予備校講師でわるかったな!





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健康診断ドキュメント 2月16日
  8時起床、睡眠不足。
  就寝が3時だったから。銀玉のせいで帰宅が遅くなったから。最後の最後で爆 連したから。「この当たりが終わっても、保留玉(8個)まではOKよ」と言わ れて6個目で当たったから。このように、人生とは

過去からの永遠の連鎖で

できているものである。そんなことを言えばキリがない。


  用事の多い1日だった。
  まず、午前中はプールと整骨院と昼食。体重は65.65Kで、いつものように旅行 後は増えてしまう。食べすぎ・呑み過ぎに気をつけてはいても、旅行中の運動不 足ばかりはどうすることもできない。金曜日までに150グラム落とすつもり。そも そも、

ダイエットには緩やかな下り坂しかない

ものだ。今の、ちょっとした名言になった。


  腰痛は順調。
  たいして痛くないという意味。まだ左足の坐骨神経痛は軽く残っているが、な にぶん授業が少なくて冷えない時期なので、何とかなっている。お昼ご飯の「海 老の甘辛煮」はおいしかった。

海老は下処理がめんどう

だから、自分で料理をすることはほとんどない。


  早い午後は難関の税務署へ。
  またこれが、不便なところにあるんだ。最寄り駅から徒歩18分、バスなんてあ るんだかないんだか、という場所。もっとも、僕の自宅からは自転車で15分だ( 遠いが)。朝から寒い曇り空で、夜にはチラチラと雪も降った。なんというかね 、税金のためにねえ。

  申告書を提出する仮出張所は、ある。
  駅前の空き地(←ふだんはナニがあったのだろうか?)に建ったプレハブであ る。が、そのプレハブは提出受付のみで、

申告書の配布はやっていない

と仰るのだ。

  ほんとな、公僕な、何様だと思ってやがるんだ。
  申告書くばるくらいのスペースはあるだろうが。市民の利便を考えないでナニ が公僕か。わしらの血税で仕出し弁当(日替わり『梅』1,365円)とか食べてんじ ゃねーぞコラ。

「アレ、このネタ読んだぞ」

と思った読者様は、そうとう古いね。2008年2月14日の日記です。ほとんど同じ こと書いてるし。公僕の皆さん、食べてなかったらスイマセンね(^_^.)


  さらに、健康診断を受けてきた。
  おお懐かしい。いつ以来なのかと過去日記を探ってみたら、2004年2月16日だ った。『よびわる』が始まってまだ16日目ということで、ずいぶんと

初々しい日記

で我ながらビックリした。さすがに、6年前だと文体も変わっているかも。

  特別な事情があったわけではない。
  ちょっとしたそれがあっただけだ。この日記の件名を「ドキュメンタリーな 健康診断」としようかと思ったけれど、掛詞が複雑すぎるのでやめた。ちょうど 今年は、

無料で受けられる基本健康診査

の始まりだったが、自費で早めに済まして悪いものでもない。


  オーディナリィで量産型ザクのような健康診断である。
  胃カメラをのむとか、MRI検査を受けるといったものではなく、一般的・基 礎的・初歩的なもの。こういうことを言うと確実にカドが立つが、もちろん言う と、

こんな基礎的なもので見つかる疾患ってどんだけぇ

だと思う。どんだけぇって懐かしいな。よほどの大病でなければ無事にスルーす るだろう。そりゃま、年齢的にコレステロール値がどうとか、なんてことはある かもしれない。

  事前の備えは全くしなかった。
  昨日も普通に飲み食いした。昨晩のお酒は

・ビール350ML
・日本酒2合弱
・ウイスキーをショットグラスで2杯

だからいつもの量。煙草もスパスパ。そもそも昨晩の時点では、きょう健康診断 を受けるとは決めていなかった。ふだんの自分の体に悪いところが見つかれば、 むしろラッキーである。この話題は長くなるので、そのうちエッセイで。


  結果的に、6年前と違ってスムーズに推移した。
  3つほど病院を探して電話をしておいて、いちばん対応の良さそうなところを 選んだ。受付嬢の対応とか、受付時間とか、そういったことが基準。空いていた こともあったのか、全体で1時間かからないくらいだった。実際のお医者様や看 護師さんも良い対応だった。

  おかしかったのは採血だ。
  たぶん全部で40MLくらい採るのだろう。太目の針をブッスリ刺されて(けっ こう痛いよねアレ)、看護師さんは試験管みたいなものを取り替えていく。自分 の血がブシュブシュ出てくってすごいなあと感心してじっと見ていたら、質問さ れた。

「ご気分は悪くないですか?」

  最初、何のことを言っているのかわからなかった。
  血を抜かれてるだけだし、貧民系予備校講師だけど、それが何か? みたいな 感じ。「平気です」と答えて2秒後くらいに気がついた。そうですね、

「採血が怖くて本当に気分が悪くなる人」

がいることを想定していたはずだ。気を失ってしまうとか、貧血起こすとか(そ んなたくさん採ってないだろw)、そういう人もいるはずだ。弱者には優しくあ りたいものですな。結果は10日後、料金は1万円弱。


  夜はワセヨビへ。
  本業です。チョークを持って授業です。先週書いたと思うが、本当に授業があ ることを忘れそうで怖い。なぜかと言えば曜日の感覚がないからで、細かい雑用 はたくさんあるからだ。この1週間くらい、

毎日のように手帳をチェックしている

自分を発見して驚いている。不定詞の副詞用法(感情の理由)みたいな日本語に もビックリした。


  授業は順調、ではなかった。
  1発大きなミスをやらかした。説明のマチガイというよりも、肝心カナメ以前 の時点でギャグに近いミスだった。んーと、数学で言うと、

>ルート2に3をかけたらルート6なのは自明ですから

みたいな感じ。ここまで巨大なミスなら、別の意味でギャグにできるというか。

  ワセヨビでは、全授業をDVDで録画している。
  欠席した生徒様が見るためだけに利用されている。良いシステムだと思うが、 こういうときにちょっと困る。実際に教室にいた生徒様は

ゲラゲラ笑って流してくれるほどのミス

なだけに、この「おかしさ」が画面を通して伝わるかどうか。TVがそうである ように、媒体は媒体を通すことを前提として作られている(例外は落語かと思う がどうだろうか)。だが、このように

意図も意識もしていないボンヤリミス

を画面で見ると、人はどう思うのだろうか。ちゃんとカメラに向かって「ここミ スですから」と演じておいたので、今日の欠席者は見物して、「ああ、ここかぁ 」と笑いものにして下さいまし(^.^)


  夕飯はほぼ昨日の続き。
  マグロの切り落としは山かけにした。海のものと山のものを合わせるという、 料理としては反則に近い料理なのに、ピタッと決まるのが嬉しい。ポイントは

・ワケギやワサビなどの青い香味野菜を入れること
・ダシ汁を少量だけ加えること

である。ま、ただ単におろした山芋をかけるだけでも旨いけれど。他にはレンコ ンの酒煮、キムチ納豆など。


  今夜も酒は昨晩とほぼ同量。
  だが、少し酔いの回りが早いかなと思いながらこの日記を書いている。あれや これやと動き回って、昼寝をする時間が取れなかったのが原因だろう。日常生活 で、自分の健康把握なんてカンタンではないか。

見つけて欲しいのは、大きな病。

充実した1日で、本格休暇の息抜きとして少しも悪くない。


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