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ファックスと電話 |
2月3日 |
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9時半起床。
昨晩はひさかたぶりにウイスキーを飲んで、就寝が3時近くになってしまった
。「そうか休暇だもんな、ウイスキーくらいいいよね」と自分を甘やかしたのが
失敗。これからは
生活リズムが乱れがち
になるので、充分に注意したいところ。
自己紹介(ここ別窓)の写真の紹介2発目。
2枚目は、駅舎です。「お、懐かしいな」と思ったあなたは、濃厚なテツ。今
はなき富山港線の終点でしたっけ(現在は富山ライトレールとして営業)。富山
港線が廃線になったのは2006年2月で、僕が訪れたのは2005年の秋だから、
この時点では現役の駅
だったわけです。見たことがある写真だなあと思ったら、ヒマここエッセイで使
ってましたね。別アングルだからいいかな。
日常業務は、いつもの通り。
プールはスイミング700メートルなど。昼食は少しお値段の高い和食居酒屋(語
義矛盾だろうか)で焼き魚定食。サービスのとろろが旨かった。そうそう、
今月はほぼ無収入
なので倹約生活をおくらなければいけない。小遣い制というのも考えてみたけれ
ど、現実味があるのかどうか。
いったん帰宅して外出。
今度は昨日に引き続いて量販系酒店へ。昨日と違うのは、空きの1升ビンを持
参したことであり、日曜日の来客用のビールを買ったこと。あろうことか、日曜
日は
大人の女子4人がやってくる
ので、お酒をどれだけ用意しておけば良いのかわからない。あいつら、かなり呑
むんだよなあ(;一_一)
童貞を捨てた。
何を言い出すのか、と思った人は落ち着こう。深呼吸でもいかがですか。そう
、
生まれて初めてファックスを使った
のである。もちろんコンビニで送るとか、そういうのはやったことがあると思う
けれど、自宅の機械を使ったのは初めてだ。ファックス機能のついている電話を
買ったのは新居に来る前。すると、最低でも3年近くこの機械がウチにあったは
ずだが、よく覚えていない。
電話嫌いの話題は何度でも書く。
新居に移って2年半、まだ1回もこの電話で発信したことがない。正確には、
フリーダイヤルなどにかけるくらいで、やむを得ない用事はケータイの無料通話
分(って、なんてインチキな名称だろう?)を利用するだけだ。だから、いま
だに
家電でオンフックでかける方法を知らない
というレベルだ。「番号非通知受信はシャットアウトにする」という設定をした
くらいで、番号登録の人名を漢字変換する方法すら知らない。ましてファックス
受信の方法をや。
ファックスに話を戻して、受信する用事があった。
相手先から「送信するよ」とケータイに電話があり、じっと待ち受けた。ふう
ん、ちゃんと電話と同じように呼び出し音が鳴るんだ。
何をお前は言っとるのか
と呆れている人がいるかも。受信するまでの時間に、マニュアルを取り出して印
刷方法を予習していた。
受信するのに、1分半くらいかかった。
ずいぶん時間がかかるんだなあ。ぎこちない手つきで印刷。「専用用紙を使え
」とマニュアルには書いてあるけれど、そんなもん持ってねえ。大丈夫なんだろ
うね、本当にわからない。
印刷結果は、A4用紙でたったの1枚(._.)
なにこれ? たったこれだけの情報量で、1分半もかかるわけ? 前近代です
か? 世の中、こんなグズな道具を使って「仕事をした」とか、「忙しい」とか
言ってるわけ? ファックスを使っている時点で時代遅れなんじゃないの? ひ
ょっとして、世間ってバカなの?
まあ落ち着こうよ俺(深呼吸)。
たぶん便利な道具なんだろうな。紙に書いた文字が送信できるわけだからね。
それにしても、今どき紙に手書きのデータって時代遅れのような気がする。
いつまで人間は手で文字を書くつもりなのか、
なんて書くと怒る人もいるかも。デジタル化してメールで送れば、『戦争と平和
』の全文だって、5秒くらいで送受信できるかと想像する。いや、そうか、デジ
タル化するのが大変なのか、とは知っているにせよ、A4で1分半はないよねえ
。
午後から夕方にかけては読書。
『わたしの「超」時間活用法』童門冬二を読了。
多忙な歴史小説家がどうやって時間を捻出するか語るエッセイ。
いわゆるハウツー本ではないが、ご老齢にふさわしい偏見がほほえましい。
著者はかなり高名と思われる。
歴史小説をまったく読まない僕でも名前を知っているし、最近も新作を出した
ことを知っているくらいだから。したがって大変な人気作家であるらしく、非常
に忙しそうだ。その多忙な日々のなかで、どうやって時間を捻出するかがエッセ
イとして書かれている。読者がマネをできるようなものが少ないので、
あくまでエッセイ
として読むべきだろう。
全体としては、おじいさんの繰言かなあと思わされる箇所も多い。
たとえば、酒を順番通りに飲むことにこだわる若輩者に、こうアドバイスをす
る。
>「ビールも酒もウイスキーも、同時に一緒に飲めるようにならなければ駄目だ
よ。つまり、ビールを飲んだら酒、酒が終わったらウイスキーなどというように
、まるで団子を一つ一つ串に刺して行くような行き方では、とうてい大物にはな
れないぞ」
はぁ、そうなんですか。
どうしてですかと思って読み進めると、「たとえばこんなことがあった」と別
のエピソードが始まるが、それを読んでも明確な理由は出てこない。「なんでだ
ろう?」という読者の疑問は置いてけぼりになって、話題は次に進む。
けなしているわけではない。
1つ1つのエピソードや説教はなかなか面白い。ただ、
全体としての論理的なつながりが全くわからない
だけである。それはそれおき、この作家、
改行で行を稼ぐ(=原稿料を多く取る)
ことに、
固執しすぎのような気が、
する。本当にこういう感じで、
改行さればかりいて、読みやすいのだけど、
よく読むと内容がハッキリしない
のをゴマかしているようにも、
見えた。でも、この人のエッセイは面白いのかもという期待も残った。
夕飯のメインは、牛肉と豆腐のキムチ煮込み。
シメジとネギを加えて、鶏がらスープで煮込んだもの。味付けはしょう油と酒
と砂糖でシンプルに思えるが、鶏ダシとキムチから味が出るのでこれで充分。サ
ブメインは
寒ブリの西京味噌漬け焼き
で、脂したたる魚肉の味を堪能した。大根オロシはたっぷりね(*^_^*)
他には、鯛ちくわとチーズ。
いくら何でも、チーズをチクワの穴に詰めるまではしないが、それぞれカット
して一緒に食べれば良い(我が家は飲み屋さんではないので)。この組み合わせ
は実に良い。キュウリとチクワの組み合わせも妙に旨いのでお試しを。ポイント
は、良いチクワを使うこと。いや、安いモノでもけっこう旨いんだけどね。
天気は朝から曇。
夕方から夜にかけては小雨もチラついた。夜に大事な電話があって、事態はう
まく進行しているようだ。明日も別件で電話しなきゃいけないし、明後日はまた
用事があるし、ここには書けないことも多いようだ。
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