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4月は1つでいいさ 4月25日
  7時55分起床。
  やっとのことで8時間睡眠。早起きするのはいいけれど、睡眠不足が怖くてね 。よく、どこかの大企業の偉い人などが

>1日3時間睡眠で過ごす(眠っている余裕はない)

と紹介されていることがある。あれは、ふつうに考えて短時間睡眠者のはずだ。 1万人に1人くらいは存在するそうで、特殊とまでは言えないが珍しい。僕のよ うな凡人が真似するべきことではない。


  朝風呂に入り、洗濯。
  ハッキリと見えない汚れを生活の中に残したくない。家事と人生は永久機関の ようなメンテナンスである。朝食はピザトーストに卵焼きを載せたもの。玉ねぎ の代わりに大葉を使ったら意外においしかった。

  新聞の書評欄に目を通す。
  村上春樹の『1Q84 Book3』に関するものが出ていた。4月15日に書いた ように、僕は3回目の『Book2』を読んでいるところで、この書評を読んではい けないのだ。が、半ば予期していたのに、

>青豆は生きていた!

という書き出しを見てしまった(-_-;)

  あわてて閉じる。
  その紙面だけ抜き出して本棚に入れておく。楽しみにしている未読本の書評な んか読んでたまるか。発売の10日後くらいで書評が出るのもどうかと思えど、備 えていなかった僕も悪かった。しかし、青豆が死なないのは当然だろう。ここで 彼女が死んでしまったら、

もう1つの緑の月は誰が殺すのか

という問題が解決されないじゃないか。僕が予想しているラストシーンは、なん らかの方法であの月が消滅していくところである。


  朝からよく晴れた。
  気温は平年並みまでもう少しくらいだろうか。洗濯物はよく乾き、布団も存分 に干せた。たまたまとはいえ、1週間で唯一の休日である日曜日の晴れに感謝し たい。

  なぜいつも天気の話を書くのかという疑問に、また答える。
  読者は北は宮城県・南は鹿児島(だったかな)と幅広く分布しているため。他 には、

アメリカのどこか・南アフリカ共和国・ブラジルのどこか

にも読者がいる(メールを拝受した)。近隣のおともだちやマイミクだけが読む ブログじゃないんだから、このあたりは考えている。まあ、千葉県北西部の天候 事情がどこまで有用なのか、という疑問はあるけど。


  午前中はノンビリ過ごした。
  朝食を終えてソファに横になって読書。今日のお供の音楽はバッハのチェロソ ナタ。フルニエという演奏者。バッハの原始的(ではないんだけど)なメロディ ーを聴いていると、肩の力が抜けていい。10時20分からTVで将棋観戦。雑用を こなしながら。


  お昼前に外出。
  安い洋服屋さんに行って安い洋服を買った。授業衣装とちがって作業 着だから、選ぶのにとくに時間はかからない。長袖シャツ2枚とパーカー1枚と Tシャツ1枚。そう言えば、

例年なら授業で半袖を着る時期

のはずだけど、今年はまだだ。少なくとも、押入れから出してアイロンをかけ始 める時期だ。明らかに寒いはず。

  CDなどの音楽媒体を売る店に移動。
  いまだに「レコード屋」以外の一般名称を知らない。DVDなんかも売ってい る。この2日ほどクラシック音楽の話を書いたせいもあって、新しいものを物色 したが、収穫なし。

  クラシックが好きな人はときどきいる。
  短時間睡眠者より少し多いくらいだろうか。そのたびに

>「ダレダレのあれあれ」が良いよ

と薦めてもらう。でも、こっちの知識がないから、作曲家名まで覚えていても曲 名や演奏者名を忘れてしまう。品揃えが多いだけに、その1点を見つけるまでが 大変なジャンルで、こうして実際に棚の前に立つと思い出せない。

  続いて書店へ。
  新刊のチェックをして、文庫を2冊買う。家には未読の本がたくさんある状態 で、非常に楽しみである。本というアナザー・ワールドが自分の生活の中にある のって良いよね。地元に戻り、昼食を買って帰宅。


  午後ものんびり。
  読書を続けていたら無事に眠くなり、昼寝。1時間半ぐっすり。気持ちよかっ た。めずらしく新聞の集金のおじさんが良いタイミングでやってきた。取り込ん でおいた洗濯物を畳んでしまい、本日2回目のコーヒーを淹れる。授業準備。音 楽はまたまたグレングールドで、モーツァルトのピアノソナタ。


  7時半に夕食。
  メインは真鯛の刺身と、サワラの西京味噌漬け焼き。昨日の出来損ないのゴボ ウと油揚げは、レンジで温めたらさらに乾燥した。ラッキョウ汁に漬けたセロリ の葉。納豆。豆腐を出し汁で温めて、自家製ナメタケをかけたもの。生セロリ。 キムチと水菜の中華風サラダ。

  日本酒は山口県の『東洋美人 超辛口純米プラス十二』。
  もう少しカッコイイ名前はつけられないのか。辛さを示す日本酒度が12度とい うこと。4度以上が辛口に分類される。常温でいくと「あれ、甘くね?」と思い きや、じつはかなり辛いとわかる。本場のカレーみたいだ(比喩はこれでいいの か)。ヌル燗にすれば、味が強く濃くなって、かつ辛い。一般に

超辛口は下品

なことが多いけれど、これは割に上品な部類に入ると思う。辛口ファンにはいい のかも。


  充分に休める休日だった。
  まだ余分な活動をする余裕はないが、これも今週まで。週の前半こそ同じよう に動くが、後半からはGWモードに突入する。雑用も片付いてくるだろうし、遊 ぶ予定もあるし、いろいろなことが良い方向へ進むだろう。つまり、

新年度の始まり=4月という苦難の時期

は乗り越えるまでもう少し、ということだ。GWできちんとリセットして、いつ もの自分に戻ろうという宣言であり、受験生への呼びかけである。さ、頑張りま しょう、もう少し(^.^)/~~~


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