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四十路下ル 12月31日
  7時半起床。
 昨晩は夜更かしして、2時半の消灯だった。1年くらい前までは、少し呑み過ぎると2時半で慌てるということが多かったけれど、今年は2時半という時間を時計で見ることはほとんどなく、新鮮だった。ウイスキーを呑みつつ読書、という楽しい夜だった。二日酔いはまったくなし。


 大みそからしく様々な片づけものをして過ごした。
 今年も大掃除はしない。そこそこ綺麗で必要がないため。LDKにあるモノの整理。目につくところにモノを置かないようにしているけれど、まだまだ不完全。この日記を書いているリビングの机の上には、

PC・灰皿・ライター・3色ボールペン・電子辞書

がいつも置いてある。生活臭がにじんで仕方がない。ダイニングの固定電話なんてのも目障り。まさか押入れにしまうわけにもいかず。

 一方で、寝室にはモノが少ない。
 ベッドとハンガーラックと本棚とゴミ箱。時計は本棚に入れておけるから、スッキリしている。カレンダーやポスターを壁にかける習慣もない(唯一の例外はリビングにある未来嫁のポスター)。以下は前にも書いたはずで、うちには

カレンダーが1つ

しかない。パソコンでも置き時計でも手帳でも、見ればわかるところにあれば済む。暦や季節の風物に興味はあるけれど、具体的な数字があまり好きではないということもある。


 昼食のために外出。
 ほとんどの店が閉まっている。少ない選択肢の中から中華料理店。その前後に整骨院をのぞいたが、いずれのタイミングでも大混雑していた。先生が「大みそかはガラガラですから」と言っていたけれど、たまたまかな。一昨日から

左足の坐骨神経痛が出ている

のは寒さのせいだ。でも何とかなるだろうと整骨院はパス。自転車で10分の酒屋まで往復して日本酒を2本買った。年末なのでこちらも混んでいた。


 午後は昨日に引き続きHPの作業。
 たぶん無事に更新されただろう。リンクをつけかえるファイル数は90枚くらいになって、そろそろ手作業の限界だ。来年あたりからは「前年(2010年)以前の過去ログはコチラから」という構造にすると思う。

大昔の過去ログを好んで読む読者

ってあんまりいないと思うから。ただ、これくらい長く続けていると、昔の日記が歴史ものみたいに読めるときがあって、書き手の自分が感心してしまうこともある。

 年末恒例のエッセイも完成。
 1つの定型を作っておくと書きやすいし、過去との比較もできる。世の中には

「5年日記」のようなもの

を好んで使う人もいる。僕はこのウェブ上以外で日記をつけない(つけたことがないはず)けれど、そういう人の気持ちがわかる。

 元旦ぶんの日記を先書きするのは例年通り。
 更新作業の問題があって、先書きするのが確定しているのはこの元旦ぶんと年度リニューアルの2月1日のみ。つまり、

日記執筆休載は最低で1年に2回確保

されていることになる。事実上の年休2日だ。それだけなのか、と一瞬でも思った人はブログには向かない。


 夕飯は昨晩とほぼ同じ。
 夕方にチロッと外出して年越しそばを食べてきた。元旦は実家で朝夜と食べるので残飯整理。この数年は過食を気にしている、という傾向もある。先日の客に出した残りのタラバガニ。お酒はいつもと同じように。

さあ、これから紅白歌合戦見なきゃ!

なんて思うわけはなく、いつも通りにウイスキーを呑みつつ読書をするつもり。


 いやぁ、長い1年だったな。
 人生で最も多忙な1年になった。体を壊さずによくやってこれたものだと思う。年の瀬だからどうこうとは思わないタイプの非情緒的人間だけど、今年ばかりは感慨がある。まあ、年末に2日も休日があるからかもしれない。それだけ、

振り返る時間と余裕がある

とも言える。必ずしも良いことではないだろうが。

 いろいろな人々に支えられた1年だった。
 この場を借りて感謝。もちろん読者様も含まれている。今年も何とか、「来年も生きていこう」と思えるくらいの情緒で終わることができる。まだ死にたくない。生きていかなければ。

皆様も良いお年をお迎えください。


追記:エッセイ341「そろそろ2010年も終わり2」をアップしました。


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