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自責の念 9月14日
  世間に対して、後ろめたいと思うことが1つある。
  僕はたぶん、子孫を世界に残していかないということだ。子どもを作らない、 育てないということである。ひょっとして、万が一だが、結婚することはあるか もしれない(あるんかねえw)。でも、おそらく

僕は自分の血を世界に残さないまま

消えていく。もちろん先のことだからわからないにしても、その予感はあるし、それを自分が志向していることの自覚はある。

  8時半起床。
  嬉しくなるほどの悪夢だった。

・群馬県の水上まで行かなければいけない。レンタカーを借りて、ここから2時 間で行けるだろうか。今は午後の2時。小学1年生の次男に問えば「どうだろう 」と言うし、3年生の長男に訊けば「帰りは暗くなっちゃうね」と答える。朝か ら出ればともかく、この時間からだと日帰りは厳しいなと思う。

7歳と9歳の男の子。朝食を取りながら冒頭のことを考えてしまったのは当然か もしれない。現実になっていたかもしれず、現実にはならなかったことだ。


  買い物に出た。
  日常の食品ではなく、わざわざ街に出て買うものがあったから。そうするつも りで買わなかったのは靴とベルトだ。そろそろ新調したいと思っていたけれど、 目が合わなかった。日常に使うものは、気に入ってこそ買いたい。


  買えた1つは、メガネ
  6年前に買ったそれのコーティングが剥がれてきたからだ。授業で僕がかけて いる、フレームの細いやつ。1セットで5万円くらいしたと思うんだけど、忘れ てしまった。だから片方のレンズだけ交換するつもりだった。

  が、よくある結果に。
  そうですね、フレームごと買い換えたほうが安いってこと。僕が所望するよう に1枚だけレンズを換えると2万円、同等品の

フレームとレンズ2枚で2万円以下

ということである。価格設定があってないようなのは、高額な布団と同じだろう か。そんなバカな話があってたまるかと思うけれど、これが高度資本主義社会の 名残りってことかな。モノを大事にしないことが美徳。


  かなり悩んでフレームを決定。
  とうぜん視力検査になる。どうせ悪くなっているのだろうと思った結果は。

右目裸眼:0.1以下
左目裸眼:0.05以下

左は以前と同じ程度(0.06だったような)だが、右が急激に悪化(0.5だったはず )した。左右の差が縮まるのは良いことだが、とヘンな励ましを頂戴する。そろ そろ年齢的にも近眼の進行は止まるはずなんだけどなあ。ちなみに、それが止ま ると

今度は老眼が始まる

そうである。とうぜんこの年齢でも始まっているし、そもそも老眼は全般的な肉 体老化の1種で、避けることはできないとか。


  調整などで時間を食った。
  出来上がりは後日なので、かけるのは来週の木曜日あたりからになる。今のフ レームとほぼ同じようなものを選んだので、生徒様には特に気がつかれないと見 る。店を移動して、今度はおズボンを買う。

  春秋ものの綿パン。
  ズボンを買うのは苦手だ。ずいぶん前にも書いたと思うが、僕はいわゆるデッ チリ(でかい尻または出てる尻。漢字で表現できるのだろうか?)なので、ピッ タリくるサイズがめったにないのだ。

ウエストで選ぶとケツ周りがきつい

ということである。どうかなと思いつつ、ツータックのそれをもって試着室へ。


  店員のオバサンにスパッと言われる。

「お客さん、ツータックあってないです」

  ハッキリ言うなぁ(・_・;)
  腿のまわりがダブついて見えるとのこと。一般に細身の洋服が流行しているこ ともあるのだろう。「ケツがでかいので」と言い訳をするか迷っていると(恥ず かしいじゃないかそんなこと言うの)、

「お仕事か何かのご都合ですか」

と仰る。いや、ドレスコード無視業界にいるんですけど(とは言わなかったが) 。モジモジしていると、

「ノータックいきましょう、行けます!」

と断言された。

  そうですね。
  ユッタリした衣服って、どうしても老けて見えるし、全体がダラしなく見える から嫌われる時代なのだ。「おじさん改造講座」みたいな記事は、ほぼ全て

>ゆとりを求めた服はかえって体にあってないと見られるから、体にフィットし た服装を選びましょう

というトーンになっている。

  彼女が持ってきたノータックを試着。
  どうしてもお尻のあたりがキツイが、明らかにこっちのほうがスッキリしてい る。ウエストは82センチのものを選んだが、実際にウエストだけだと79センチで も問題ないはず。しかし

それではケツの問題が解決しない

ので、そのまま82センチで。


  裾上げを待つ時間つぶしに書店へ。
  悩んで文庫本1冊購入。その足でカレー専門店へ。倉木麻衣に似た若い女性が 独りで食べていた。う〜んやはり邪眼だよな(ヒマここ日記)と思いつつ鑑賞す る。綺麗な顔をしているのに仏頂面というのが良くない。女は愛嬌だぞお前と思 っていたが、

独りメシでニコニコしている若い女

というのも不気味かも。マトンカレーとナンはひどくまずかった。珍しく残して しまったくらい。

  帰宅すれば早い夕方。
  予定通りに銀玉店へ出撃。今日は出費が多かったから取り戻さないといけない 。3万くらい勝てばいいだろう。しかも、おあつらえ向きなことに、

今週は6連休の前週

である。カタギのサラリーマンが土曜日から水曜日まで連休で、そこで回収モー ドになることは見えている。だから、エサ撒きとして今週は出るのである。ここ で打たなかったらバカ丸出しなのね!


  38,000円ストレート負け(@_@;)
  ストレートとは、1度も大当りを引けず、ただ打ちこんで帰ってきた状態のこ と。ドラマは何もなかった。こういうの、困るンだよね、日記に書くことがなく なって。負けるにしても、どうせならストーリーが欲しい。好きな人にしかわか らないように書くと、

リラックス系アスカ→右金プレート→左右同時停止→遅れ綾波レイ背景→第6の 使徒→うわぁぁぁぁぁぁぁ・・・

みたいに。勝ちたいのはヤマヤマだが、それよりも何よりも欲しいのはドラマだ 。

  それにしても不調だ。
  5〜6月の快進撃がウソのようだ。夏期講習で店に行けなかった(つまり流れ が読めなくなった)こともあるだろうし、僕自身の運気もダウンしているのかも 。それでも、立ち回りの悪さに関しては自分に責任がある。

「自分を責めないで」

というのは大嫌いな言葉だ。自分を責めてこそ、成長できる。さぁ次はいつ打ち にいくかな。


  帰宅して夕食。
  メインは刺身。いつものように3日目となるカレイは酢と塩でしめておいた。 きょう買ったのは小ぶりのアジで、これも旨かった。できる限り毎日のように魚 を食べたいものだ。昼間のリベンジでレトルトカレーをつまみにしつつ、安ワ インのペリエ割りを呑みつつこの日記を書いた。

係累を持つ資格は、僕にはない。

と考えながら。いつも自分を責めよう。
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