各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
いつも意味があるべき |
11月4日 |
|
7時過ぎ起床。
目覚まし時計をやり過ごし、ケータイのアラームに起こされた。めずらしい。おおむね時計は3つ仕掛けておく。
1:寝室の目覚まし(2度鳴る)
2:寝室のケータイ(1より10分遅らせている)
3:キッチンの目覚まし(同じく30分遅れ)
まさかの寝過しに備えているわけだ。実際には、ほぼ確実に1で起床できる。もうドアを閉め切って眠る季節だから、3は役に立たないかも。それだけ寒くなって、起床が難しい季節になってきたというわけ。
朝食は目玉焼きとベーコンとピーマン。
一緒に大葉を食べた。妙な組み合わせだが、ベーコンの脂を緩和してくれて美味しい。先日、つい勢いで大葉の大量買いをしてしまった。
100枚入り150円。
ふつうのスーパーだと10枚で80円くらい。こういうまとめ売りは安い地元系のスーパーにしかない。大葉は美味しいが一度にたくさん食べるようなものでもなく、少し悩んだ。が、安さに負けた。まだ86枚くらい残っていると思う。どうしよう(食べるしかないか)。
曇って寒い朝。
出勤衣装と授業衣装に悩む。ウナギから予備校へ移動だから。先週の今日も寒くて、冬もののコートで移動した。今日は晴れるようだから、秋もののコートでいいか。授業衣装がスーツで悪いことは何もない(まだ、授業時にはやや暑いのだが)から、着替え持参なしで行こうか。出勤。
ウナギの花園は今日も順調。
残業6分で退社。天気予報はややズレて、夕方になってからやっと晴れた。空気は冷たくて寒いけれど、陽が出ればだいぶ違う。バス→電車の移動中はコートが邪魔だった。世間的には、初老の人を例外として、まだコートの季節ではないようだ。
2回目の昼食は駅構内カレー。
先週のリベンジ。予想されたように見事な味だった。なにしろ、ヌルいのだ。
これは冷カレーなのか、
みたいな。期待のレベルも低かったが、それをはるかに下回るレベルに感激した。千葉そごうに寄って飯が食えそうなところを物色しておいた。市進千葉校へ。
先日、指名することについて書いた。
今年度の唯一の例外が、今日の市進のCクラスである。4月くらいまでは指名していたが、生徒様がどんどん減っていくので、筋を曲げて指名をやめた。その程度のことでクラス変更以下略、と思うものの、僕は一労働者だから思うだけで言わない。っていうか略してるし。
わからない、と答えるのがイヤなのかもしれない。
指名されるのがイヤだ、という理由である。わからないほうが自然ではないかと僕は思うが、それはまた別の話になる。うっすらと感じていることがある。時代が進んだおかげで、
わからないことに特に不都合はないはず
と世間が考えるようになったのかもしれない。わからなくても、無知でも生きていけるようになったのは、間違いなく社会が「豊か」になったからである。電車の切符の買い方を知らなくたって、自動改札はスイカで通過できるのだ。
すると、「わからない」と発話することに意味を覚えない。
僕だって、意味を感じないことを発話するのはイヤだ。たとえば、教壇で関係副詞の説明をするときに、
「はんだらほんだら、むげ。ぐりぐる。むげらっちゃポンポンびろーんぴょぉうん」
と言わねばならないとしたら、まあ避けるだろう。少なくとも、そんなことは言いたくないと感じる。すると、やはり時代的に指名するのは良くないことなのか、とも思う。思考終わり。
4限ゼミはルネサンスに関する文章。
当然のようにダ・ヴィンチの話題が出てきたので余談をした。この手の余談は準備しない主義なので、いくつか間違った発言をしたので訂正。いまネットで検索した。
・数年前に話題になった手稿
→固有名詞を思い出せなかったが、「レスター手稿」だった。数年前どころか、1994年にビル・ゲイツが買った、というのが真相だった。年を取ると時間の流れが速くなっていけない。
・ヴィンチは両利きだった
→左利きだったようだ。有名な「鏡文字」のエピソードがあったので、誤解していたのかも。利き腕の問題についてはエッセイを完成させているけれど、問題がある内容なので公開までは時間がかかる。
こういうことをいつも正確に語れるようにしておきたいな、と思っている。準備していくのではなく、場合に応じて取りだせるネタにしておくべきだ、という意味。これでは「予備校講師界のフジタ」を名乗るまでが遠い。ヴィンチに関連するエッセイはヒマここあたりだろうか。
夕飯は昨日とほとんど同じ。
今年も季節限定ビール『とれたてホップ』を呑んだ。少しピリッとして、少しだけ辛くて美味しい。2週間くらいで店頭から消えるので要注意。手荒れがひどいので食洗機を稼働中。週末に向けて、最後の壁は明日の早起きだろう。
|
|