予備校講師でわるかったな！

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サッカー観戦で勇気をもらう

12月５日

  今日の書き出しは、ネタではなく真面目に。
  昨晩は11時に消灯した。たぶん５時半起床、７時に出発と予想して明かりを消した。たぶん、というのは、11時の時点で待ち合わせ時間が決まっていなかったから。友人Ｈ君の立てる予定なので、僕から催促するわけにもいかず、

（しかし、子どもじゃないんだから、もう少し早く確定してもらわねば困る）

とケータイを枕元に置いた。

  予想通り、眠れない。
  そりゃそうだ、起きてから12時間後に寝ようとしているのだから。メールが来たのは12時になる直前、さすがにウトウトしてきたところだった。やはり、７時出発で良いようだ。曇りのち雨という天気予報で、寒いらしい。早く寝よう・・・今から眠っても６時間以下の睡眠だが。

  しかし、眠れない(＠_＠;)
  これは珍しい。『ドラえもん』ののび太くんのように、「３、２、１、グゥ」という就寝を基本としている僕としては、ということ。まあそこまでは行かないけれど、消灯して10分以上眠れないことは１年に何度もない。これは困った。お酒もふつうに呑んだし、こんなはずはないのだが。

  実は、この日記のこのあたりは先書き。
  今はリアルタイムで土曜日の午前２時18分である。いろいろな手管（羊の無限カウント、ツライ思い出の回顧など）を試したが何も奏功せず、やけくそ気味に起きてリビングに戻ったところ。床暖房と加湿器とＰＣを起動して、ビールを取り出し、煙草を吸いながらここまで書いた。

「あの、パソコンと飲酒と喫煙、ぜんぶ眠れなくなる原因なんですよ？」

  そんなこたぁ知ってんだよ！
  お～い、どうすればいいんだよぉ。今から眠っても、３時間睡眠だぞ。用事が終わってから授業もあるんだぞ。もうダメだ、死ぬかもしれない。誰か助けて・・・助けてよぉぉぉ！（先書きここまで）

  ５時半起床。
  そうです、昨日書いた早朝からの用事のためです。結局３時前に眠れたようで、睡眠時間はトータルで３時間くらいにはなった。眠いけれど行くしかない。朝風呂に入り、朝食を取って、じゅうぶんな防寒をして出発。

行き先は、市川塩浜。

武蔵野線、こねーよ。この曇天の中、しかも早い夕方から授業のある日に、なんでこんなところまで行くのか？

  子ども（小１）サッカー観戦(-_-;)
  なんてことだ、次男坊が試合に出るから付き合えという友人Ｈ君の誘いに乗ってしまったのだ。どういう事情かと訊けば、

＞ふだんは嫁とか他の息子とかと一緒なんだけどさ、（今日は）俺１人で付き添いなんだよ。ヒマじゃん？　ノブ、お願いだから付き合ってよ。ただ観るだけだからさ、途中で帰ってもいいから

とのことだった。あのねえ、俺、夕方から仕事なんだけどさ・・・。

  授業がある日は、他の用事を入れない。
  この数年は書いてないけれど、教壇に立つまでに

いかにして気息を整えるか

が大事な職業なのだ。こうすることが必ずしも職業的な成功を意味するわけではないが（ないよねｗ）、そういう気迫をもってやるべき職業だと思っている。それが間違っていたとしても、僕は僕の信念を実行する。

  しかしまあ、こうして例外も作るわけである。
  ３年に１回もないだろうし、この日記でも、こういった「授業の前に遊びの用事」という話はほとんど書いていないはずだ。何かを変えていかなければという意志表示でもあるし、何かとは何なのかを考える読者様もいるだろう。

  ８時半キックオフ。
  ６チームで１グループ、それが２つ。それぞれ総当りで、１チームは５戦する。１試合10分は意外に速くすぎる。そうです、けっこう面白いんだよね。小学校１年生でも、

「明らかに、おれ、独りカズ」

みたいな動きをする子どもがちゃんといるんだ。フィールドはフットサルのそれを２回り小さくしたくらいかな。もちろんＨ君の息子Ｔ坊がいるチームを応援する（結果は得失点差で２位）。

  それにしても寒い。
  朝方こそ日が出ていたけれど、９時過ぎから雲がどんどん出てくる。海が近いし、回りには何もないしで吹きっさらし。ただの野原にフィールドがあるだけ（隣には市川市営のドッグランがあった）なので、座れない。この、

「寒風の中、座れない」

という状況はなかなかの地獄だ（しかし煙草は吸える）。

  先の応援チームが空きになった20分で、近くのコンビニまで歩いて休憩。
  熱い紅茶、コロッケ、肉まんでおやつ。使い捨てカイロ購入。２グループの１位が対決する決勝戦まで見届けてお昼前。Ｔ坊と試合の回顧をしながら帰る。ものすごく疲れたけれど、楽しかった。たしかに、人生に１回くらいは経験しておきたいこと、というほどではないか・・・。

  スーパーで簡単に買い物をして帰宅。
  急いで布団に入れば１時間ほど昼寝ができた。授業準備は万端にしておいたので問題ない。ちょうど雨が降り出したあたりで出勤。すこし体と腰と傘を重く感じる。

  ＰＣクラスの店じまい。
  これは去年の12月３日に書いた通り。通年本科Ｃクラスのテキストと、あまりに長文のレベルが違うと思う。それはそれとして奏功する生徒様もいると思うが、この先は自粛しておこう。

  この授業後、生徒様♂が講師室に現れた。
  何かと思ったら「今までお世話になりました」という挨拶で恐縮。彼は他の校舎に在籍していて、ある事情でこの講座だけ市川校で受けていたのだ。いちど

＞お前、偏差値40台で寝てんじゃねー、この野郎！

と叱ったけれど、結果的に全出席だった。今となっては、こういう生徒様も少なくなったので嬉しかった。講師が１度注意すれば講座変更、それがデフォルトってどうなんだろう。

  Ｃクラスの店じまい。
  年度途中から参加する生徒様も多くて、通年の一貫した教え方は無意味かと再認識した。去年の反省を踏まえて説明の手順をだいぶ変更した。しかし、まだ中途半端だったかなあという反省も残る。なるほどこれは確かに、んーと、これも自重しておきましょ。

  授業後には雨がやんでいた。
  なにぶん寝不足で授業の質がどうなることか心配していたけれど、何も問題はなかった。通年授業の締めがいちばん苦しんだＣクラスだけあって、必死だったのかもしれない。最後の説教はこんな感じ。

＞いいかてめーら、「自分の勉強」とかわけわかんねーこと言って、ヒキコモルんじゃねーぞ。直前講習も最後まで出ろ。おめーらの勝負なんざ、まだ始まってもいねぇんだ！

  帰宅して残飯整理的な夕飯。
  今日で市進の通年授業は終わり、しばらくユルヤカな日々に入る。そうだ、俺の勝負もまだ始まっていなかったんだと思ったのは、少年サッカーに触発されたのかも。単純かもしれないね、それでもしかし。

＞無理しちゃって・・・。

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