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個性的ではなく個人的であれ |
6月27日 |
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8時半起床は快適。
なんのかんのと週末は長く眠れるようで、何よりである。朝食はソーメン。食
パンはなかったし、一昨日茹でた枝豆が残っていたし、小ネギもあったし。外は
曇りで蒸し暑い。
キッチンの掃除にとりかかる。
レンジの換気扇という難関項目ね。フードを外してみたら
阿鼻叫喚の図が展開
していてビックリ。そうか、この2ヶ月くらい、小まめな掃除を欠かしていたも
んなあと反省。
反省していてもキレイにはならない。
あれこれ取り外して洗ってみるが、素人で落とせるレベルの汚れではない。ギ
トベタヌラドロ。目に見えるところ、つまり換気扇の周りなどは清潔を保ってこ
れたけれど(毎日のように拭く)、本当に脂で汚れる箇所を放置していたようだ
。
日々やるべきことをサボってしまう
と、こういうことになるのだ。受験生の皆さん、自己診断してますか?
と人のことを言える僕ではない。
やはり目に見える部分はクレンザーで磨き
上げたけれど、シンク周りは後日に回すことになった。肝心の換気扇回りは、ダ
スキンのような業者に任せようかなあと考えている。あれ、ピカピカになるって
聞くし。
手荒れするので掃除はほどほどにして、TVで将棋観戦。
ソファで横になって観ていたら、当然のように落ちてしまった。気がつけば終
局シーンで正午前。1時間ちょっとの昼寝になった。下半身に疲れを感じる兆候
があったけれど、
こういうブリリアントな話
は書かないことにしている。読者様への配慮ってけっこう面倒だなと思うことも
ある。ごりごりしやがるぜ、腰が。
どこまで書くか、という問題はいつもある。
どこまで書かないか、という問題でもある。何かの情報を紹介するときに、何
も知らない人が読んでも意味がわかる程度に書く必要がある。この日記では、将
棋のタイトル戦の話をするときに公式リンクを貼ったり、挑戦者とタイトルホル
ダーの名前を書いたりするのが例だ。
また一方で、書きすぎる紹介文もうざったい。
新聞記事などに人名が出てくると、いつも年齢が付記されているのとか、あれ
って何の意味があるんだと思うことに似ている。一般的に、
読者の知っていることが書かれた文章は読者に安心感を与える
と言ってよいけれど、わかりきった説明を読まされるのも疲れる。たとえば、「
将棋の羽生名人が」と書いてあれば、それ以上の説明は要らないと感じる人が多
いだろう。
まあ、どちらでも良いといえばそれまでの話だ。
僕もそのときの気分や忙しさやコンテンツによって、いろいろに使い分けてい
る。ただ、ブログなりHPなりを問わず、素人が書くにあたって大切なことが1
つある。
自分の意見や感想を書くこと。
これに尽きる。
どれほど凡庸なものであっても、個人のコミットメントに関する記述がないと
、(とくに無名の)1個人が書く文章を読む意味がなくなってしまう。
「書いているのに読者が増えない(から面白くなくてブログは3年前にやめた)
」
という人もいるが、そういうのは失礼ながら、「面白かった」としか書いていな
いからだ。何がどう面白かったのか説明がなければ、読者には意味がわからない
じゃないか。「面白かった」だけで読者が増えるのは、有名人のブログなりツイ
ッターくらいだろう。自戒を込めて書いた。
「で、疲れマ×の話をごまかしたんだな?」
こらこら、そういう指摘はしちゃダメよ(^_^;)
午後には特別なことは起こらなかった。
外出して書店に立ち寄り、スーパーに行って、昼食を買って帰った。晴れ間も
見えるのに、時おりパラリと雨。猛烈に蒸し暑く、めずらしくエアコンを稼動さ
せた。読書したり、雑用をこなしたり、勉強したり、残務を捌いたり、これとい
ったこともなく午後が過ぎていった。
夕方にエアコンの修理人が来訪。
ようやく予約が取れたというか、待ち受ける人が僕しかいないので、今日まで
ノビノビになっていた。寝室のエアコンが故障したのは4日くらい前だっけ。稼
動させると、あろうことかエラー表示が出ない。順調に運転されている。
修理人と僕でじっと見つめる。
僕「出ませんね」
修「修理に来ると出ないんですよね」
僕「コンセント抜き差しで直ることもって(アポインターが)言ってましたが」
修「そして直らなかったんですよね」
僕「だから来てもらったんですが」
修「エラー表示が出ないと、原因の特定ができないんですよね」
以前出ていたのは、本体または外部機の接続不良を示す表示だった。修理人の
話によれば、ほとんどは外部機の基盤故障だとか。エアコンは2000年製で、ダイ
キンの『うるるとさらら』シリーズの初号機なんだとか。
僕「初号機か、暴走モードに突入したりしませんかね?」
修「は?」
僕「『止まれ止まれ止まれ止まれ、止まってよぉ! いま止まらなくちゃ何にも
ならいんだ、みんな死んじゃうんだ。止まってよぉぉぉ!』 みたいな」
修「は?」
僕「冗談です。どうしましょ」
修「何もしないで帰ると、また壊れるのがパターンなんですよね」
僕「マーフィーの法則ですな」
修「は?」
僕「なんでもないです」
修「お客様によっては、何度も修理に来させるのが面倒だということも」
僕「そうなんだよな、予約取れないし」
修「すいません、時期的なこともあって」
結局、「修理」してもらうことに。
外部機故障の可能性が9割くらいで、この「修理」で100%復旧するとは断言で
きない、というのが修理人の意見。こういうのは本当に悩むが、エラー表示が出
る(出たことがある)のだから、手を打ったほうが
プラスに出る可能性が高い
と判断した。これから夏になるから、そう簡単に壊れてもらっては困るのだ。な
にぶん電気製品なので、10年ほどだと経年劣化はありうるとの意見も頂いたこと
もある。修理料金はコミコミで18,000円。けっこう高いな。
夕飯のメインはアジ刺。
でぶっとしたアジを買ったらプリプリしやがって旨いのなんの(骨抜きと皮む
きは面倒だったが)。いつでも食べられるのがアジだけど、今から秋までが一応
の旬に感じる。自分でショウガをおろしたのも良い。
サブはローストビーフ。
高いけれど、高い肉を少量という最近の僕の方針にマッチするから。キュウリ
とセロリの塩もみ、水菜とレタスのサラダと一緒に食べた。他には、葉ショウガ
やモズク酢やキムチや枝豆といった常連の食品。基本的にお酒のツマミであり、
炭水化物は夜には食べない。
日本酒は石川県の『萬歳楽 剣 山廃純米』。
常温でいくと、辛くて強くてザラッとした食感。ヌル燗にすると香りが強く出
るが、全体としていまひとつ。これは冷やしたほうが旨いかもしれない。そのレ
ポートは、覚えていれば後日に。
今日もとくべつなことがないままに休日が消えた。
読者様的には「盛り上がりがない」となるかもしれないが、事実なのでしょう
がない。
自分の守備および能力範囲で日常を書くこと。
僕が特技として言えるのはそれくらいかもしれない。今週の1日あたりアクセス
数の平均は700ちょっとで、内容のわりには多いかもしれない。
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