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本業に休日出勤は、ない |
9月19日 |
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泥酔するほどは呑まないわけで(昨日の続き)。
読書量と同じように酒量もずいぶん減っている。日記を書くときは食後酒をやっていることが多く、時間的にも眠くなってくる。心もち睡眠不足で来ていることも確かで、日記アップの作業に入る直前は
酔ってきたのか眠くなってきたのかわからない
ことが多い。
もちろん酒量は把握している。
昨晩の場合はビール350ML・日本酒(冷酒)1合半・梅酒ロック1杯である。量がわからなくなるほど酔うタイプではないし、そうなっては食後の家事もできない。30代のうちに
自己節制のレベルを上げることを人生の目標
にしてきた結果である(水泳もその例である)。幼稚な人間であることに変わりはないが、多少の分別もついてきたのかも。そんなこんなで1時過ぎに消灯。
7時20分起床。
絶対的な睡眠量が少なくてもすんでいるのは、2週間くらい前に比べて涼しくなったからだろう。暑さにうなされて目覚めないというのがこれほどラクだとは。朝の雑事と朝食を終えて出勤。日曜日だっていうのにね。
新聞に作家の綿矢りさの記事。
4作目となる『勝手にふるえてろ』が上梓されるということでインタビュー。おいおい、
この娘けっこう美人になったな
と関係ないことを思う。芥川賞を取ったころ(19歳)はゆで卵みたいな顔だったけれど、年をとってきれいになったではないか(だからどうしたw)。前作の感想文は2007年の2月14日に書いていて、そこでも「けっこう美人だな」といったことを書いている。
新作は1,200円とのこと。
電子書籍も同時発売で、そちらは1,000円。この「電子書籍でも」という話題を取り上げるメディアっていまだに多いけれど、そんなに特別なことなんだろうか。
>電子書籍なんて亜流
という古臭い考え方が好きなのかもしれないし、しょせんはマイナーな本のためのものと考えているのかもしれない。むしろ、消費者の選択の幅を広げるためにも、電子書籍が同時にあって当然(=ないようでは売れない)の時代だと僕は感じる。
午前中はウナギ屋も多角経営。
昨日少なかった勤務時間を埋め合わせるための出勤。時間効率はわるくなってしまうが、ゼロになってしまうより良い。我ながら堅実な仕事ぶりでアッサリ終了。たいして疲れない。僕の人生ではということになれど、
予備校の教壇に立つのが一番疲れる
ことに間違いない。また同時に、それが一番楽しい。収入的に当然なんだけどね。
移動して初めてのカレー店。
70年代ヒッピー崩れのおっさんが経営しているような、怪しい店。ちょっとまずいかなと思いつつ入れば、
音楽がABBAとかサイモン&ガーファンクル
である。僕より一回りの世代なので、上記の固有名詞が正しいかは知らない。カウンターの椅子の上には、実物大の人形(カウボーイみたいな格好に見えた)が置いてある。なんなんだ、ここは(-_-;)
野菜焼きカレーは意外に美味。
旨ければそれで良いという気がするにしても、2回目も入店をためらうことだろう。またもや移動。今度はウナギの花園。なんと休日出勤である。おぉ、過労系リーマンみたいな行動だ。まさか、ヤル気になったのだろうか。
というのはウソで、火曜日の出勤を今日に振り替えただけ。
他にも同じような行動の同僚がいた。特に会話をすることもなく黙々と働く。本業が習い性になっていて、仕事中に職務に関係ないことをするのが苦手だ。予備校の授業中って、よく考えるまでもなく授業以外のことは何もしていない。働くことは業務に専念することである。こういうことを公言すると嫌われるので、実生活では言わないようにしている。
早い夕方に帰宅。
朝のコーヒーの残りを飲みながら読書。小説を読むのは久しぶりで、それなりに時間が取れるようになってきたのだなと思う。されど眠くなって1時間強の昼寝。目覚めた午後6時には暗くなっている。そうか、もうすぐ秋分の日なんだ。
夕飯のメインは鯛の西京味噌漬け。
サブは鶏肉とブナシメジとネギの中華風炒め。ニンニクを大ぶりに切ったのが良かった。ニンニクは臭いなんて言っているのは子どもで、旨いというのが大人である(圧倒的な偏見)。香りを出すときはみじん切り、食べるときは薄切り、精をつけたいときはブツ切りにすると良い。焦げやすいので
油をフライパンに敷いたときに同時投入
するのを忘れずに。なお、オロスときは真ん中の軸を除くと味が良い。料理マニアのようなことを書いて恐縮だが、基本である。
日本酒は福岡県の『庭のうぐいす 特別純米』。
常温では辛口でスッキリ、香りは日本酒らしいストレートなもの。ヌル燗にすると苦みが出て、なおかつスッキリ感はキープされた。九州産の日本酒としてはかなりの上物だろう。これは旨いと自信をもって勧められる。
夜は涼しい。
ヌル燗を呑むくらいということである。昼間は真夏日近い気温に感じられたが、アタフタと動いていたせいだろうか。日曜日は早寝が基本なれど、明日の朝の仕事は休日のためにない。だからゆっくりできるし、している。週休1日の人生だから、それでも、休日出勤は本来遺憾であるなと思う夜だ。
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