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実力通り 9月25日
  日記の短縮化は順調にすすんでいる。
  新居にうつって2年と少し、在宅するのが楽しくて日記が長くなりがちだった 。すると日記が長くなる。そろそろ新しい妻と同じで飽きてきたので(経験はな いが、想像)、短くしてもいいんじゃないかと思っているところ。


  9時起床。
  なかなかの秋晴れで、干し物全開。最高気温は27℃くらいだろう。まだ本当の 秋晴れといった涼しさはない。今日は25日なので、室内の観葉植物に水をあげる 日だ。月イチの行事。

  サンセベリアは、今年は花をつけなかった。
  去年おととしと2年連続というのが異常事態だったこともあるだろうし、今年 は大幅な株分けをしたこともあるんだろう。4つの鉢の1つは順調に生育し、2 つは不調、1つはふつう。

1ヵ月後が今年最後の水やり

で、ソノ後は休眠に入る。来年の初夏はどういう生活をしているだろうな、と思 う。植物を育てるのは、時間意識を育てることでもある。ほっておくと、時間は ただ流れていってしまうので。


  将棋の王座戦は第3局。
  今回はウェブ中継が豪華だ。コメント欄に複数の棋士の見解が出て面白い。こ れについて渡辺竜王はそのサイトで以下のように紹介している(9月5日のエン トリー)。

>コメント欄の高橋九段、村田(智)六段、村田(顕)四段による解説は「自宅解説 者」制度の第1号。この制度のメリットは、ぶっちゃけって言えば、解説者を現 地に派遣する際に生じる経費(交通費、宿泊費)が掛からないことです。さらに自 宅からなので仕事単価も安く済みますし、その分、複数人にやってもらえるので 充実する、という狙いでしたが、本当に素晴らしい内容でした。

  詳細は不明だが、チャットで「会話」をしてから編集しているのだろう。
  経費が安いというのもイジマシイ話だと思うが、今の将棋連盟にお金はあるま い。最近は宿やウェブ中継といったものにお金を出してくれる

スポンサーがつきにくい

という事情もある。不景気は将棋界にも影響を与えている。

  進行中の王位戦などは、第6局と第7局が同じ会場(秦野市の『陣屋』)なん ていう奇妙な現象もあった。
  しかも、

第6局が終わった時点では第7局の会場が未定

だったから、よっぽどせっぱ詰まっているのだろう。たしかに『陣屋』は数々の 名勝負を生んだ対局場だけど、同じタイトル戦で連続して使う必要はない。ひょ っとして、「神奈川だし、(対局者・関係者の)交通費が安くて済むよな」とい う理由で選ばれたのでは。


  久しぶりにヒミツの花園。
  あれあれ、6月19日以来だ。いろいろ忙しかったからなあ。でも、これから2 ヶ月くらいは集中的にできる。今月中にペースを取り戻したいし、取り戻せる。 それでどうなるというものでもない。ただ、

それを自分への言い訳にしては人生負けだ

と思う。夢は果たされなくても構わないし、大抵は果たされないが、ハイそうで すかと諦めていては人生が面白くならない。

  腰痛はまだ良化せず、プールはサボる。
  来週の火曜日には再開できると思うが、正直なところ自信はない。何が怖いか といって、太ることだ。初期中年は油断すればすぐに太り、気をつけていても直 ちに太り、

どっちにしたってア〜レ〜

という間に太る。「ア〜レ〜」って何かエッチかな。室内運動を強化しているけ れど、こんなんではプールのぶんは取り戻せない。ヒマではないが読書。


  『第一阿房列車』内田百フを読了。
  日本初と言ってよさそうな鉄道エッセイ。
  昭和20年代の発刊当時では、かなりの奇書だったことだろう。

  この本の存在は昔から知っていた。
  宮脇俊三先生の著書にもその記述は多く、鉄道エッセイの草分けと言えるもの だ。もともとは旧かな遣いだったが、新字新かな遣いで復刊されたので買うこと ができた。日本語のリテラシーや世代によって差があるけれど、僕の能力では

旧かな遣いで長い本を通読

するのがキツイから。新かな遣いへの書き換えには異論もあるだろうけど、名著 を後世に残すのは必要なことだと考えている。同じようなことを「ここ」のエッ セイでも書いた。詳しい感想文は後日にエッセイで。


  さて将棋の結果は、羽生王座の勝ち。
  これで18連覇。去年(9月30日)書いたようにどこまで続くのかという雰囲気 にもなってきた。これで5年連続のストレート勝ち(5番勝負で最初から3連勝 )というのも段違い。ここまで上記の日記をコピペ・改ざんした。夕食休憩を挟 むとそんなに強いのかしら?

  一方の山崎挑戦者には、良いところがなかった。
  初めてのタイトル戦だけに、せめて1勝したかったところだろうが、相手が悪 かった。ひいき目なしに内容が悪く、トラウマにすらなるまい。まだ若いから、 まだまだこれからってトコロが精一杯だろう。


  夕飯のメインはバンバンジー。
  っていう名前でいいのかこれ。茹でた鶏肉と生野菜に味噌ダレをかける中華料 理。ソースだけの料理で、その肝心のソースの作り方がわからないのでクックド ゥ使用。

本来はキュウリのはず

だが、切らしていたので水菜とレタスで代用。ソースが全ての料理という印象に 変化はなかった。練りゴマか何かを使うんだろうなあ、ということしか判明しな かった。その他は昨日とほぼ同じなので、これで失礼する。
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