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前にも書いたか・・・ |
11月25日 |
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9時半起床。
9時間ちょっと眠ったことになる。この1週間ほど7時間弱の睡眠が続いてい
て寝不足を感じていたから、うまいこと寝坊できて嬉しい。
新聞を取りにエントランスに降りていくと、郵便受けのゾーンにゴミ箱が設置
されていた。
投げ込みチラシを捨てるためのものだろう。新居にうつってから1年半足らず
、ずっと「ゴミ箱欲しいな」と思っていた。新築なので「売りませんか」という
チラシがやたらと投げ込まれるのだ。なお、残念なことに、「賃貸をやめてマン
ションを買いませんか」なんていうチラシもときどき入る。
チクショウ! どうせ3流マンションだよ! 賃貸物件に見えるんだろ! 俺が
予備校講師だからってバカにしやがって! ついては、官僚が悪い官僚がっ。俺
の鉄拳を食らえぇぇ!
という黒いジョークはやめにして(^^ゞ
エントランスには掲示板がある。
組合の理事会の議事録なんかが貼り付けされている。読んでみると、「検討の
結果エントランスにゴミ箱を設置することになりました」なんて書いてある。は
ぁー、こんな細かいことまで話し合いを持つんだね、集合住宅ってのは。下らな
いといえばそれまでだけど、管理費というまとまったお金を扱うから、こういう
会議が必要になるんだろう。
理事会は住民の回り持ち
なので、僕のところにもそのうち回ってくる。10年後くらいだったと思う。
生活は日常営業に戻った。
朝食は昨日の鍋の残り汁であついソバ。具はエリンギと卵とネギの青いところ
。鍋の残り汁は圧倒的ベストがおじやだろうが、残りもののご飯がなかったため
。めったにご飯は炊かないので。
読書、ヒミツの花園、軽い授業準備、プール、スーパー、昼飯などなど。
天気は変わりやすかった。昨日の冷たい雨はもうやんでいて、朝からよく晴れ
て、夕方には少し雲が出て、授業中には雨が降った。布団と洗濯物はよく乾い
た。昼飯はスーパーのチラシ寿司で、ふつう。
スーパーでは、金券を使った。
クレジットカードのポイントをこつこつ貯めたぶん。5,000円の金券を4回に
わけて使った。たぶんお釣りがもらえないから、たとえば1,783円の買い物をす
るときには1,000円券を1枚使う、というふうに。たいした金額ではないけれど
、確実に家計の節約になって嬉しい。
ふつうは、ポイントを使って品物に替える。
が、今のところ欲しいモノはほとんどない。大きな家財として欲しいのはベッ
ド、洗濯機、作りつけの本棚くらいで、まあポイント交換でもらえるようなもの
ではない(当たり前だ)。今の話題については、今年の5月23日の日記にも同じ
ようなことを書いた。欲しい人は、
嫁としてのあおい1人、
というのは数え切れないほど書いた。いつになることやら。読書感想文にうつり
ます。
『金曜日のパリ』雨宮塔子を読了。
パリに「遊学」した元美人アナウンサーによる、日々の生活を語るエッセイ。
ネタはピンとこなくても、文章はスッキリしていて良かった。
こんなこと書くとカドが立つだろうなあ。
でもやっぱ、こういうの読んでると思うんだよね、しょうじき。成城大学を出
てTBSの局アナを6年間だけやってさ、29歳のときにパリへ。そこで3年間も
留学ごっこ。特別な目的があるわけでもなく、あいまいに「美術を勉強するため
」。挙句に、3年目の終わりにパリ在住の日本人パティシエと結婚。あのさ。
金持ちの娘って気楽だよなあ。
ああ書いちゃったよ(・_・;)
だってそうじゃないですか。
違いますか。局アナって華やかだけど、収入は普通のサラリーマンとたいして
変わらないですよね。フランスってのは最貧国からは程遠いだろうし、たった6
年の貯金で3年間も留学できるわけないでしょ。我が教え子のみなさん、どうよ
? 大学を出て6年働いただけで、全てをほっぽりだして留学できる? そのあ
との生活はどうすんの? 国民年金払えます?
まあ貧乏人のシットはこのへんにしましょう。
その背景はともかくとして(ぶつぶつ)、書いてあることはまずまずかな。僕
なんかパリで暮らすことはもちろん行くこともたぶんないと思うので、へぇこう
いう生活なのかぁ、とボンヤリ読むことができた。
フランスで結婚する男女には各種の予防注射が義務づけられている
なんて話、聞いたことがあるようなないような。
なんといっても良いのは各章のタイトル。
・私もいつか、したいと思う
・サーカスの魅力は哀愁だけではない
・この食い意地だけは、死んでも直らない
うまい。読みたくなるよね。一般的な人にとっては非日常でしかないけれど、
読んで損するようなものではないくらい。勧めるほどではないにしても、まずま
ず。
校舎に着いて、いつものようにオヤツを食べる。
160円のクリームドーナツ。おいしいなあ。僕は甘いパンが病的に好きで、2
コマぶんの空腹を満たす必要があるときはたいていこの種のパンを食べる。紅茶を淹れて美味しく食べていると、校舎スタッフがやってきた。
ス 「お食事中すいません」
僕「あ、いいっすよ、食いながら話しますが(授業前で時間がないのです)」
ス 「それナンですか?」
僕「ドーナツです」
ス 「トンカツですかあ?」
僕「トンカツを手づかみで食べるやつがいますかッ!」
ス 「いやぁ〜、それありえないと思ったんですけど」
僕「・・・(ありえないのはアンタだよッ!)」
スタッフ去る。
入れ替わりに生徒様♀がやってくる。
♀「食べてるのにごめんなさい、先週の授業休んじゃって・・・」
僕「ああいいよいいよ(以下同文)。なんだ、休むなんて珍しいじゃない、どう
したの(注:女子には優しい)?」
♀「なんか吐いちゃってぇ」
僕「・・・(おまえは俺が食っていることを知っていてズバリ言うのか)」
♀「あ、ごめんなさい(^−^)」
教訓:ものを食っている人に話しかける場合は充分に文脈を考慮しよう
2年生の授業は順調に。
今日も来年度を踏まえて、単語の和訳がわかるだけでは意味がないという話をし
た。同じ英文で、記述タイプの設問と選択タイプの設問がどう違うか、どのよう
な共通点があるか、といった難しい話。単語集的に、あるいは辞書的に和訳を知
っているのは
ハイレベルではほとんど意味がない
というネタ。何も知らないよりは単純に意味を知っているほうがマシだが、それ
だけで勝負がつくのは中堅大学くらいかな、っていうこと。日記では具体的に書
かない方針。
定例試験の結果。
最上位、中間位、最下位の順番で、
70.2
62.8
55.9
となった。前回(ヒマここ)よりは少し良くなったが、まあこの程度は誤差かも
しれない。何しろ3月の開講時の成績(順に67.7→56.8→48.0)が良くなかった
から、全体の底上げを図るのに苦労する年度である。
帰宅して夕飯。
メインはスルメイカのゲソ炒め。ニンニクとショウガを先に炒めて、ゲソやエ
ンペラ(頭の三角部分)を投入し、塩・砂糖・みりん・酒で味付け。仕上げにし
ょう油をふれば完璧なデキ。あまりに旨くて3分くらいで食べてしまった。火を
通す時間を短くするのがコツ。ゲソを捨てる主婦は反省しよう。
サブは小鍋。
昨日の鶏肉の残りに、ゴボウと白菜を加えてさっと煮る。ゴボウは水にさらし
ておき、煮ている最中もアク取りを欠かさないようにする。ゴボウ料理のコツは
少なく、
食べる直前に笹がきすること
につきる。市販の水漬け笹がき済みパックとは風味が全く異なる。ピーラーさえ
あれば小学生のお子様でも笹がきは簡単なので、食育の意味をこめて「お手伝い
」をさせてあげて欲しい。ゴボウなんて子どもが嫌う食材の典型ではあるけれど
、
自分が作った料理は旨い
という基礎をお子様は体得すると思う(ただし、鶏肉と食べるのが重要。食い合
わせの問題はあるから)。奥様がたはゼヒ試していただきたい。
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