予備校講師でわるかったな!





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遠まわしに書くと、お釈迦。 1月20日
  8時起床。
  微妙に早起きなのね。またもPCが不機嫌になっていらして困る。今回の不機 嫌は、フタを開けるとそのまま180度開放になってしまうこと。ほら、首が据わっ ていない赤ん坊みたいに、

ノートPCのスクリーンがでれーん

としちゃうわけね。100度くらいの角度だと維持できる。


  蝶番がイカレテおるのだ。
  何かのキッカケで「ガリッ」という音が出るようになって、観察すると、蝶番 を支える器具のようなものが2ミリくらいズレている。向かって左手にあるそれ は、

不使用時の自動電源オフ

を診断する場所のようで、ときどき勝手に「あ、スリープしますんで、よろしく 」とか言い出してしまう。だいたいは大丈夫だが、何かの大事な作業中にそうい った事態が発生するのは困る。

  これ、手で捻じ曲げて直してよいものなんだろうか。
  素人目にも「ちょっとズレちゃって曲がっちゃったの」と言っていることがわ かるし、素人でも脱臼した肩の骨を治すように(やったことないし、できないけ れど)、

ガシッと音を立てて修正可能

かと思われる。が、逆に言えばガシッと音を立てた瞬間にお釈迦になるかもしれ ず、自分でやっていいものかどうか考えてしまう。不具合はそれだけと言えばそ れだけで、修理に出すほどでもないしなあ。


  ときに、「お釈迦になる」って懐かしい日本語だ。
  さすがに「シャカ」は読めると思うが、表現として知らない人は20代以下なら多いだろう。僕も自分で使うことはないから、念のために辞書をひいた。なんと、「壊れる」という意味は出ておらず、

「作りそこなうこと、あるいは不良品」

といった意味が出ていた。

  こういうのって、困る。
  僕の短く卑小な読書経験では、「お釈迦になる」と言えば「壊れる」の意味だった。まあ、一般的に

ゼロからモノを作ることはなくなった

とは言えるので、本来の辞書的定義からズレた誤用のほうが増えているんだろう。作り損なうもなにも、作らないという時代である。


  午前中は勉強など。
  お昼前にプール、帰りに昼食を取り、ついでに新古書店に寄って6冊買った。今日も朝から暖かく、15℃くらいだろう。午後からはうす曇になり、夜に入ってから通り雨があったようだが(授業中だったので不明)、各種の干し物には問題なし。昼寝も40分。市川校へ出勤。


  到着すると、僕の席がない。
  市進ではネームプレートとボックス(A4ファイルが数本入る縦型のもの)が講師室の一角に用意される。生徒様と同じく座席指定制というわけである。賛否はあるが、僕はきわめて便利だと思っている。

  そっかー、事務の人が忘れたのであろうな。
  見渡せば、昨日=火曜日出講の講師のモノが並んでいるから、座席の入れ替えをしていなかったんだろう。忘れることはあるだろうし、ミスもあるだろう。もちろん僕も(少しムッとしたがw)立腹することはない。生徒様向けの教材が用意されていない、というのとは意味が違うし。

  スタッフなどにも何も言わなかった。
  自分でネームプレートとボックスを取り出して、独りエッチ、じゃないや

独り「先生、ご出講ありがとうございます」ごっこ

を楽しむ。ややヘンタイじみてます(・_・;)


  2コマ終えて講師室に戻ってくると。
  僕のネームプレートとボックスが消えていた。いやー。ここまでやるのか、この予備校。そっかー、要らない子どもはそういう扱いなのかあ。余ったプリントとか、ボックスに仕舞っておくべきものがあるのだが、

あんたらがつけろつけろと言う名札

も仕舞いたいのだが、こういう仕打ちをするんだ。さっさと帰れと。

お前は粗大ゴミだと。
タイムカードを押す前に座るなと。
お茶も飲むなと。
煙草も吸うなと。
さっさと帰れと(2回目かよ!)。


  とまでは思わなかった(*^_^*)
  当然、ただの事務的なミスである。それにしても、最初はともかく、授業後はちょっとないよなと思う。事務スタッフが、

きょう出講している講師の個人特定もできていない

というのは、相当なものだと思う。この手の話題、2006年12月29日にも書いた。かなり遠まわしに問題点を指摘していると思うが、もっとハッキリ書くべきなのかなあ。いちいち、面と向かって指摘するのがイヤだから書いているんだけど、これも僕の筆力の至らなさということだろう。確かに×××も減るだろう。


  授業は2回目にして完結の『速読ゼミ』。
  Fクラス対応でラクチンだった。精読ができれば速読なんてタダの作業である。僕は

・誤読が生じやすいであろう、
・一致箇所特定が時間的に厳しかろう、
・特定できても不明単語でつまづくだろう、

という設問の解説を準備していくだけ。演習中に生徒様の手元をのぞきこんで、説明項目の修正をはかる。あとはさっとポイントに触れるだけ。こういう展開は、典型的なレッスンプロである僕にとって絶好なのである。

  帰宅して夕飯は地味に。
  小鍋はキムチ鍋に。安い豚肉と豆腐と白菜とブナシメジとネギと市販のキムチとキムチ鍋の素で。4日目のヒラメ刺は塩と酢で締めておいた。その他は細かい惣菜でと書きたいところだが、ちっと料理の意欲がないので品目は少なかった。お金がないこともけっこうある。


  この日記を書こうとPCを開けたら、高校生(?)の読者様からメールを拝受。
  今からでも会員にさせてくださいとのこと。センターの解説を読みたいんでし ょうね。一昨日あたり、リンクをクリックして、

「げ、パスワードが必要なのか」

と思いつつ、適当に入力して「う〜ん、開かないな?」とやっていた読者様がた くさんいただろう。そこまでネットリタラシーが低いってことはないかもだが。

  この読者様の願いは却下。
  当然である。自分の都合が悪い(または良い)ときだけ利用しようという発想 が、

受験生として人として貧困

と言える。ひょっとして、「残り1ヶ月でセンター英語160点!」みたいな参考書 を買っているのかもしれない。ああいうのって、半年前に買えば効果もあるんだ けど、そのあたりを気づかせないのが商売なんだろう。会員になる人は、遅くて も梅雨入り前になっている。


  今日の授業では、センター関係の話はしなかった。
  最上位のFクラスということもあるし、速読ゼミはセンターまたぎの講座なので、話題としても不適切かと判断したため。ときに、大手予備校3校の予想平均点が出たようだ。英語の筆記は、のきなみ

3点アップで119点

というところでビックリ。あんなに量が減っても、これしか上がらないのかと。

・第5問の混乱させる情報
・第6問の受験生にとって身近でない話題
・第2問の整序、偏差値60以下じゃデキナイですから

があったにしても、驚天動地に近い数字だ。たぶん平均は130越え、最低でも125あたりだろうと思っていた僕に落ち度があるはず。ちょっと研究してみたいが、もはやそんな意味すらないかもという気分もあるかな。


  ガマン生活は2日目。
  ときとして猛烈な欲求を感じるのは、昨日よりも減少した。が、ガマンしたことで得られるメリットが非常に少ないことも(今日の時点ではまったく同じだ)わかってきて、

こんなガマンをする意味があるのか

と半分くらい怒っている。しかし、3日と決めたら3日やり遂げないと批判をする意味もないので、あと1日は何とか頑張ってみるつもり。つらいが、無理ではないと把握できている。やはり、これくらい

遠まわしに書くと理解できない

時代なんだろうね。ハッキリ書くと、クレーマーっていう虫がわくし。僕は何をガマンしているのだろうか?
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