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私は死なないわ、あなたが守るもの |
12月11日 |
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挨拶の単純化は可能か?
比較文化論のような大げさで面倒な話ではなくて、「おはようございます」「
こんにちわ」「こんばんわ」をどれか1つに統一できるか、ということ。使用レ
ンジの個人差が激しいことと、発音の難しさが論拠である。
「おは〜」は何時まで使用可能なのか。
午前11時という意見が多いが、10時までとする人もいる。「こんに〜」はどう
なのか。太陽が見えなくなるまで、くらいの人が多いけれど、季節によって使用
時間が異なるってのはどうなんだろう。また、この使用レンジの個人差により、
A「こんにちわ」
B「こんばんわ」
というズレた会話に不快感を覚える、なんてのは僕だけなんだろうけど。
発音も難しい。
「こんに〜」は「こんちわ」になってしまい、フレンドリーというかゾンザイ
な響きに聞こえてしまうことがないか。「こんば〜」に至っては、「ん」を2回
も発音するのがむずかしい。イメージとしては、
「こン〜ばんんわぁ」
みたいになってしまい、アクセントをどこに置くのか不明である。以上の理由か
ら、今後の日本では「おはよう(ございます)」を統一アイサツ語として使用す
るように提案したい。きっと却下されるだろう。
9時過ぎ起床。
昨晩は就寝前になぜか部屋の整理を始めてしまい、就寝は1時を過ぎた。だか
ら寝坊ではない。『深夜の片付け物はなぜ楽しいか』という本はいつになったら
発売されるのだろうか。
午前0時を過ぎてキッチンの食品庫整理
というのはあまり合理的でないように思えるが、始めてしまうと「やめられない
、とまらない、かっぱえびせん」だ。なんだよ、今日の日記はずいぶん意味がな
いな。
午前中はヒミツの花園。
終日雨。けっこう寒い。ヒキコモリの僕としては雨でも晴れでもいいけれど、
雨が降るとプールをサボることになるから嫌だ。買い物するのに自転車に乗れな
いことも嫌だ。布団も洗濯物も干せないのが嫌だ。つまり、晴れてくれたほうが
い。また無意味な記述が続いた。先を急ぐ。
雨の中を外出。
昼食を食べる必要があるから。こんな用事を口実にでもしないと、本当にヒキ
コモリになってしまう。昼食は自炊しない主義。とりあえず書店へ。20分ほど吟
味して新刊の文庫を1冊買う。移動して少し高そうなベトナム料理店に入る。
ランチプレートを注文。
1人客は僕だけのようで、いつものように疎外感を覚える。お皿には見慣れな
い料理が並んでいた。鶏手羽元の野菜煮込みみたいなもの。たぶん海老の春巻。
モヤシとキュウリと何かの野菜の和え物。メインと思しき揚げ物は、
キャットフィッシュの唐揚げ
だった。わかりますね。キャットフィッシュとはナマズのこと。ふつうの fish と
同じで、一般的には単複同形だが、入試の出題例はあったかなあ。
「そんなことどうでもいいです! 食べられるんですか、ナマズって!」
日本ではあんまり食べないような。
きょう食べたのはベトナム料理だけど、アメリカ(だったか?)なんかでは普
通に食べると聞いたことがある。鶏ササミとアジの中間みたいな食感だった。揚
げ物としてはけっこう美味しいほうだと思う。めずらしく上品で高価な昼食だっ
た。
もろもろ買い物をしてから帰宅。
図書カードとか、苺とか。少しだけ仕事をする。読書もジックリ。
『タペストリーホワイト』大崎善生を読了。
1970年代後半に青春時代を送った女性を主人公とする小説。
一気読みしてしまったのは、あまりにも駄作だから。がっかり。
僕にとってはということだけど、この小説家ってもうダメだな。
2008年1月10日の日記にも書いたように、文体や小説の仕組みにまったく進歩
が見られない。ノンフィクション『聖の青春』でデビューして、小説『パイロッ
トフィッシュ』で小説家となった。が、その後は書けば書くほど質が低下してい
く。
本書もまた、テーマが記憶だ。
現在という時間が本当は存在しない以上、小説のテーマに記憶が多く用いられ
ることに不満はないにしても、「この人、これしか書けないの?」と思ってしま
う。追い討ちをかけるように、
舞台設定がまたもや中央線沿線と札幌
で、小説書きとしての努力を放棄しているようにしか思えない。
場所の設定ということに関して言えば、だいたい3つのパターンが考えられる
。
(1)経験のない場所を書くために想像するか、
(2)それが能力的にできないならちゃんと取材して違う場所を設定する。
あるいは、
(3)どこでもないが、どこであってもおかしくない場所
を設定する。
読者というのは基本的に好きな作家を持ちたいと思っているし、そう思うのは
それだけその作家そのものに興味があるからだ。その作家の持つ世界観を、今ま
でとは違ったかたちで提示してもらいたいから、同じ作家の別の本を買うのだ。
というわけで、本書をもってこの作家の文庫本を新刊で買うのはやめる。
新古書店に落ちてきたところで買えばいい程度に、僕としての小説家ランキン
グを下げる。辻仁成やよしもとばななを買うのをやめたように、だ。これで小説
が出れば即座に僕が買う作家は、ハードカバーで3人、文庫で1人に減ってしま
った。酷評したのは、好きだったからだ。とてもかなしい。
夕方に銀玉店へ。
2日連続も、雨の中の参戦も珍しいが、『エヴァ5』の打ち納めをするため。
結果を先に書くと、32,000円負けで完敗。1K21回転の台でゴリオシしなかった
のは悔やまれた。つまるところ、
今日で引退という決心ができていなかった
のが敗因だろう。回る台なら攻めて散るべきだったな。さて『エヴァ5』感想後
編。
>
カヲルが主役ってマジすか?
カヲル君は初代から特別扱いされてきたはずで、今作の「渚カヲル覚醒モード」
にはかなり期待した。17連荘が当たり前の世界かと思っていただけに残念。プレ
ミア画像もかなりあったようだが、頻度が低すぎて見れないものが多かったのも
どうかな、と。
>次回作が楽しみかつ心配。
いいかげん、覚醒モード担当キャラがいないような。リツコとか加持さん半ケツ
ヌードとかだったらキレる。もう少し大当り確率を上げて、様々な予告を楽しめ
る機種になってほしいけど、流れ的に無理だろうなあ。それよっか、早く遊パチ
版を出してくれ。
>エヴァ業界的には良かったかも。
今日になってすら、ケータイで写メしているヲタまでいたことだし(←こいつが
ウザくて回る台を捨ててしまった)。斜陽も予備校業界に負けない銀玉業界、こ
ういった完全なよそ者を受け入れる体制を作らなきゃいけない。次の映画『新劇
場版 Q』と同時期に『6』が出るんだろうなあ。
ということで、『エヴァ5』にさよなら。
夏の前にだいぶ勝ちこんだけれど、ソノ後がボロボロで今年の負け越しも確定
した。ちょっと追いかけすぎたかも。それだけ面白い機種だったということ。そ
んなことはともかく、
やっぱ綾波レイの笑顔ってイイよな
と思った次第であります。面食いなのであります。銀玉自体は、来月イッパイで
しばらく打てなくなる予定です。収入ないんで。貧すれば鈍するとはよく言った
ものだ。
夕飯のメインはおでん。
やっと本格的に作ることができた。具はダイコン・ウズラ卵巻き・がんもどき
・タコボールの4つのみ。独り暮らしだと、具沢山にできないから。前回の反省
を活かし、塩の量を減らしたらうまくいった。件名はもちろんパロディーです。
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