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墓参り(含む塩味観光) 9月20日
  いろいろ都合をつけて今日は完全休日。
 だからというわけでもないけれど、墓参りに行った。ちょうどお彼岸である。お墓は母 方の祖父母のそれで千葉県中部にある、という話は去年の9月21日に書いている。2年連続の訪 問となって先祖孝行なことである。正確には、

親を旅行に連れていけない罪滅ぼし

という面もある。なかなか連休が確保できなくてね。


 6時前起床で慌てる。
 4時くらいから繰り返し夢を見ていた。それでも6時間睡眠で体調は良い。雨模様だが涼しくなって良かった。

暑さ寒さも彼岸まで、二人がおアツいのはせいぜい2年まで・・・

とバカな格言を作りつつ朝風呂。軽い朝食を食べて出発。

 少し悩んで衣装は半ズボンとアロハシャツ。
 ちょっと寒いかな、暑いよりマシだ。自宅近くで外食、朝のコーヒー。レンタカーを借りて母をピックアップ。高速を丁寧に走る。雨は降ったりやんだり。


 無事に参拝終了。
 墓参りは参拝でいいのだろうか(たぶんマチガイ)。何度やっても清々しいのが男根崇拝、じゃなくて墓参り。母に訊くと、今日が彼岸の入りとのこと。数日前に適当なことを書いてすまなかった(直さないが)。なお、本当かどうか知らないが

>お盆はご先祖様がこっちの世界に帰ってくることで、彼岸は三途の川の向こう岸まで帰ってくること

なんだそうな。彼岸は「かのキシ」の意味だろうからわからなくもない。が、ここで不謹慎なことを書くと

冬は寒いから子孫を無視するのか?

という気もする。ま、このあたりはウヤムヤにするのが日本人らしくて良い。墓参り客ゼロ。


 移動して観光。
 とりあえず、久留里城へ。ふもとの駐車場から上り坂を歩くこと20分。標高差は100メートル近いとか。やっとの思いで到着すれば、たいへん小さな山城だった。我が人生でもっとも小さかったかも。観光客はゼロ。

 昼食を取るべく南下。
 10年ぶりくらいに鴨川有料道路を走ったら、全長5キロ程度で200円だった。サギですかこれは。安房鴨川駅徒歩2分の店で刺身定食1,600円。イセエビの天丼が名物料理という店だったが、山本マスヒロが絶賛する色紙を残していたので食べなかった。地タコは旨かったが、ビールが呑みたいなと思った次第。他の客はゼロ。


 北上して勝浦へ。
 海中公園に初チャレンジしようと思ったら、台風の影響で水中の視界が4メートルを切っているとか。係員に訊くと

>良い時は10メートルくらいで、秋から冬にそういう日が多い

とのこと。もちろん観覧はやめておいた。お金を払う前に言ってくれるなんて、係員、あんたイイ人だ。他の観光客はゼロ。

 今度は山中へ。
 狙いは大多喜城。ここには8年くらい前に来たことがある。当時、大多喜高校の生徒様♂を教えていて、ヒマだから見に行ったのだ。大多喜高校を見降ろす位置に立っている。しかし、ここで大雨。とてもじゃないけど歩いて天守閣に向かう気にはなれないので、

>関係者以外通行禁止

看板を無視して天守閣までクルマで登った。ごめん、千葉県教育委員会(の管轄なのか、知らネ)。久留米城よりは大きかった。他の観光客はゼロ。


 北上して蘇我へ。
 国道357号に入ったあたりで、「蘇我アリオ」発見。おおこんなところにと豪雨の中でクルマを止めて、ドトールコーヒーでお茶をする。アリオ自体は「ららぽーと」のような感じで、千葉県としてはオシャレだった。30人くらいの人影を見た。

 移動してクルマを返す。
 近くの寿司屋さんに入る。ふう、やっとビールだ。お疲れの乾杯をして、光りものの刺身や子持ちシシャモ焼きや海鮮かき揚げ(寿司屋なのに?)や青柳のヌタやトロタク巻きなどを食べる。生ビール2杯、日本酒2合。ここで母と別れる。雨はやんでいる。


 帰宅してシャワーを浴びる。
 この日記を必死で書いた今は9時半。将棋の王座戦を観戦しているものの、まだ決着していない。感想文は明日の日記になるだろう。良い1日だった。さて、明日の授業にどれだけ台風の影響が出るのか出ないのか注目だ。しかし、ここまで観光客がいないもんか?
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