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「私」から「公」へ |
10月21日 |
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7時前起床、雨。
このところ曇と雨の比率が8対2くらい。奄美大島では大雨で災害になっているとか。お見舞い申し上げます。最高気温は20℃くらいという予想で、衣装に悩む朝。予備校の授業のために、服を上下ともリュックに入れる。
もう少し涼しくなればね。
最高気温が17℃くらいになると、スーツ姿で授業をするのも可能になる。このくらいの気温だと長そででは少し暑く感じるし、そうなると授業中にイライラするから、まだ授業衣装は半そでになる。だから、荷物が増えるわけだ。
綿パンとフードつきボーダーTシャツ。
この年齢でフードはどうなのか、という意見はあろう。
今日は書くことが少ないはず。
だから出勤前の話が増える。サンセベリアに水やり。今年最後だ。熱帯の植物なので、これから冬眠に入るそうだ。次に水をあげるのは
来年の春分の日あたり、
そのころには春の気配もあるだろう。今は秋が深まっていく季節で、その頃はどういう生活をしているかな、と少し楽しみである。さあ、雨の中を出勤しますか。
ウナギの花園。
たんたんと業務をこなす。木曜日は1日が無茶苦茶に長いが、働いているときは意識しない。仕事は仕事であって生活ではないから、と書けば言いすぎかな。それでも、無意識に
夕方の本職のために体力・気力を残しておく
といったところはあるかもしれない。時給が違うんだから、それくらいは許してもらおう。外見的には何も変わりがないし、それでいいわけだ。
雨の中千葉へ移動。
ホンマきついですなあこれが。千葉そごうの地下で2回目の昼飯は親子丼。名古屋コーチンのこれは以前にも食べた。そこそこ美味しいんじゃないですか。
市進千葉校で3コマ。
Cクラスの授業で、長文における「私」と「公」の話をした。私的なことから普遍を見いだすという文章構成に関する話題だ。偏差値50くらいのクラスでこういう話は難しいけれど、長文の授業で単語だの熟語だの文法だの精読など語る程度では
学校の先生と同じレベルの授業
だろうと思って実験してみた。もちろんそれらは大切なことであるけれど、情報を整理する授業だけではツマラナイだろう。凡庸な個人指導塾に勝たなければ、という気持ちもある。ほんと、予備校はこのままじゃあ苦しいよね(._.)
「私」と「公」については、よく考える。
私的な日記を、どうやって公的な文章として読ませるかといった問題だ。個人的な経験は読者にとっての共有体験であるべきだ、と考えている。よく書くように、
個人の話がそこで収束しては読む価値がない文章だ
と思っている。簡単なことではない。できるようになれば、きっとプロになれる。だから僕はプロになれないのだけど。
帰宅時には雨がやんでいた。
荷ほどきを急いで済ませて入浴。夕飯のメインは蒸し野菜。真鯛と白菜をメインにしてワンタンスープの素をタレにして食べたら旨かった。手抜き料理ではあるけれど、野菜をたくさん食べられるのが自宅メシの良いところ。
読者様からメール拝受、感謝。
先日の10月13日の日記について。勝手に引用。
>「月月火水木木金土」というのがありましたが
>あれは本来「月月火水木金金」という表現で
>一般的には軍歌で有名です。
ああそうだったのかと感心。
とくに検索などはせずに書いた。この読者様(僕とほぼ同世代)と同様に、世代的に知らないのが普通だろうし。軍歌ということは、僕はマンガの『こち亀』か何かで読んだのかもしれない。軍歌として聞いたこともないし(それこそ世代的に当然である)。おそらく、こういうことすらネットで検索すれば見つかるだろうが、僕にそういう趣味がないのはご存じの通り。
読者様の心配は「なぜ続報がないのか」ということ。
う〜ん、これはなかなか難しいよね。このサイトは1日600アクセス程度のマイナーHPだから、そこまで広く話題を集められるわけではない。そう書きつつも、僕は
誰かが食いついてくるかもしれないな
と思っている。梅田望夫のようなオプティミズムを持っていて、補完されるべき情報はいつか補完されるだろうと確信している。「私」が「公」につながるとは、こういうことである。大切なことは、
つながるチャンスを持ちうる「私」を書き手が常に探す
ことだろう。ひさびさに難しい日記でした。バイチャ(アラレちゃんは「ばいちゃ」だったという指摘メールはお断り)。
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