各ページのご案内はコチラ  Copyright (c) 2004  takeshi nobuhara All Rights Reserved.

計画失敗、その後は 12月18日   物事は予定通りに進まない。   計画を立て、腹積もりを決めるのは有効なことだけど、同時に「この計画が崩 れた場合は？」ということを想定しないと意味がない。言い換えれば、プランニ ングとは 失敗の可能性をあらかじめ認めておくこと となる。市進生のみなさん、「夏の学習計画表」は達成できましたか。なんでこういうネタから始まったかと言いますと・・・。 「昨日と同じじゃないか、バカ！」   ８時起床で１時間寝坊。   ５時41分に震度３の地震があって飛び起きた。最近は身長180センチ以上の本棚 がある書斎で寝ているから、飛び起きないとしょうがない。となりのリビングに 移動してＴＶをつけ、 緊急地震速報が出ていない ことを確認した。   寒い(-_-;)   阪神淡路大震災は５時46分だったか。真冬のこの時間に家が倒壊して外に避難 するなんてことになれば（なったわけだ）、恐怖はもとより寒さが辛かっただろ う。今さら過ぎるが、被災者にはお見舞い申し上げる。床暖房は稼動して10分ほ どは暖かくならないし、余震もないようなので寝床に戻る。   眠れない。   地震の前から風が強くて、ウルサイナと思っていたこともあるし、やはり寒い し余震も気になる。11時半に就寝したから思い切って起きてしまうかとも思った けれど、 風邪のシーズンに寝不足になる のも良くないかとウダウダしていた。その結果が８時起床。人生、１時間損しち ゃったのね！   朝食は軽めに。   いつもは卵料理を加えるけれど、昼飯までの残り時間が少ないため。明日から は週末になるから、今日はゼッタイにプールに行っておきたい。したがって授業 準備をする余裕はなく、代わりにメール書きだのアイロンがけだのを済ませる。 新聞には、 伊豆半島の群発地震 が出ていた。９時前に伊東市で震度５弱とか。怖いよう。   プールはスイミングのみ550メートル。   今週の体重は64キロ台後半で安定。もう少し減らしたいが、一応は仕事に集中 する期間だし、妙な食事制限をかけて風邪を呼び込みたくもない。中華料理店で 焼きそばを買って帰宅。さくさく食べてサクサク洗濯物を取り込んで出勤。よく 晴れているけど風がとても強い。   授業というか、演習は不調かなあ。   落ちている点数を拾ってくるだけという問題で、ポロっと間違える生徒様が多 い。しょうがないと言えばしょうがないにせよ、たいがいに sensitive と sensible の意味の違いくらい 覚えてくれてもいいのではないか、と思う。間違いを指摘すると嫌がられるんだ ろう。   でも、それを指摘しないで何の仕事か、何のための入試かという根本的な疑問 が残る。   誤りを正すための最善の方法は、 自分が失敗したと認識すること である。失敗するのは、次に成功するためのステップに過ぎず、失敗自体は、実 は何の問題でもない。失敗しないで成功を重ねるのは天才だけであり、我々の多 くはただの凡人だ。そして、だから、ふたたび同じ間違いをするのも人間ではあ る。なーんて、大人の真似をして説教してみました(^^ゞ   帰宅して読書。   『結婚するなら、猫好きオトコ』小手鞠るいを読了。   猫がどれほど可愛く、自分がどれほど猫好きなのかを熱弁するエッセイ集。   まーそりゃいいですけど、猫好きじゃない人が読んでも何も面白くない本。ま いった！   タイトルからしてインチキである。   全３章の第１章のタイトルを書名にしただけ。典型的な羊頭狗肉のつくりかた で、まあこれは中身をチェックしないで買った僕がわるい。販売戦略としては見 事と言ってもよい。僕が買ったのは新古書店だけど、それでも。   面白くないものを読むのも読書である。   １冊読むからには、何かを見つけて読み終えたいというのも人情であり、僕の 読書観でもある。何かあったかな、えーと、 猫は一生の半分を眠って過ごす ってのがあったな、知らなかった。ま、この部分自体がどっかの本からの引用部 なので、本書から得た知見というものではないけど。   いつものように思うことは。   著名人になればこういう下らない本でも出してもらえるんだなあってこと。著 者はたぶん小説家で、僕も読んだことはないけど名前は知っている。ということ は 作家としてそれなりのネームバリューを持っている ということで、書かしてもらえるってことなんだろう。たとえば、僕が本書と全 く同じことを書いても、誰も出版してくれないだろう。僕もエロ小説家としてデ ビューして、こういうの書かせてもらおうかなあ。２重の意味で無理かな。   最後に、もう１つ思ったこと。   好きなことは、書きすぎては駄目だということ。好きなことは、ちょっとだけ 書かれていればそれで読者はお腹イッパイになるのだ。言い換えれば、好きなこ とだけを書いてエンターテイメントの読み物をつくるのは難しい。「激走エッセ イ」もいいけれど、 牛丼に入れる適切な量の紅しょうが のように、きもち抑えておくのが良いだろう。ということで、猫好きの人だけ読 んでみる価値がある本でした。   夕飯は昨日の続き。   焼いたシシャモが残っていたので、アンカケにして食べようと決意。体を温め る効果のあるショウガを千切りにして、ノンカロリー（推定）のシイタケも千切 りにして、中華なべに放り込む。してからにモヤシを投入。中華スープを足して 塩としょう油と酒で味付けし、水溶き片栗粉でアンカケの出来上がり！   の予定だったが(・_・;)   残っていたモヤシの量が多すぎて、とてもアンカケになりそうにない。このま まじゃあモヤシスープになっちゃうよ。 作戦変更！　モヤシ殲滅を最優先！ 待ってました！　塩・コショウで味付けし、酒をふってモヤシ炒めに。臨機応変 というか、支離滅裂というか、優柔不断というか、若嫁不来というか。旨かった からいいけど。   他には市販の宇都宮餃子とか。   ハスのキンピラとか。カブの味噌漬けとか。一昨日つくったモヤシ（またかよ ）のナムルとか。大地震が来ないようにと願いつつ、寒さ対策を講じる夜である 。残り２日も元気でありたい。    これまでの日記はコチラ