予備校講師でわるかったな!





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締まって、ゆるんで 3月25日
  8時半起床。
  すこし二日酔い。昨晩は午後10時に日記をアップして、消灯したのが午前1時 だったから、食後にもダラダラと2時間半くらい呑んでいたようだ。食事中にも 酒を呑むので、すこし呑み過ぎ。

  昨晩を例にとれば、おおざっぱにこうなる。

・8時10分  夕食開始
・9時20分  日記書き開始
・10時20分 後片付け終了、読書開始
・00時40分 就寝準備

  このあいだに呑んだのが、ビール350ML・日本酒1合半・紹興酒1合半・ウイ スキーショットグラス2杯である。日記を書いている途中で日本酒を呑み終え、 なんとなく紹興酒を熱燗にしたあたりが失敗だった。あれ、甘いからグビグビ呑 んじゃうんだよね、寒かったし。もう少し酒量を減らしましょう。


  関連して、緊張と弛緩のバランスという問題がある。
  僕は暗くなったあとに仕事をしない(授業だけが例外)。仕事というのはけっ こう広義になるが、おおまかに言えば「それをやった結果を受けて収入が発生す るもの」である。具体的には授業準備がほとんどだ。そういったことは、昼間に 済ませる。

  夜は自分のためだけに使う。
  必要な労働は済ませたのだから、酒も呑むし料理もするし本も読む。ときには 銀玉店に行くこともある。今の時期なら、夕方の6時半以降は完全にオフタイム だ。休日だって仕事をするのだから、緊張というスイッチを切らないと疲れ切っ てしまう。


  が、今年は事情が異なる。
  予備校以外の仕事があるせいで、電話がかかってくるのだ。夜中に、といって も10時前くらいまでだけど。僕が世界で3番目くらいに憎んでいる電話である。 あれほど緊張を強いられるものもない。

  無視できるならそうするが、収入に関係することなので出るしかない。
  昨晩なんか、日記を書き上げてアップ作業をして、「これで誤植はないよな、 皇室ファンからクレーム来ないよな」と最終確認をしているときに電話が鳴った 。午後9時50分である。せっかくいったん緩めた神経を、

たかが電話ごときでまた緊張させる必要

が出てくるのだ。なんともツライところだけど、これからは我慢していくしかな いんだろうな。と、呑みすぎの言い訳を長々と書いてみました。みなさん、必要 なときに緩めてますか?


  今日も朝からべったり雨。
  外出できないので自宅作業をいろいろ。2日連続でプールとスーパーをサボる のは遺憾だが、宮澤賢治ではないので雨ニハマケル。冬のような寒さも変わらず 。今週末にお花見を予定している人は、気をもんでいるだろう。千葉は5分咲き くらいまで行くんじゃないですか、晴れれば。


  雨なのに、寒いのに、ガーデニング。
  自宅滞在で運動不足になって仕方がない。すこしでも体を動かせるタスクを選 んだらこうなった。先日、できたはいいが堅かったカブは放置することに。すで に花になる箇所が成長していて、

もはや食用にはならない

と見た。黄色い花が咲くという話は、去年の4月2日に書いた。なお、その後で 種を収穫することはできなかった。理由は不明。

  新しく野菜を植えることにした。
  新しいプランターを取り出して、鉢底に石を引く。バルコニーに放置された鉢 で余っていた土を適当に放り込む。肥料も適当に。これで成長するのか、収穫で きるのか、全くわからない。食べられなくても、緑が見られれば楽しいとも言え る。何を植えたか、想像しておいてください(ヒント:台所で使い切れなかった 。花はたぶん白い)。


  昼食を買うために外出。
  徒歩3分のトンカツ店で弁当。運動不足がわかっているのに揚げ物を食べると いうのは良くないが、雨のために選択肢が少ない。それはそれとして、

たまに食べる串カツって旨い

よね。玉ねぎがシャグっとしてやがらあ、ワイセツな奴め。

  雨の中を再び外出。
  今日もウナギ屋は多角経営。さく さくと帰宅するのも雨の中。いつやむんだろう。


  帰宅すると、うれしい合否報告。
  昨年度の市進市川校Fクラスの卒業生♂だ。某国立大学に、なんと後期試験で 受かったという。ふぃぃ、危ねぇ、というところだろうか。っていうか前期でき っちりVゴール決めなきゃダメじゃん、という感じもする。僕としては、

「この生徒は前期で受かるかどうか、ギリギリだな」

と予想していたので、嬉しいが複雑な気分でもある。彼が2年生のときから担当 していたので、やはり嬉しさが勝る。そしてもちろん、ギリギリの生徒様をギリ ギリで合格させることにも、この仕事のダイゴミがある。


  今年の受験生に向けて書いておこう。
  もちろん大学にも学部にも年度にもよるが、

国公立後期は倍率10倍あたりまえ

の世界である。後期まで行ってしまったら、ふつうは受からないと考えて良い。 だから、考え方としては上記のように「前期できっちりVゴール」を決める必要 がある。

  後期の厳しさは、もう1つある。
  前期の2月25日を超えてしまうと、周りには受験生がいなくなる。ほとんどの 人が私立受験だし、上記の事情で後期まで受験が続く人は少ないのだ。競い合う 友だちがいないというのは、精神的にきわめて苦しいのだ。先の彼もそうだった はず。受験の現場は、

あなたが知りもしなかった世界との遭遇である

という事実を踏まえて勉強してほしい。いつも書くヘンな自慢は、こちとら何度 も受かるはずの生徒が落ちてきたのを見せられているんだ、である。


  夕飯のメインは、鳥そぼろと豆腐のキムチ煮込み。
  これは絶品チーズバーガー。キムチだが。3行で収まるかどうか不明なので、 鳥挽き肉とブナシメジと市販キムチと白菜と豆腐とモヤシを用意して頂いて、3 行レシピ

1:鍋に水を張り、鳥ガラ粉末スープと塩と砂糖と酒と豆板醤を入れて沸騰させ る。
2:火が通りにくい順に食材を投入する。
3:すべて煮えたら、さっとしょう油をふって召し上がれ。

  ポイントは2である。
  鳥ひき肉とシメジが先というのはわかるはず。豆腐とモヤシの扱いだけ注意す れば良い(豆腐は煮えすぎると旨くない)。記述順に入れれば良いことになる。 キムチは汁も入れること。パワーアップするなら、

つぶしたニンニク

を入れると良い。豆板醤なんか冷蔵庫にない、という人は省略可能。ご飯のおかず に酒のツマミに、最適の一品である。


  世間は給料日らしい。
  そういう日に限って、ゼイタクをする人がいる。すると、給料日直前になって 、挽き肉料理を必死に作ることになる。上記のメニューをコピペしておくわけだ 。それがまあ、失礼ながら、

緊張と弛緩の大切さを知らない人間

である。社会やシステムによってではなく、自分の判断で自分の基準を設けてお くのが人生の基本だろう。


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