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払うべき代償 9月30日
  ウイスキーは僕の体にあわないようだ。
  特別な二日酔いにはならないけれど、翌朝の体は重くなる。眠りそのものも浅 くなる。今日なんか、こんなに涼しいのに

毛布1枚がけで寝汗

をかいた。自律神経のバランスが崩れたりするのかもしれない。そうは言っても ウイスキーはとても好きだから、やめるつもりはない。量と機会を減らすだけ。 何かのときの楽しみにとっておく、という生き方もいいかもしれない。


  9時起床。
  朝から雨が降ったりやんだりでプールはサボタージュ。たぶんフランス語。雨 の中の外出がキライだから。昼食は家でパスタ。レトルトのカルボナーラ。たぶ んイタリア語。朝と夜は自炊が原則なので、昼飯は手軽に済ませたい。室内運動 は腕立て伏せ。今日は50回くらい頑張ったかな。別名は push-up 。これは英語。た めになることを書いてみました。

「ならねーよ、バカッ!」


  将棋の王位戦は最終第7局の2日目。
  挑戦者の木村が3連勝で初タイトルに王手をかけ、そこから深浦王位が3連勝 で将棋界2度目の「3連敗4連勝」に挑んでいる。終日ネット観戦。

  ネット中継の質が良くない。
  先日の王座戦(9月25日の日記)とずいぶん違う。盤面のサイズが大き過ぎて 、僕のノートPCだと盤面全てを同時に見ることができない。たしかに最近のP Cは大画面が増えているけれど、ネットは閲覧弱者にある程度あわせるのが普通 かと思う。『よびわる』の画面の横幅が狭いのは、そのあたりを考慮したものだ 。

  さらに、解説がわかりにくい。
  誰の解説なのか不明だし、言葉が足りなくて意味不明瞭のコメントが多い。61 手目の解説。

>△6一金か△4四飛か。どちらも難しいようだ。

  「どちらも」というのは、この2手の指し手のことだろう。
  が、この場合の「難しい」は後手(△は後手を示す)が不利ということなのか 、先手が不利ということなのか不明だ。あるいはひょっとして、「どちらも」は 先手および後手を指していて、優劣不明という意味で「難しい」のかもしれない 。

・どちらを指しても後手が不利
・どちらを指しても先手が不利
・どちらを指しても優劣不明

  書き手がいずれかのニュアンスで「難しい」と言いたいのは理解できる。
  ただ、内容が内容だけに、一般の閲覧者は「プロはどっちが有利だと思ってい るのかな」と知りたくてコメントを読んでいる。だから、

どういう意味で難しいのか

を書いてくれないと、読んでいても意味が通じないのだ。コメント入力者の能力 がないのか知らないけれど、ネットには文字制限がないのだから、もっときちん と書いて欲しい。これもまた、自戒をこめてという趣旨の感想だ。


  帰宅後に結果をチェック。
  なんと、深浦王位の防衛。おいおい。木村はあらゆる面で力が入りすぎたのか 。もうタイトル戦にも慣れたころだし、3連勝で奪取は確実と僕は思っていた。 さすがに傷は深いだろう。初タイトルへの壁はとうぜんあるけれども、

ここは明白なチャンス

だっただけに残念すぎるだろう。同情はできないが、気持ちはわかる。また脱毛 が進行するかもしれない、なんてヒドイこと書くのね、僕(^^ゞ


  プールをサボったので、けっこう時間があった。
  HPの作業は直前講習について。市進からの依頼書はまだ到着していない。と りあえずフレームだけ作っておいて、到着2日後にはアップしたい。ワセヨビの ほうは8月18日に到着済み。2年生だし、

現在の担当クラスレベルには一致しない

講座だから、公開を急ぐ必要もない。ヒミツの花園も1時間半。


  速読ゼミは順調に。
  いつもは80分で長文3題+その解説というハードな進行で来ていたが、今週分 はそれもキツイと見て2題に減らした。こうすればこうしたで

説明過多の授業

となってしまい、1分30秒の延長になってしまった。ここでも生徒様に謝罪。な にぶんFクラス対応のこの講座を担当するのが初めてなので、毎週が試行錯誤で ある。授業進行に悩むなんて、ウブな感じで懐かしい。


  Fクラスもほぼ同様。
  ほどよく指名して、僕の希望よりもやや少なく間違ってもらう。それでいい。 ときどき、指名することについて誤解があるようなので、シンプルに基本的な考 えについて書いておく。

  知識の欠落で間違えた部分を責めることはしない。
  覚えるべきことの指示はしても、覚えていなかったことは気にかけない(覚え ろといえば覚えてくるから)。思考の欠落というシステムの甘さを指摘して回る 。問題点はまだまだタップリある。

「この問題のポイント・要点はここだ」

なんて指摘されているようではハイレベルではない。それを生徒様が自力で探し てくるから、指摘が役に立つ。厳しくやって、入試で結果を出してもらうつもり 。自信はある。

自分に厳しくなるのがどれほどキツイことなのか、

習いある手筋を知っている高校生にはわかるだろう。この「習いある手筋」こそ が、受験で戦っていく基礎体力になる。きょうもにっきがムズカシイデスネ、シ ャチョーサン。


  夕飯のメインはシマアジ刺。
  めずらしく天然ものが手に入り、しかもふだんの養殖ものより安かった。そし て旨かった。養殖のそれは脂が多くて美味しいけれど、天然だと脂は少ないが

プリプリッとした食感

がダンゼン良かった。いま、見事な比喩を思いついたけれど、教育上の配慮から 省略する。若いと、身が弾ける、みたいなことだ。

>え〜、「先生」としてどうなの?

それは今さら確認しなくて良い。ま、リアルライフで「まるで君は天然のシマア ジのようだ(以下略)」なんて言ってしまったりすれば、それもなかなかのオヤ ジかも。おいおいおい。

  サブは煮物。
  市販の鶏ツミレの小鍋。といってもガスレンジで鍋を使い、出し汁で温めて水 菜を加えただけ。味付けはポン酢ではなく、自家製ナメタケ。このナメタケ、

味の濃い汁が残ってモッタイナイ!

と思ってたんだよね。結果は成功。ナメタケを作った汁だから、ちゃんとキノコ のエキスが味として出てくるんだね。あと1ヶ月もすれば鍋物のシーズンだから 、湯豆腐などに活用していきたい。


  これで定例試験休み。
  僕は月曜日までの5連休になり、特に予定はない。いや、あるのかな。そのあ たりをどうするか、考えているところ。
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