予備校講師でわるかったな!





各ページのご案内はコチラ 

proflile 自己紹介

diary 日記

essay エッセイ

bbs 掲示板
  

Copyright (c) 2004 
takeshi nobuhara All Rights Reserved. 

誕生日に、死を想え。 6月23日
  5時25分起床。
 健康診断の一環で、尿検査をしなければいけない。のっけからしょうもない話で読者を引かせ るつもりだが、

カップにあふれんばかりの大量収穫に喜ぶ

って男性のサガなんですかね? こんなちっぽけなスポイトに取るのに、ここまでする必要はな いといつも思う。イメージとしては、

お酌で「おっとっとと、こぼれるこぼれる」と興ずる

オヤジに似ている。いくつになってもバカですねえ(*^_^*)


 ところで、今日は僕の41回目の誕生日。
 とくべつな感慨は全くない。去年は40代突入で思うところ・考えるところもあったけれど、今 年は普通。ああそういえば誕生日だっけ今日は(俺の、だよね?)、と思う程度だ。誰が祝って くれるわけでもなし、それで問題ない。


 将棋の名人戦は、森内の返り咲き。
 うーん、羽生の猛追もここまでだったか。名人戦初の3連敗→4連勝をやらかすなら羽生くら いかと思ったけれど、森内相手ではそううまくいくわけもない。これで羽生は二冠に後退。この 夏は王位に挑戦することが決まっており、三冠への復活を願う。

 いっぽう、森内のタイトルも久しぶり。
 持ち時間の長い将棋に強いのは相変わらず。良く言えば重厚、悪く言えば鈍重な棋風で、正直 なところ僕の好みではない。それはともかく、手厚さで羽生に対抗できるのは彼と渡辺竜王くら いで、見事な復活である。全体的には、盛りあがったけれど内容はイマイチな7番勝負では、と 感じた。


 早めの出勤。
 曇り空から雨パラリ。激しい湿気。3分くらい動くと汗が出る。節電モードとはいえ、冷房が 入っているからダマってじっと座っていれば暑くはない。つまり暑い。通勤で周りを見ると、今年ばかりはクールビズでない人のほうが少ない。

 やたらと女子社員に話しかけられる。
 気味が悪いくらい。どこかで嗅ぎつけて誕生日のプレゼントでもくれるのか、と思ったらそう でもない。相談でも打ち合わせでもなく、どちらかと言えば愚痴が多い。ときどき書くように、 僕は知らない人によく道を訊かれる。たぶん、

この人は典型的に人畜無害

と思われているのだろう。邪悪な内面を隠しているだけなのだが。

 もっとも、人の話を聞くのは好きだ。
 へぇとかはぁとかふうんとか、意味のない相槌を打つだけでずっと聴いていられる。内容なん かほとんど理解していなくて、ただ聞き流すだけである。聴き上手と言われたことはないが、「 感情のはけ口にはもってこい」くらいに思われているのだろう。ここで一発、

>どうせはけ口なら、性欲のそれにしてくれよ

くらいのことを言ってやりたいが、何しろ本性を隠しているので言えない(人として疑われる可 能性も高いし)。そもそもセクハラだろう。おかげさまで残業が31分にもなってしまった。退社。


 ここで昨日の検見川浜校の話題を少し。
 授業は変わらず順調。逆説的に言うと、とくべつな問題点が見つからなくて困る、というくら いだ。「そこ」にある授業は順調であるべきではなく、むしろ

順調でない部分を見つけて矯正していく

のが僕の職能であるはずだ。順調であれば、人さまに習う意味が薄い。

 順調であればそれで良いとするのは低レベルな話だ。
 求められるべきは、順調でない状況を順調にするべくもがき苦しむ姿だろう。もがいて、良化した瞬間こそがまともな評価の対象であるべきだが、世間はそういう視点を持たない。結果が良ければそれでいいというのでは、

宝くじで2億当たればそれでハッピー

という程度の知能だと告白するようなものである。


 帰宅してオヤツはアップルパイ。
 外出してプールは今日も時間がなくてサウナのみ。体重は61.90Kと、メタボには無関係に生き ている。老化はいろいろな個所で始まっているが(なんか最近キレが悪くなってきたんだけど、 そのへん皆さんどうですか?)、

外見はそこそこ

若さを保っている。筋肉はかなりちゃんとついてきたし、肌も(世間が見ることのない個所は) ピカピカである。気になるのは髪の毛が確実に減っていくことくらい。高級スーパーに寄って帰 宅。


 夕飯は買い食いを中心に。
 誕生日だから少しはゼイタクしてもいいでしょと、ローストビーフのサラダ。高級な焼き鳥。どちらもまずまず旨かった。とくべつなのはそれくらい。時間があるのに自炊しないこと自体が特別だと言える。

 食後は誕生日恒例のウイスキー。
 サントリー山崎の10年をロックで。僕は知覚しなかったが、余震活動が活発になった様子。被災者に限らず気をつけたいものだ。もっとも、僕は

大震災100日の日に避難用品を玄関から消滅

させた。ライフラインが断絶しない限り、避難することもないだろうし。大きな災害を経て、僕は1つだけ馬齢を重ねた。実に件名であり、良いタイトルだと思う。日本に、平和を。
diary 日記  
これまでの日記はコチラ