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いまひとつヤル気に欠け 1月25日
  7時半起床。
  9時間睡眠で元気になった。2日あわせると12時間睡眠だから、本当は少し足 りないはず。そのせいかどうか、体の節々が痛かった。生活リズムは大事だ。

  午前中はヒミツの花園。
  このところサボり気味だった甲斐があって、ヤル気になった。必要に迫られ ないと、何事もこういう対処が可能になる。好きでやれば趣味と呼ばれ、他人に 強いられると労役と言われるはず。あ、矛盾した。今日も冬晴れだが少々の雲が 出た。分厚い生地の洗濯物が乾かないくらい。


  昼食は久しぶりに新規開拓。
  店の存在は知っていたが開店している現場をはじめて見た居酒屋。鳥の唐揚げ 弁当。「弁当」という名前がつくのは、そういう器で供されるため。

唐揚げこそダイエットの敵

であるけれど、たまに食べるのは問題なし。そこそこ美味しかった。

  自転車で10分ほどの酒店へ。
  日本酒あさりも長くなって、地元で買える銘柄が少なくなったとは半年前くら いに書いたかな。1升2,500円を上限とするルール(ときどき例外はある)なので 、限界を感じつつある。

ネットで買えばハマリが目に見えている

から、こうして一所懸命に走ることにしている。居酒屋などで飲んでいたらもっ と金と時間がかかっただろう、とするのが自分への慰めである。下水道料金を振 り込んで帰宅。


  午後も無意義にダラダラと過ごす。
  睡眠不足は完全に取り返せなかったようで、昼寝は1時間ほど。もっと激しく 惚けた生活に移行したいが、まだ年度が終わってないことだし、とダラダラを続 ける。読書。


  『インターネット完全活用編 大学生のためのレポート・論文術』小笠原喜康を 読了。
  大学生がレポートなどを書くときに、どうやってインターネットを利用するか を説明する本。
  基本的にハウツー本だが、そこそこ役に立つかと思われる。

  僕には何も関係のない本である。
  この手の書名で一般に予想されるような「コピペによる剽窃はやめましょうね 」という議論ではなく、あくまでテクニカルにネットの利用方法を説いている。 ネットを使って文献を集めるとか、それをどのようにレポート・論文に反映させ るか、といった内容である。

  感想文からそれるが、隔世の感である。
  僕が大学生のころというのは、やっと

ワープロが普及し始めた

時期だったので。ちなみに、僕の卒論は手書き。卒論のワープロ使用者は20%く らいだったはず。あの、ここでいうワープロって、PCのソフトじゃなくて、文 字打ち出し専用の機械のほうですからね。「いつの時代なんだ?」って、もう平 成だったよ。


  感想文に戻り、この手の本は宿命的に劣化していくだろう。
  本書は2003年の発売だから、今の時代にそのまま使えるテクニックばかりが出 ているはずもない。ただ、大学生になって、レポートを書くときにネットを初め て使ってみようか、という人には参考になるはず。

>インターネットは、確かに便利な道具であるが、これがもたらす新たな知の時 代は、一人一人の知の組み立てを要求するという意味で、逆になかなか難しい時 代の到来であるといえる。コインモデル時代のように、たくさん知をため込んで いれば良い時代ではなくなった。物知り博士ではなく、その場にふさわしく関わ りを組み立てられるかどうかが問われるようになったのである。

今のは「あとがきに代えて」から。そう言われても、組み立て方以前に集め方が わからないよという大学生は読んでみてもよろしいのではないでしょうか。


  ところで、昨日のクイズの正解。
  格言と創始者を結びつける、というものだった(ヒマここ別窓)。自分の答案 を用意してから下を読もう(ムリしなくても良い)。クイズというのは意味がな ければないほど面白い。突き詰めるとナゾナゾになる。「なぞなぞ」が実は古語 であった、というのは盲点だろう。ときに、とつぜんどうしてクイズなんだと思 った人が多いだろうが、

クイズと恋は突然に

と昔から言うではないか。初めて聞いた。行が稼げたので正解にいきます。


1:富士には月見草がよく似合う→C:太宰治

2:我思う、故に我あり→D:デカルト

3:死に至る病とは絶望のことである→A:キルケゴール

4:私は無益で精巧な一個の逆説だ→B:三島由紀夫


  クイズとしては簡単だったかな。
  1は日記にヒントがあるし、2は選択肢があれば(しかも作りがユルイ!)じ ゅうぶん選べるだろう。パスカルとかソクラテスという選択肢があると悩みそう だ。パスカルは「考える葦」で、ソクラテスは「無知の知」が有名かしら。受験 めかして言えば、フェイク選択肢がないのは易しい設問だということ。

  3と4は一般的にはムリかも。
  4が有名だと思う人は文学青年だろう。僕は未読だが、有名な作品に由来して いるはず。3でピンと来る人は、実存主義が好きとか、そういう特殊事情かもし れない。そういう人が『よびわる』なんか読むのか、という疑問はある。

  しかし、こういうのって覚える必要があるんだろうか?
  誰が言ったかではなくて、何を言ったかが全てではないのか。世俗社会では逆 になるだろうが、言われたこと=格言に何を見つけるかのほうが、はるかに重要 だと思う。もっとも、そんな話をすればクイズというゲームは成立しない。


  夕飯のメインはタイの西京味噌漬け焼き。
  漬けてから8日目なので大丈夫かと思ったものの、日記を書いている今の時点 では大丈夫。他にはメカブ、油揚げと白菜とネギの煮物といったところ。

ややヤル気に欠けて野菜不足

のメニューが続いているかも。野菜料理がいちばん手間であるとは、奥様方もご 存知の通り。ヒマなんだけどね、気分的に。

  日本酒は山形県の『鯉川 純米吟醸 出羽の里』。
  吟醸は買わないことにしているが、たまにはゼイタクしようぜということで。 精米歩合が55%以下になると「吟醸」と呼べるはずだ。これは50%。常温でする するいくと、いわゆる淡麗辛口でおいしい。ヌル燗にしても印象は変わらない。 吟醸酒一般に言えることとして

「米の香りがしすぎる」

という意見がある。よくも悪くもだと思う。この酒は良い意味で香りすぎるかも しれない。たぶんやっぱ、吟醸だと冷したほうがもっと旨いんだろうね。


  さて、明日から今年度の最終週がスタート。
  ワセヨビは2年生なので2月も続くにしても、やはり気分は市進の3年生のラ スト授業に向かっている。どちらの校舎もこれでサヨナラだ、という事実が気分 に拍車をかけている。様々なことが最後に向かっているのだな、と。
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