予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

おせち気分に片足だけ漬かる 1月2日
  昨日の日記は先書きだったので簡単に事実の記録。
  朝の8時半に実家に戻り、おせちや酒などご馳走になる。おせち料理は作るの にハンパでない手間がかかり、食べるのはあっという間だ。市販のものを買う手 もあるのだが、

それはちょっとというのが僕の親の世代

であり、僕も半分だけ足を突っ込んでいる世代だ。

  母と銀玉店に赴き、打ち初め。
  彼女は珍しく惨敗。3時間で大当りゼロのストレート負け。彼女は1年に2回 しか打たないのだが、勝率9割以上で推移しているとか。どうしようもないにし ても、申し訳なかった。僕は『海 沖縄2』をしつこく打って、4時間で2,000円 負け。沖海チャンスを連続で引くとか、ツキに見放されている。

  夜も実家で食事。
  これまた珍しく僕の兄弟も在宅していて、4人で呑む。ウイスキーの水割りを 呑んだせいか、食事を終えてから腹を下した。ずいぶん寒かったこともあるのだ ろう。が、実家帰りは楽しいものだとも思った。


  6時起床。
  正月気分すなわち朝からの飲酒は元旦に限ることにしている。つまり日常の休 日と同じように過ごす。三が日ともに飲んだくれるほど、ふだん忙しく過ごして いるわけでもない。ひっくり返せば、いつも仕事に追われている人には、三が日 は良い骨休めだろう。

  元旦の新聞を読む。
  2日は休刊日なので保存しておいた。書籍広告に、

村上春樹の『1Q84 Book3』が4月発売

とあった。そうか、2009年9月17日に書いたように、やはり秋口には完成してい たのだろう。Book2の続きがなければ、あの小説はどこにも行き着いていないと 思う。今年度が終わったら読み返して『3』に備えよう。楽しみだ。


  初詣を済ませてきた。
  「済ませる」とか書いて許されることなのだろうか。僕が初詣をするのは何年 ぶりなのか忘れた。ヒマだし、散歩もしたいし、いい天気だし、というわけで珍 しいことをしたわけだ。

  そうか、この駅でも人が降りるんだ。
  某私鉄(正確には非JR)の小さな駅。目指すお寺までは徒歩5分くらいだろ う。重要文化財もあるくらいの寺なので、それなりに知名度もあるのだろう。上 り坂の参道を歩く人の数も多い。浅草寺や成田山のような混雑ではない。

  名物の「黒門」がなくなっていた。
  立て札によれば、大規模修理中だとか。あんな巨大なものを解体して、どこか に運んでいって、宮大工が修理しているのだろうか。この黒門自体がどのくらい 古いのか知らないけれど、境内には

290年ものの大仏

なんてものもある。ひょっとして、門もそれくらいなのかも。


  「赤門」をくぐる。
  ここからは完全に寺の境内になり、参道の両側には露店が出ている。大判焼き とかあんず飴とか甘酒とかはわかるとして、バナナチョコレートなんていうもの を売っている店も。誰かが食べるんだろう。

  お参り。
  祈祷じゃないよね、祈願っていうのかしら。内容は4つ。

1:健康でありますように
2:誰かを愛せますように
3:仕事がありますように

4つ目はヒミツ。1は普通で、3は切実で、2は意外にシリアスといったところ だろうか。お賽銭は定番の5円玉。5円で4つも願えるとはオトクな買い物だ。 買い物なのか?


  おみくじを売っている。
  1枚100円で、誕生日別っていうやつ。すげぇインチキくせえ。こういうの買う (いただく、ですか)奴っているんかなあ。どうせカップルだろ。

えつこ「ねぇねぇケンタぁ、おみくじ引こうよぉ」
ケンタ「え、なんだい、えつこ?」
えつこ「おみくじぃ。誕生日別だって」
ケンタ「そうかぁ、俺、てんびん座のA型だから」
えつこ「血液型かんけいないよ」(星座も関係ないだろ)
ケンタ「そっか、えつこ、6月23日だよな?」
えつこ「そぉ、ケンタ、6月16日だっけ?」
ケンタ「そうだよ、どれどれ」(ソレふたご座じゃないのか)
えつこ「いや〜ん、1つ100円だって」
ケンタ「うん、ここは僕が」
えつこ「ケンタすてきぃ。あら、大吉って書いてないワ」
ケンタ「えつこ、お手本を見せてやるよ」
えつこ「きゃい〜ん、ケンタかっこいい!」

何がお手本なんだよ、バカ(-_-メ)


  しかし、こうして独りでおみくじ引くのって悲しいよな。
  こういうことをする機会もあるまいと人目を忍んで引いてみた。なんだ、小吉 とか大凶とかない種類か、つまんないの。

>願望 自然に叶う時を待ち、無理に願ってはいけません

そういうのは願望とは言わないだろ。

>職業 小商売がむいています。

コショウバイって読むのかコレ? っていうか、どういう商売が「小商売」なん だろ。

>結婚 見合い結婚が良いでしょう、時期と相性をよく選んで、慎重に見極めま しょう。良縁は遅いほうです。

ほっといてくれ、な(-_-;)


  その他の日常はいつも通り。
  今日もよく晴れて、昨日よりは暖かかった。ヒミツの花園が難航して、掃除を しなかったことが非日常というところ。実に平和だ。昼寝も1時間ほど堪能。

  年賀状は10枚くらい到着。
  今日(2日)も配達があったみたいだ。以前は元旦と3日だけだったから、こ れも郵政改革ということだろうか。この改革はふりだしに戻るとか聞いたけど、 どうなんだろう。全体にサービスは良くなった(マシになった)というのが実感 だが。

  それはともかく年賀状。
  僕の周りでも結婚した人は増えて、自分のお子様のみの写真入り年賀状を送っ てくれる人も多数で困惑。会ったこともない子どもの写真なんて、見るわけない んだが。それが親馬鹿というものだろうな、と覚めた目で見ている。

馬鹿親よりは親馬鹿のほうがマシ

という格言もある。初耳だぞオイ。マナーって、つまるところ特定の相手への配 慮だろう


  夕飯はおせち。
  実家で頂いてきたもの。それだけでは飽きるので、湯豆腐や納豆といった日常 メニューも参加させる。わりに特別なことの ない1日だった。それでいい。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ