2週間に5枚ずつ収穫でき
ている。日当たりなどの条件が揃えば、もっといけるはず。なにより、
香りが市販品とは違いすぎる
から、自作する価値が非常に高い。ちなみに買ったのは1株で、150円くらい。そ
そった奥様は来年の初夏に試してみてください。
ただノンビリと過ごした。
何もない、誰とも話さない休日が好きだ。時間は無為に過ぎていくわけではな
いが、人から見ればそうなるかもしれない。病的な孤独癖に磨きのかかる連休初
日だった。
追記:エッセイ320「いただきます」をアップしました。 |
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