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僕は決めてくる 1月29日
  9時20分起床。
  あいまいな目覚めでサワヤカさはなし。細かい雑用がいろいろあるんだよなと 思いつつ朝食。


  1週間ほど前、3日間の禁煙を実施したという話を書いた。
  その後はふつうに喫煙ライフをエンジョイしているが(英語の先生・・・)、 1つだけ人生の方針を変更した。灰皿を洗うことにしたのだ。えっ、ふつうだろ と思う人が多いのかな、よくわからない。打ち明け話をすれば、

この14年間で初めて灰皿を洗った

のである。いやまあ、1回くらいはなんかで洗った(例:女子が1人で我が家に以下略 )かもしれないけれど、洗う習慣がなかったのだ。

  当然、吸殻は捨てる。
  それは1日に数回だ。燃えさしとか、くすぶる匂いがイヤだから。大きなもの と小さなものを同時に使って、

前者は吸殻捨て、
後者は今まさに火がついている煙草のため

に使う。でも、洗わない。とくべつに汚いものではないし、なめるわけでもない 。直接の害はない。これは、旧居で僕が窓拭きをほとんどしなかったことに似て いる。こうして洗ってみると、つまり綺麗な灰皿で喫煙してみると。


  特に変わらないな(-。-)y-゜゜゜
  最初の1本はキレイな灰皿で気分がいいような気もするにしても、2本目以降 は同じだ。まさか1本吸い終わるたびに洗うものじゃないですよね? このへん 、世間はどうなっているのだろう。ただ1つ言えるのは、

起床時に初めて見る灰皿がキレイなのは良い

ことだけである。みなさん、洗ってますか?


  HPの作業。
  もういいかげんに、年度変わりリニューアルの準備は万端だろうか。画面上で はたいした違いはないけれど、画面に見えないところで様々な変更がある。僕と サポーターの2人の目でチェックはしているが、

いかんせん項目が多くて

モレがあるかもしれない。ついでにエッセイもアップした。引越し シーズン直前というタイミングを見計らった。

  プール、スーパー、昼食。
  すべて平常運行(電車か)。スイミングは600メートル、ウオーキングは250メ ートル。体重は64.65Kでビミョーに減少。火曜日にくらべると550グラム減った ことになる。体重を減らしたい人は、あまり厳密に考えずに、

1ヶ月くらいのスパンで監視

するのが良いと思う。もちろん、毎日のように測るのは基本中の基本である。日 々の結果に一喜一憂しないように、ということだ。


  午後はヒミツの花園。
  第3段階突入でゆっくりと。朝から曇りで、雲は取れそうで取れないの繰り返 しだった。また北風に戻って寒かった。この数日は不安定な天気で、じりじりと 春は近くなっているのだろうな、という気もする。そして、まだまだ寒い。

  部屋の掃除。
  次、その次の日曜日と来客があるため。どちらも女子が含まれているので丁寧 にやっておかなくてはいけない。いつも書くように、男子なんていう劣等人種は 人様の家に入ったところでボーッとしているだけだが、

女子は細部を念入りにチェック

するからね。吹き掃除中心で、洗面所と玄関を仕上げた。掃除機はほぼ毎日かけ ているにせよ、細かいホコリはありこちにある。冬だし。


  昨日から将棋の王将戦第2局。
  久保挑戦者の1勝で迎えている。後手久保のゴキゲン中飛車に、羽生が用意し たらしき先攻で仕掛けた。久保の角と羽生の銀・桂が交換になる「2枚換え」。 一般に、

大駒1枚と小駒2枚の交換は後者が有利

とされている。「2枚換えは歩ともせよ」という格言もある。そこに敢えて羽生 が突っ込んでいったわけで、これで負ければ連続の作戦負けになりかねない。終 日観戦。

  結果は羽生勝ち。
  終盤戦は非常に見ごたえがあった。どこかで羽生が間違えているような気がし たけれど、僕の棋力では不明。それにしても、先手の5九馬ってのはわからない なあ。まだ1勝1敗だから、これからだ。観戦の合い間に読書もできた。


  『若者はなぜ「決められない」か』長山靖生を読了。
  フリーター問題を論じるエッセイ。
  論の深まりはなく周辺事項をめぐる考察が中心だが、単純に読み物としておも しろい。

  この著者の本はたまに読む。
  本業は歯科医だが、なかなかの読書家のようでコンテンツは興味深いものが多 い。論そのものは「え〜、結論ってのはないんですか?」みたいなものが多いに しても、書いてあること自体はなかなか良い。一応、本書は以下のようなプロロ ーグから始まる。

>ただ、フリーターを続けるにせよ、考え直すにせよ、悔いの残らない人生を送 るためには、早い時期に、その不安定さと可能性の実像を、十分に把握しておく ことが必要である。自分の理想と現実のあいだのズレを埋めるのは、自分自身の 努力よりほかにない。

  一応はフリーター論である。
  が、フリーターそのものを取り巻く環境などにイロイロと言及するけれど、全 体として何を言いたいのかはハッキリしない。上記引用文のように、「不安定さ と可能性の実像」を把握しようと著者本人が試みている、といった程度だ。


  されどネタは豊富でおもしろい。
  話は漱石の高等遊民論に行ったり、コミケの人気に向かったり、サザエさんの 話になったり、どこがどう繋がっているのかよくわからないが、一貫性はなくと も内容だけは「なるほど」と思わせるものが多い。たとえば。

>「ゆとり教育」は偏差値教育への反省から立案された。成績だけがすべてでは ないという考えが正しいとして、それ以外のことまで学校で評価しようというの は、本末転倒である。学校に限らず、人間存在を丸ごと評価するなんて、誰にも できるはずがない。その自明性に立てば、学校にやれるのはせいぜい点数で評価 できる学業くらいのものであって、それはあくまで一面的評価に過ぎない(学問 そのものの評価でさえない)と認めることが、まず必要だったのではないか。

こういった話題が、いわば通奏低音としてフリーター論を形勢しているのだろう が、なにぶん全体の論旨は見えにくい。論を読み取るばかりが読書でもなく、こ ういう本を読むのも楽しいことだと思う。


  夕飯のメインは塩サバ焼き。
  これ、意外に旨いんだな。安い魚だろうとバカにしていて悪かった。サバは冬 が旬だし、ノルウェー産にいいものが多いのかも。

ぶしゅっと脂が弾けたところに大根オロシ、

最高です。他には今シーズン初の空豆など。まだ実入りがよくなかったが、食べ るのがひさびさで旨かった。


  明日と明後日はすこし忙しい。
  この2日で今年度も終わりになるので、元気に過ごしたい。終わり良ければ、 終わりだけは良い。当たり前だろ。明日は、とても大事な日になる、はず。


追記:エッセイ329「敷金はいくら戻るか?」をアップしました。
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