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箱の容量は一定 1月1日
  愛読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。
  本年も我が『よびわる』をご愛顧くださいますよう、何とぞお願いもうしあげます。今年はコピ ペで手を抜かずに、きちんと最初から入力しております。心がこもっているのであります。今の2 行はウソに決まっているのであります。読者が画面をどんどんスクロールしております。


 さて、元旦は何を書くんだっけ?
 とりあえず干支ネタでいいのか。ウサギですよね、今年は。ウサギが卵を産むのか、と驚いた話 をエッセイにしたのはヒマ「ここ」です。なんちゅうしょうもない内容なんだ、これ。たった4年 前なのに、ずいぶん昔のような気がする。

 ウサギか・・・。
 英語の例文でありますね。「ウサギの耳はロバの耳より長い」ってやつ。ほら、代名詞 that の複 数形を使うアレ。何が言いたいんだ、あれは。識者とか英語講師とかに言わせると、

>ウサギの耳が長いことを強調するたとえ

となるそうだが、僕はウソだと思いますね。ロバの耳なんか見たことないだろう。

最近、ロバを見た読者は挙手しなさい。

ほら、いないじゃないか。たとえというのは根本的に理解できないものだけど、もう少し何とかな らないのかよと思いますね。


 ということで、今年はロバ年です。
 新鮮だな、この響き。ね、うし、とら、う、たつ、うま、ひつじ、ろば、さる、とり、いぬ、い 。ホラ、自然じゃないか。ろばの代わりに何が消えたか、パッと見ではわからないだろう。いいで すね、今年はロバ年。


くじら「ぱんぱかぱーん、ししょう、おいらだよ、ししょうの弟子のくじらだよ。そんなの関係ね ぇ! 今年は2011年だよ、素数だよ」

 なんだくじらくん、君まだいたのか
 知ってる読者がもうほとんどいないぞ。「そんなの関係ねぇ」って小島よしおだっけ。2011って 本当に素数なのか?

くじら「大丈夫だよ。おいらさっき、2から19まで電卓で割ってみたけど、割りきれなかったよ」

おいちょっと待て、19までで割れないから素数って、証明になってないだろ。

くじら「けーけん的に大丈夫だよ、きっと素数だよ、たぶん」

っていうかさ、お前、いくら何でも2で割ってみる必要あったのか? 2011はどう見ても奇数じゃ ないか。

くじら「念には念って言うじゃん」

そりゃそうだけど、念を入れる前にアタマ使えよ。奇数ってのは、1、3、5、7、9だな、みた いに。

くじら「ししょうだって例で考えてるじゃん。でも、素数って計算する式があるのかな?」

俺がそんなこと知るわけないだろ。とりあえず29くらいまでで割りきれなきゃ素数だろ。

くじら「・・・。読者様があまりにバカげてるって、画面スクロールしてるよ。ししょうって、今 年の抱負とか嫌いなんだっけ?」


 去年は抽象的なことを書いた。
 目標や夢は曖昧であるほど良い、といったことだ。では逆に、具体的な目標を掲げることに意味 はあるのだろうか? 禁煙するとか、体重を5キロ減らすとか、漢字検定3級を取るとかいったよ うに。

 意味はあるだろう。
 達成できたかできないかが一目瞭然になるというメリットがある。曖昧な物事に向けた努力は曖 昧なものにならざるをえないから、達成したという手に取れる感触(または失敗したという屈辱感 )を持つことができる。


 但し書きがつく。
 何かを成し遂げようとするなら、代わりに何かをしないと決めなければいけない。

代償となるものを決めるべきだ。

漢検3級を取るためには、去年までチャレンジしていた英検準2級は諦めなきゃいけない。禁煙す るといったマイナス行為が目標なら、その代わりに過食して5キロ太るといったプラス行為をしな ければいけない。

 何かを入手するには、何かを手放す。
 自分の生活に余裕があってタスクを増やすべき(だと自分が考える)なら別の話になる。ただ、 現実には、

自分という箱の中にはすり切り一杯のおもちゃが入っている

ほうが普通だと思う。古いおもちゃを捨てなければ、新しいおもちゃは箱に入れられない。


 去年の僕は、とりあえず1つ手放した。
 ヒミツの花園だ。3月26日にスイッチを切り替えた。2種類のウナギをこなすために、手放すし かなかったのだ。だから、大成功とは言えなくても後者をうまく回すことに成功した。

 今年はどうしようかな。
 新しく始める予定の物事は1つもない。仕事は去年と同じか少し少ないくらいの量にするつもり だし、趣味を増やすつもりもない。まあ、もう少し時間的な余裕のある暮らしをしたいな、くらい の控えめな希望は持っている。あっ。


くじらどんだけー。おいらだよ、くじらだよ。まだいたんだよ」

お前な、それ何年前の流行語なんだよッ。

くじら「いいじゃんいいじゃん。ところで、ししょう、大事なこと忘れてない?」

あのな、お前が出てくると緊張感が削がれるんだよ、いい話してたのに。

くじらお嫁さん、その後どうなったの?」

どうもなってねえよっ。

くじら「そろそろ恒例の締めにいったほうがいいよ」


 今年も無意味に長くなった。
2日分の日記から「日付当日夜以降にアップ」の平常運営に戻ります。そして 今年のテーマが 決定しました。


『あおい、そろそろ僕に気がついてもいいじゃないか。おいで、僕のもとに。君の願いを、3つき いてあげる』


「向こうはお前に頼みたくないだろ」
「『ノルウェイの森』のパクリじゃねーか」
「永遠に気がつかないだろw」
「先生、『よびわる』って永遠の同形反復なんですか?」

至高の愛を追いかけるのが我が『よびわる』である。では、今年も楽しく生きましょう。よろしく 。
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