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避けて通れないイベント |
12月24日 |
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学校教育のなかで、小学校教育がいちばん大切だ。
6年間というスパンの長さがあるにしても、体験学習という意味で、あれほど
多くの経験を積める場所(時間)はない。最近6年間で、僕はいったいどれほど
の「新しいこと」を経験しただろうか。小学校教育の6年間は、人生で唯一とい
う経験もたくさんできる場所(時間)だ。
例はいろいろあるが、たとえば、彫刻刀。
さいきん、彫刻刀を持ったことなんてありますか。まあ必要がないような気も
するけれど、小学校に行ってなかったら彫刻刀のことを知らないまま大人になっ
てしまうのだ(別にそれでいいような気もするが)。彫刻刀が大人にとってどれ
ほど一般的なモノではないかは、僕のPCの場合ということになるが、
「ちょうこくとう」で一発変換できない
ことでもわかる。ついでに、あなたの家の半径2キロ以内で彫刻刀を買える店を
指摘せよと質問されたら、きっと困るはずだ。彫刻刀なんて必要がないのに、み
んな知っている。これが教育の力(の1つ)だ。
6時起床。
昨晩は危惧したとおりの展開で、やや呑み過ぎだったかも。あまり早く寝ても
しょうがないしとグズグズ呑んでしまった。それでも10時前に消灯、息苦しさは
変わらなかったけど8時間ぐっすり。それで復活とはならず、やはりノドより胸
がモヤモヤしている感じ。
朝はヒミツの花園。
このところサボっていたのは授業準備のせい。今日から29日までは継続できる
予定。今日で冬晴れも1週間くらい続いているだろうか。湿度は低いまま、昨日
と今日はわりに暖かかった。布団も干せすぎて困るくらい。
午前中にプール。
スイミングのみ700メートル。体調が多少悪いくらいなら、このように頑張れる
。本当にきつくなるまではガンバル、と言い換えても良い。
「多少の体調不良は言い訳にしない」
というのは、大人になった証拠かもしれない(もし万が一大人になれていたら)
。体重は久々に64Kを割って63.95K。ただし空腹時なので誤差とも言えるかも。
昼飯は行きつけの中華料理店。
海老と野菜の炒めものは美味。スーパーに寄ってから帰宅。小規模大掃除の続
き。窓拭きはコンプリート。書斎と寝室の計4枚を仕上げた。続いてLDKの壁
と床の拭き掃除。これがけっこう大仕事。午後なので暖房は使わないけれど、汗
をかくくらい。1時間の昼寝のあとで読書。
『誤読日記』斉藤美奈子を読了。
175作を扱う書評エッセイ集。
1作あたりに2ページ少しで読みやすく、この著者らしい辛口な解説がここち
よい。
この著者の辛口は、芸であり愛情である。
本が好きで好きでたまらないからこそ、つい憎まれ口を叩くという面もあると
思う。僕がそうした文章を書くように、愛情に支えられた悪口はステキだ。よく
そんなこと言えるよな〜と思わされた部分を引用。当該の本の題名を当ててみてください。
>キャリアアップに賭けるのはもうダサいし、かといって結婚にも逃げたくない
モラトリアム留学。だけど結果的にはパリでの出会いもちゃんとあって、めでた
くゴールイン。日本中の「女30歳」が、そりゃあ憧れるでしょうて。
この本は『金曜日のパリ』。僕も2008年11月25日の日記で同じようなことを書い
た。もっとメジャーな本へ行こうか。
>欲しかったのは、そう、小説ってより、美しい都市伝説。女子高生、ほんとは
そんなにドラマチックに生きてないからね。
これは『Deep Love アユの物語』。ケータイ小説の先駆けと言えば
2006年の『恋空』かと思ってたけど、すでに本書発売の2003年から始まっていた
んだね。え、もっとメジャーなのじゃないと題名がわからない? 次のはさすが
にわかるはず。
>これを、25万部の時点で読んだのは、いまから思うと「早いほう」だった。お
かげで丸1年ほど雑談のネタにできました。「白血病で死ぬの、少女が」。これ
だけで笑いが取れた。それほど「古い話」だったんです、2年前には。
この部分が書かれたのは2005年6月。とうぜん『セカチュー』ですね。たしかに
まあ、白血病で死ぬって何年前のお話なんですか。では最後にディープなところ
で。
>巻末には、身長・体重、血液型、星座、動物占い、好きな女性のタイプ(!)
等と並んで、首相自身の短歌も載っている。
<うるわしき いとしの君と デイトする 心ときめく 宵のひととき>
<ほほよせて 好きよなんでも あげるわと ささやく君の 若さいとしき>
だれかなんとかいってやってよ。
なんじゃこりゃあ・・・(-_-;)
正解は、『小泉純一郎写真集』。こんなんだったんかい。というわけで、書評
という性格上、多少のネタばれはあるけれど、非常におもしろい本でした。ちな
みに、175冊の中で僕が読んだことのあるのは15冊。
夕方に銀玉店。
今日が今年最後になるだろうか。物理的に、大みそかに行かなければそうなる
(授業がある日は打たないから)。最後に勝って終わりたい。いろいろ自分に言
い訳して打ちにいくのは皆さんと同じである。「皆さん」の範囲は狭いかもしれ
ない。
さあて、打つ台がないんだよね。
エヴァを引退したのはいいが、打ちたい台がないのだ。銀玉業界は手詰まりら
しく、新台がどんどん出るけれど、どれもヒットしない。長期間に渡って愛され
る機種がないから、新台入れ替えのサイクルだけ短くなる。すると、
新台導入費用回収モード突入!
↓
永久に継続!
となって、ちっとも出やせんのだよ。
だってね、奥さん。
最近の大量導入機種、ナンだと思います?
『CR 美空ひばり 不死鳥伝説』
・・・。こんなの打ちたいって奴いるのかよ。まあねえ、そりゃ美空ひばりって
偉大だったと思うけど、僕の世代でも実感ないですよ。
「ああ、ひばりッ!」
とか言ってモダえるのは、60歳過ぎないときつくないですかね。
若者向けはどんなもんか?
『CR 蒼天の拳』
これは少しは理解できるかなあ。北斗の拳とどう違うんだという気もします。
しかし、この台のコピーは秀逸。
>北斗の文句は俺に言え!
なんだかよくわかんないですけどね(実際のマンガ中のセリフらしい)。今日の僕はどうでもいい台をアレコレ打ち
歩いて、1時間半で7,500円勝ち。ぜんぜん面白くなかった。
夕飯のメインはステーキ。
黒毛和牛のサーロイン。ここ強調な。厚さ5ミリってどうなのよとは思ったけ
れど、さすがに旨かった。100グラム800円くらいの肉が3割引だったので買った
。ダイエットのために脂の多くを捨てて(牛脂として再利用)、大根オロシで食
べた。他には白菜とベーコンの煮物、ゴボウの味噌漬け、納豆などいつものメン
バーだ。
さて最後に。
これに触れるか触れないか、相当悩んだ。読者様のほうも、「まさか何も触れ
ずに通り過ぎるつもりなのか」と思っているかもしれない。いくら何でも、一応
は人として触れるべきことではないのか。とぼけるのは良くないのではないか。
世間では、
「ゆきおく〜ん、あーん」
「よせよぉ、まゆみぃ?」
「そうそう、プレゼント忘れてたわ」
「え? プレゼント?」(←ワザとらしいんだよ、ボケ!)
「ゆきおくぅん、何だと思う?」
「ううぅん、ナンだろうな、わからないなぁ」
「やだぁ、当ててみて?」
「まゆみ、きみ、かな」(←誰かこいつを撃て!)
「いや〜ん、エッチぃ」
「じゃあ何だろう?」(←さっさと結論に池ッ)
「あ・た・し」(→左手首にリボンを巻いている)
とかやってるに決まってるんだ!
不平等だ!
リボンさっきまで見えなかったわけないだろ!
イカサマだ!
民主党が悪いんだ!
インチキだ!
俺の手にも愛を!
できればあおいを!
神は死んだ!
うわぁぁぁっぁぁぁぁ!
クリスマス・イブなんて大ッ嫌いだああ!!!
「先生、毎年同じネタなんですけど?」
「たまにはウソ書いているんだよな?」
「っていうかぁ、マジっぽくて、きも〜い」
追記:相手が右利きの場合、結ぶのが面倒でもリボンは右手にすると良い。その
ほうが外しやすいのである。経験はないが。ない、と思う。ない、のか・・・。
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