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自分のことは自分で |
12月17日 |
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8時半起床。
ウトウトしながら夢をみる余裕のある睡眠は久しぶり。8時間以上眠れた。寒い朝に変わりは
ないが、冬晴れ。朝飯前にジャガイモの収穫。ジャガイモ?
どのあたりで収穫なのか、ポイントはつかめていない。
誰も教えてくれないのは当然として、自分でも調べないから、経験で学んでいくしかない。バ
ルコニーのプランターに植えたのは10月10日で、今月上旬の嵐で苗は倒れていた。もう死んでし
まったのかと掘り出すと、
ピンポン玉より2回り小さいものが3つ
いた。ジャガイモに「いた」と言うのも変だけど、そういう雰囲気。生命力は強いようで、同じ
プランターから勝手に苗が生えている。
スペイン風のオムレツにする。
量は少ないけれど、きちんとした野菜の味がする。これ以上の採れたてはないし、もちろん無
農薬だ。ああこういうのが健康的で人間らしい生活だなと思う。40過ぎの中年男がジャガイモ栽
培というのは異常な気もするけど、こういう生き方もあるのですな。
のんびりと過ごす。
午前中はプールに行って、500メートル泳いだ。寒く
なったため腰の調子があまり良くないから、たくさんは泳がない。体重は64.20Kで通常。バタフ
ライで、じゃなくてバタバタと帰宅。荷物をおいてすぐに外出。
整骨院。
なんの流れだったか、河童の話になった。カッパである。
♪かっぱ黄桜パッパッパッ
ってやつだ。わりに意味のわからない歌詞だ。
河童ってどういう姿をしていたんだっけ、という話。
帽子みたいなものをかぶっているらしい。クチビルはとんがっている。僕が「手足はどうなっ
てるんだっけ?」と訊くと、先生は「ふつうにあるんじゃないすか」と答える。そうだっけな。
「手は水かきになってるんですよ」
「カエルの仲間とか?」
「でも甲羅背負ってますが」
「そっか、じゃあカメなのか、あれは」
「カメじゃないでしょう、そんなのいないっすよ」
「じゃあ河童って何者なの?」
「そりゃあ河童に決まってます」
「カエルでもなければカメでもない」
「はい、実に河童です」
「あれは妖怪?」
「民間伝承の一種ですよね」
「誰が見たんだ、いったい?」
「ケンカが強いって話ですけど」
「え、逆じゃない? 気が弱いんでしょ、人に見つかると水の中に逃げるらしい」
わりに到達点が見つからない会話である。人生で一度くらいは会いたいものだ。
スーパーに寄る。
ついでに遅めの昼食は定食店でワンコインランチ。まぐろ丼は値段のわりには美味しかったけれど、お子ちゃま向けの量なのが残念。やっと帰宅して授業準備にとりかかる。
ワセヨビぶんはテキストのみ終了。
先日(12月15日)も書いた高2講座は、最後の方でやっとやや難しい内容になった。最初の2つが高校入試のような内容で不安だったが、「易から難へ」というテキスト構成なんだろう。現在の受講生は最後の2題で苦しむだろうが、それなりに頑張れるかな、とも思う。
実施は年明けで内容を忘れてしまう。
だから、それぞれの物語にタイトルをつけておいた。それを見れば、
「ああ、この長文だったな」
と記憶検索できるから。前倒しでやっているとこういう工夫が必要になる。そのタイトル。
1;生け造り、ウマー
2;ハチ公は焼き鳥がお好き
3;狐、テラワロスw
4;幸せの黄色いハンカチ
5;母のダイヤモンド
6;ボスと父
7;作家になりたい
どれが面白そうですかね。
僕だったら3かな。リヴァイアサンという怪獣が出てくる(『FF』のようなRPGにもよく出てくる)。5とか7は、けっこうよくある話でそそらない。2はなかなかディープだけど下らない予感がある。4はどこかで読んだ記憶があった。たまにはこういうテキストも面白そうだ(いつもこういうのだったらウンザリだ)。
そんなこんなで出勤時間。
空気は乾いて洗濯物もよく乾いたが、かなり寒い。千葉そごう地下でクリームパンを買い校舎に向かったらもう真っ暗だ。ちなみに5時過ぎね。1日で闇の占める時間がもっとも長い季節だ。
校舎に入ると、パートの職員に謝罪されて恐縮した。
直前講習は教材を授業時に配布する。その紙束には表紙がついていて、授業時間と使用教室が書いてある。僕は154教室だが154教室と書いてあった。よくあるウッカリミスだから気にしない。その表紙に訂正を入れて講師室に戻しておいた。よく気がついたな、とむしろ感心したくらい。
この手のことは、いちいち指摘するのをやめた。
5年くらい前に「こんなことを言ったところで、この組織には直す力と知恵がないんだから、俺がウザがられるだけだ」と諦めた。ダイレクトに授業に影響するなら別問題だが、
僕が個人的に対処すればすむ問題
は取り上げないことにした。もちろんこの日記では、ネタにするために書いている。子どもたちに、まともな社会人になって欲しいから。あくまでターゲットは生徒様、これが『よびわる』の方針だ。
現状で例を挙げてみよう。
1:校舎内の時計がどれもバラバラ
→時間を合わせるという工夫ができないらしい。時計どもを1か所に集めて、「お前らはちゃんと時間を合わせるようにしないと、タダじゃおかないからな」と説教しなきゃいけない。これは村上春樹も指摘している重要な人生の法則。
2:5時間目のチャイムが鳴らない
→始業時も終業時も同じ。授業中に鳴りだすよりはいいのか、と苦笑している。講習で時間割が変わっているのは自明なのだから、開幕前日にチェックすれば良さそうなもんだが。時間に配慮できなくて、入試で戦える力がつくもんかね?
3:座席表の日付が16〜18日になっている
→本当は16〜19日。まあこれはどうでもいいとは言えるが。時間どころか日付も管理できないらしい。最近は自分の入試日を忘れて不受験なんて受験生がリアルにいるそうだが、同じレベルですなあ。
4:教室の加湿機にはいつも水が入ってない
→演習開始時に僕が水を入れに行っているから、生徒様はクスクス笑っている。書き忘れたが、去年の柏校も同じ。全教室に加湿器があるなんて素敵なことだが、水入れなきゃタダの置物じゃないですか。導入するために予算を割いたはずだけど、なんのための投資なのか。参考書を買って満足、という受験生と同じじゃん。
以上、受験生が自分の身に敷衍(ふえん〜ある現象を他の事実に応用させること)させて考えられるように書いた。
速読ゼミは順調に。
レベル的にどうかなと思う生徒様もいたが、昨日の工夫の甲斐があったのか脱落者ゼロ。もうちょっとレベルを上げた説明にしたいが、そうもいかず。説明を端折るほどに良い授業になるのがこの講座かなあ、とは思っている。
帰宅して夕飯は海鮮鍋。
スーパーで具材だけセットになっているもの。鮭とか、タラとか、帆立とか、エビとか、餅巾着(海鮮か?)とか、キンメダイとか。カットされていて便利なれど、
個々の食材のレベルが低い
のがよくわかった。独り暮らしだと、こういうのゼロから作りにくいんだよな。生ガキも別に入れたのでスープは美味しくなった。野菜がたくさん食べられて幸せ(*^_^*)
明日は早起きの予定。
最近にはめずらしく、やるべきことがたくさんあるので。ただ、基本的にはヒマな日々が続く。健康に気をつけて、じっくりと年末を消化していきたい。年賀状まだ書いてないし。
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