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月月火水木木金土 10月13日
  9時10分起床はほぼ予定通り。
 あまり体調が良くない。お酒の量は減らしているし、睡眠時間もそれなりに確保できているけれど、何となくだるい。眠っているときに布団をかけ過ぎているのか、睡眠の質が良くない。夏の疲れもそろそろ抜けてくる季節のはずだが。

これって、男の更年期かな?

まだ早いよ、いくら何でもそんなトシじゃないよ(^_^;)


 朝食の果物は甲斐路というブドウ。
 甘さと酸っぱさのバランスが良いけれど、チト高い。論評してないで動かなければ。時間がギリギリだが整骨院へ。混雑していたら諦めるタイミング。出勤まで1時間半。

 セーフ。
 20代前半と思しき先生がいて、本の話をよくする。ご存じのように本好きというのは希少動物であって、

アバウトに本好き

という同好の士に会うことも珍しい。アバウトにと言うのは、好きなジャンルはまず一致しないということ。


 先生はこのところ、いわゆる「社長本」を読んでいるとか。
 大企業の社長の成功物語である。僕はその手のものを読まない。

先「古い話だから、めちゃ働くんですよね」
僕「高度経済成長だからねえ」
先「休みとかまったく興味ないんですよ、あの人たち」
僕「働くために休むって発想すらないからな」
先「僕なんかゆとり世代じゃないですか」
僕「俺も広義ではそうだけど」
先「休日に何かの活動はしないのかと」
僕「休んでちゃ社長になれんからなw」
先「もうなんか、月月火水水木金金、みたいな思考なんですよ」
僕「1週間は7日なんだけどな」
先「僕の世代だと週休2日で当たり前ですからね」
僕「俺はまあ、その過渡期かなぁ」

 面白いと思ったのは「月月火水水木金金」という表現だ。
 これはたとえば「月火火水木金金」とかでもいいだろうし、正式な(?)表現があるのか知らない。休日もなく働くさまを

「ゲツゲツカスイモクモクキンキン」

などと言うことがあるのだ。それこそ僕より上の世代、せめて今55歳以上の人でないと、実感はない言葉だろう。20代前半でこんな言葉を知っているんだと感心した。読書は、語彙だ。


 帰宅してすぐさまウナギの花園へ出勤。
 その場にいなかった人に、今もその場にいない第3者と自分とのやり取りを伝えるのは大変だ。たとえば、Bさんに

「Aさんがさっきやって来て、僕にコレコレこう言っていて、あなたに(=B)『助けてくれてありがとうとお伝えしてください』って伝えるように言われました」

といった説明である。受験の英語で言うと「話法」みたいなやつである。

 手話を習っていたときにも苦労した。
 言葉の大切な特徴の1つは「そこにないこと」をその場で表現できることだけど、実際にそういう表現を運用するのは大変だ。手話で「話して」いると、

誰が誰のことを指すのか

自分でもわからなくなってくる。聞き手はなおさらそうだろう。「そんな大変なことか?」と思うかもしれないけれど、母語じゃなくて手話だの英語だのでコレをやるのは大変でした、ということです。残業8分で退社。


 帰宅途中でスーパー。
 帰宅して飲み残したコーヒーで一服つける。夕飯の仕込みを少々やって、メールを2通書き、シャワーを浴びて出勤準備。ああ危ない危ない、明日の市進のプリントの準備忘れてた。もぉ、なんでこんなに慌ただしいだろうね、最近。

 ウナギ屋も多角経営。
 いいウナギ焼けましたぜ、ダンナ。何回か書いたように、水曜の夜は空けておくつもりだったけれど、カスタマーの希望なので仕方がない。仕事がないご時世だから感謝したいくらいだ。ま、

稼いでも銀玉屋の馬鹿に持っていかれるだけ

だが、それは別件である。この時間を使っていたら、もっと持っていかれるだけである。そんな仕事観でいいのかオレ。


 夕飯のメインはしつこく野菜の蒸し鍋。
 オクラを試してみたところ、火を通し過ぎた。そう言えばオクラって、(ほぼ)生食できるんだったもんなあ。火の通りやすさを勘案しながら調理するのが大事な料理かもしれない。豚肉はコマ切れを使ったが、やっぱりバラ肉がマッチするようだ。

 サブはアジの開き。
 油ものが多くて洗い物が大変だ。他にはナメコ豆腐、実家製ラッキョウなど。お酒は今日も控えめで、ビール350L・日本酒ヌル燗1合・梅酒ロック2杯。これで

睡眠時間が充分にあれば「控えめ」と言える

けれど、そのへんどうなんだ。明日はもっとも慌ただしい木曜日。疲れているヒマはないのだ。


後日追記:「月月火水木木金土」問題について、2010年10月21日の日記に補筆しました。


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