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たまの半休日 9月24日
  6時前起床。
 寒いくらいの夜だった。夏掛け布団を2枚、毛布1枚にくるまって眠ってちょうど良かった。こんな急激に秋にならなくてもいいだろうと思うが、季節ってそういうもんかな。朝食の果物は巨峰とナシ。2種類食べるとゼイタクな気分になれる。

 出勤衣装に少し迷う。
 あきらかに朝は半袖では寒そう。お昼頃の帰宅だから帰りは暑くなるだろうと思いなおして半袖で出勤。バスを使わない出勤は久しぶり。仕事はウナギの花園、残業6分で退社。よく晴れて暑くなったが、せいぜい24℃くらい。秋らしい気温だ。


 帰宅途中でスーパー。
 午後以降は用事がない。もう1つのウナギを消したので別の用事を入れるはずだったが、先方の都合で不成立になった。別件でムリヤリ呑みの約束を入れようかとも考えたが、

半日休み自体がひさびさだ

と思いなおして、こういうスケジュールになった。たまにはラクさせてください。

 帰宅してすぐに外出。
 昼食は旨い中華料理店。ランチメニューはなぜか冷やし中華。季節感抜群だね。しかも「冷やし中華+白いご飯」って組み合わせ。

酢の物でメシなんか食えるもんかっ

と思うだろう。僕もそう思い、実際につらい想いをした。なんの苦行かと思うほどまずい。それにしても、いつになっても旨い冷やし中華に出会えない。死ぬまでには、いつか。


 ずいぶん昔だが、ここで1月10日の日記につけたし。
 「ネタが7割」という件名をつけた。まさかそのまま「7割なのか」と受け取るほど純朴な人がいるとも思えないけれど一応説明する。もちろん実際には7割ではない。安売りの広告で「最大70%OFF!」と書いてあって、

>そうかほとんど7割引きなんだ

と思う人がいないのと同じである。じゃあネタが7割ってどういうことだろう?

 基本的に、日記だから事実を基にして書く。
 よほど込み入った事情がない限り、起床時間などにウソを混ぜても意味がない。原則的に時系列に沿って書く。事実のねつ造もほとんどない。そういう意味では、事実の記述は掛け値なしで9割くらいだろう。1割くらいウソが混じるのは、単に文章構成上の問題である(読みやすくする目的がほとんど)。


 7割というのは、事実の記述をどのくらいネタにするのか、ということ。
 読者がいるのだから、事実をそのまま書いても意味がない(それもまた別の意味で面白いけれど)。たとえば、こうだ。

事実:自転車に乗っていたら野良犬に出会った。

 これをそのまま書いたって誰も読まないだろう。
 だからどうした、としか思ってもらえない。この事実が、こういう日記になる。

日記:俺のあおい号をブイブイ言わせていたら、向こうから狂犬病患者が走ってきた。「どうして狂犬病だなんて見かけでわかるのか」と問われれば、ベロを出しヨダレを垂らしてハァハァ言っていたからだ。まあ、よく見たらただの野良犬だったけど。いまだに野良犬が歩いているなんて、千葉も田舎ですなぁ(-_-;)

 事実は3割くらいである。
 ねつ造は特にない。ここで「ブイブイ」を「ヒィヒィ」に変えたりすると中年のスケベ読者様が喜ぶかもしれないけれど、やり過ぎのような気がする。さわやか流が『よびわる』の流儀であり、

事実:感想や脚色=3:7

くらいだと読みやすくなると考えている。記述すなわち事実と考えないようにお願いしたい。


 帰宅してソファでのんびり。
 布団干しの状況も良好で、エアコンを使う必要もなく、気持ち良い風が部屋に入ってくる。涼しいくらいだ。いつもならそろそろ職場に着かんとしている時間だから、半休日はありがたい。当然のように昼寝。


 目覚めたら2時間半睡眠(・o・)
 こんな長い昼寝があるかよオレ。自分でもちょっと怖くなる。なぜなら、ふだんは

これだけ睡眠不足の状態で働いている

からだ。よく事故が起こらないものだ。気がつけば今年も残り3か月だから、なんとか凌いでいくしかない。ざっとシャワーを浴びて、洗濯し、夕飯の仕込みをする。いやあ、今日は何も起こらないままに1日が終わりそうだ。

 相撲観戦。
 応援している稀勢の里は11勝目。8連勝のあとで3連敗してどうなることかと心配したが、

これで来場所は大関取りの場所

になった。「直近3場所・33勝」が昇進の目安で、先場所は10勝。ファンには失礼だが、きょう大関昇進を内定させた琴奨菊とは違って、横綱になれる器だと期待している。


 夕飯のメインは小さなチャンコ鍋。
 まだシーズン序盤だから練習程度。具は自作鶏つみれと油揚げとキャベツとネギだけで、ガスレンジで簡単に。これに

白菜・ゴボウ・キノコ

を加えると本格的なものになる。秋から冬はまだまだたくさんあるから楽しみ。サブはサンマ刺。いい季節に入ってきた、と実感できるような味。

 日本酒は福島県会津の『花春 純米』。
 9月6日に常温で呑んで、やっとヌル燗にできる気温になった(とっておくのが大変だった)。お味はこれまた文句なし。甘みのなかに辛味が染み出し、まさに理想的な甘辛口。香りも会津の酒に独特なもの。問題は、

次の1本をいつ買えるか

ということ。酒をネットで買うのはお手軽すぎて好きじゃない。心もちを一緒に買えないような気がする。


 今週はけっこうラクだった。
 仕事はもとより、涼しくなったのが一番の理由だ。来週もそれほど忙しくない。秋は持病の腰痛も出にくいし、体調管理にもっとも苦労しない季節だ。今日の半休日もありがたく、ちょっと一息つけた感じの週末。
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