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涼しげな夏の休日 7月31日
  午前3時54分に地震。
 飛び起きてラジオをつけると緊急地震速報らしき放送になっている。ケータイは鳴ってないか ら、千葉は対象外だろうか。震度3から4くらいに感じる。げっヤバイなと3・11の恐怖がよみ がえりリビングに行ってTVをつけると、しっかり

千葉県も緊急地震速報の対象地域

になっている。くけっー。もう何度書いたか忘れたけど、ケータイのエリアメールってちゃんと機能してる んですかね?

 結果的に震度3で済んだ。
 乾かしておいた食器を戸棚にしまい、ついでに浴室乾燥機を稼働させ、寝室に戻って本を読む 。まだ4時間たらずの睡眠。幸いなことに4時半に眠くなり、次に覚醒したのは7時半。もちろ ん起床。


 朝食は日本ソバ。
 そうめんのつけだれが余っていたため。希釈不要のストレートタイプって、どうして日持ちし ないんだろう。「開封したら3日以内に食え」なんて、独り暮らしは買うなって言われているみ たいだ。すでに1週間以上過ぎている。具は納豆とオクラとネギ と自家製なめたけ。豪華だ。

 朝のうちに仕事。
 ウナギ関係の残務整理。続いて明日から始まるワセヨビの授業準備。やっと初期設定プリント が完成した。「やっと」というのは作るのに苦労したという意味ではなく、とりかかるのが今日 になったということ。どういうものを作るかというイメージさえ湧けば、あとは作業になる。


 旅行の申し込みをしてきた。
 結果的に3泊4日。いろいろプランを立てたが、今回は阿蘇山をパスすることに。今回で九州 は全県制覇となる。でも、少しは

行ったところのない有名な観光地

を残しておいてもいいだろう。これからも旅行のチャンスはいくらでもある。

 旅行代理店で手配するのはいつもと同じ。
 いわゆるスケルトンツアー。往復の飛行機と、1泊ぶんの安いホテル。レンタカーを2日間。 これで4万円ちょっと。ずいぶん安い。全て自前で手配すると、

・往復の飛行機 7万円
・ホテル      7千円
・レンタカー    1.5万円

くらいになる。飛行機のディスカウントがいかにもインチキくさい。空席になるよりは良いとい うことで、片道1万円程度で投げ売りしているんだろう。


 今回も、代理店のおっさんには閉口。
 スーパークールビズ対応のアロハシャツは良かった。旅行会社だから、好感である。

だけどね、口、くさいんだよお前(-_-メ)

今までも3回くらい書いたような気がする。なぜか僕はおっさんに当たるし、その半分くらいは 口が臭い。そういう星の下に生まれたのかもしれない。マウス・バッド・スメル星、みたいな。

 しかし手続きは20分ほどで完了。
 おっさん、口臭いけど仕事が早いから許してやる。帰宅してネットで残りの2泊を予約。それ ぞれ「残り1部屋」と「残り2部屋」だったが予約できた。1つは高級な温泉旅館で、もう1つ は魚の旨そうな旅館。あわせて3万5千円くらい。あとは

博多駅に着いてから買う新幹線の切符

だけである。いまのうちに買わないのは、現地でしか買えない割引切符を使うため。合計で諸費 用コミ12万円くらいの旅になりそう。楽しみだ(九州新幹線が、とくに)。


 お昼を食べに外出。
 1年くらい前に来た韓国料理店。いかんせんネイティブ系の店員の態度が悪くて使いたくない 店だが、日曜日で選択肢に苦労したから。カルビクッパの味はきわめて良かった。もう少し愛想 よくすればいいのにね。

 その足で新古書店。
 久々だ。読書する時間もないが、ここに来る時間もない日々だった。やっと夏休みらしくなっ たなあ、という気分。しかし今日は朝から曇り、非常に涼しくて夏らしくない。26℃くらいでは 。夏休みといっても今日1日だけですけどね、と帰宅。本は8冊買った。

 エアコンを使わない昼寝。
 ああ気持ちいい、目覚ましも不要だからなおさらだ。もっとも、1時間も眠れば覚めるのが通常の昼寝で、今日もそうだった。目覚めたときには

まるで男子中学生のように元気

になっている。仕事に行けば(行くしかないわけだが)エアコンに浸かるしかないから、こういう1日があると体調的にもくつろげる。休まっていないのは、精神だけではない。


 もう今日は仕事ないしタスクをこなすつもりはない。
 ぐずぐずと旅行の検討の続きをしたり(天草半島ってずいぶん広いな)、過去問の整理をしたり(これは仕事じゃなくて部屋の整理だ)、オヤツにトコロテンとヨーグルトを食べたり(やっぱトコロテンってオヤツ扱いでいいんだよね)、本を読んだりした。リラックス。読書感想文も書いた。


 『村上春樹と夏目漱石 二人の国民作家が描いた<日本>』柴田勝二を読了。
 春樹と漱石に共通する主題を探る本。
 今の時点では、内容を消化しきれなかった。悪い本ではないと思われる。

 春樹の研究本は、ある程度まで中身を確認してから読む。
 もちろん専門書ではなく本書のような一般書(かつ新書か文庫)で、立ち読みをしてから、「極論とまではいかないな」と思えた時点で買う。その小説が好きだから研究本も読みあさる、なんてやっていては身が持たない。本書の「はじめに」から。

>漱石も春樹も、ともに自身が生きている時代社会のあり方とその行方を作品に盛り込みつづけ、それゆえ「国民作家」的な評価を得るに至った作家です。主人公たちの「近代的自我」や「デタッチメント」の問題は、むしろそれを描くための方法的な主題性であり、それを契機として浮かび上がってくるものに眼を注ぐべきでしょう。そこには約八十年の時間の隔たりのなかで、この国で形を変えて繰り返されるものと、新たに生まれてきたものを、ともどもうかがうことができるはずです。

 ふうむ、漱石とからめるのかぁ、と思う。
 3年くらい前に僕もエッセイを書いた。春樹と漱石のリンクに関する内容だ。でも、書き上げてから自分でその内容に納得できなくて、公開することなく放置してある。僕は専門家ではなく春樹の愛読者であるだけだから、

素直な感想文を書けば良い

のだけど、なんとなく自分の考え=その具体としての文章が腑に落ちないからだ。

 そこで本書を読んでみた。
 それぞれの代表的な長編を題材にして語ってくれるわけだけど、正直なところ一読したところではどういう関連があるのか理解できなかった。専門的すぎるのか(著者にとっては本書が初めての一般書ということもあろう)、僕がバカなのか(大いに考えられる)、

僕が漱石本を読み慣れていないのか、

どれか or 複数の原因があると思われる。しばらく本棚に寝かしておいて、僕が成長してから読み直してみようかな、と思った次第。


 風呂に入ってから実家へ。
 最近帰ったのは7月9日だった。日記って便利だな。その日は6月分の帰郷(というほど遠くはない)だったので、今日が7月分。と、こう書いていて気がついたのは、

実家帰りですらタスク化してしまう

俺はヘンかも、ということ。貧乏なのでスケジュールが厳しいんだよね。小鯛の煮つけ・ナスの油炒め・コンニャクの梅和え・冬瓜のアンカケ・タコの刺身だのを頂き、もちろん酔っ払って帰る。

 夜も涼しい。
 真夏なので短パン・Tシャツ・素足にサンダルというイデタチなれど、寒いくらい。今日は特別だろう。いつもの夏なら、「このくらいで夜は過ごしやすくなったナ」という服装である。休日らしくゆっくりできて満足。
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