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さわやかに秋らしく |
10月11日 |
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すがすがしい秋晴れだった。
たくさんのことができて満足できる1日だった。干し物がいかに良好であった
かを力説すると読者が読まなくなるので、こうして先に書くことでよく干せたと
いう事実を再確認しておく。けっきょく書いているのか。
午前中はTVで将棋を観た。
ずいぶんなワンサイドゲームでつまらなかった。プロ同士だと、最後はなんの
かんのと「1手差」くらいの内容になるものだけど、今日の対局は3手差近かっ
たと思われる。歴史的瞬間を見た、というほどではない。同時にHPの作業を進
めた。
直前講習のスケジュール完成。
市進での昨年度は60コマだったものが48コマに。20%減というのは予定通り。
通年授業が25%減だからね。該当する講座が全て入ったのは満足で、プラスアル
ファの講座が入らなかったのは残念だが当然かな、とも思う。
1つ悔しいのは国公立英語が入らなかったこと。
例年通年授業でQを担当してもFを担当しても入らない。市進の講座も特に英
語は数も種類も多いけれど、
冬のこの講座だけ未体験
なのでは。どの講座についても「あ、それやったことあるよ」と言えれば、それ
なりにカッコイイかなと思う。受験学年だとレベル分けも多いし、
全講座コンプリートの講師
なんてほとんどいないだろうから。ただ馬齢を積んだだけ、と言われるかもしれ
ないが、馬齢も積めなかった人もたくさんいるわけだし・・・。
あ、夏の『英語マラソン』も未体験か(もうアレはライブがないんだっけ?)
。
今年は柏でQ、市川でF、かつ夏期講習の同名講座ではどちらの校舎でも入っ
たから、チャンスかなと思っていたのだけど。組み合わせというか噛み合わせが
悪いってだけの理由だと思われる。
ワセヨビは3コマ。
伺いの時点で3コマぶんしか空けようがなく、スポッと入れてもらえたので関
係者には感謝。冬は2年生でも90分授業なんだね(夏は70分だった)。夏に続い
てMARCHのカンムリがついた講座で、なかなか楽しみ。全てが初めての初年
度ということ。ただ、いま担当しているレベルに合わないのだけは残念。という
わけで、
両方の予備校トータルで15%減の冬
ということになった。がんばろ。
授業準備を真剣に。
2学期後半ぶんと、10月25日実施の『攻略センター英語』(さりげない宣伝)
。センターはともかく、速読ゼミとFクラスの長文がとにかく長くて疲れる。読
んでも読んでも長文という感じで、
受験生か俺は?
という疑問を覚える。しかも英語だし。実際の授業ではゼッタイにその意味を言
うわけがないマイナー単語の発音を辞書で調べるとか、もうなんだかねえという
気分。ま、仕事ですからと自分をなぐさめ励ます。
午後にチラリ外出して普通の書店へ。
連休中日ということもあって混んでいる。いつものように新刊チェック。文庫
のそれの棚には、真剣に吟味する女子中学生の姿があった。肌がツヤツヤで、ヒ
タイに前髪がかかっていて、髪もツヤツヤで、からだ全体にツボミの気配があっ
て(なるほど女子中学生とは見るほどにヒワイである)、大人の中に紛れて少し
だけ緊張している。
どの1冊を買おうか。
どれが私にとって面白い本なんだろうか。ううむ、いたいけな文学少女だ。人生
の達人としてアドバイスをしなければ。声をかけた。
「お兄さんが君にふさわしい本を選んであげるよ」
ウソ(*^_^*)
そんなことしたら、チカンと間違われることは必至だろう。逮捕だろう。新聞
だ。週刊誌だ。見出しだ。
>予備校の英語の先生 書店でチカン
ブログに「女子中学生はヒワイ」
日頃から問題発言
自暴自棄の日々に自らピリオド
だからブログじゃないんだよ! なんかい同じネタ書かせるんだよ! ちなみに
、「女子中学生ヒワイ説」を唱えたのはエッセイストの酒井順子である。
僕も本好き少年だった。
小学生のころはお金がないから図書館を使った。中学生になってお小遣いを貰
えるようになって、書店で本を買えるようになった。たぶん、書店に行くのは1
ヶ月に3回くらいで、
1ヶ月の予算は600円
くらいだったはず。しつこいほど立ち読みして(とうぜん文庫に限られる)、
「本当にそれだけの価値があるのか、でもこれ380円だから、買ったらもう1冊買
えなくなってしまうか」
と悩んだ。どの1冊にするかを決めるのはむずかしい。
だから、今こうしてそれほど迷うことなく本を買えるというのは、とても嬉し
いことだ。
もちろん予算はある程度まで決まっているけれど、少なくとも文庫なら値段を
チェックすることはない。図書カードで払うが、その残額は知らない。新刊で買
う価値がありそうなものに絞ってはいても、彼女のような(そして昔の僕のよう
な)切実さはない。あるいは、哀しいことなのかもしれない。文庫を3冊、来年
用の手帳を1つ買った。
夕飯は一昨日の続き。
ポテサラは食べ終わった。これ、足が早そうで怖い。メインはすき焼き。来客
時に高い牛肉をまとめて買って、使いきれなかった。100グラム680円というの
は僕としては非常な高値なのだけど、来客たちは何の感想もなくペロリと食べて
しまった。
正確には、すき焼き風の煮込みか。
ゴボウを炒めて牛肉を追加し、ネギと豆腐を加えて味付け。すき焼きのタレっ
てどうやって作るんだっけ? 酒・砂糖・しょう油・みりん・塩でいいだろうか
。味付けを濃い目にして、
生卵につけて食べればすき焼き
というのが僕の定義だ。キッチンで鍋に入れて作り、鍋ごと食卓に移動した。
うまかった。
とろけた。牛肉は栄養価ではかなり劣る肉だが、味だけは文句なしに良い。タ
レを自分で作ってみて気がついたのは、市販のそれは甘みが強いということ。尋
常でない量の砂糖が入っているのだと思う。今日の僕の失敗は塩を入れすぎたこ
と。市販のタレは便利だけど、
塩梅を覚えれば買う必要もなかろう、
というのが収穫。今日の日記はネタが多かったので、細かい日常記述は省略した
。とてもさわやかな1日で、さわやかな日記だった。多少の反論はあるだろう。
追記:「講義日程」に直前・冬期講習スケジュールをアップしました。
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