各ページのご案内はコチラ
Copyright (c) 2004
takeshi nobuhara All Rights Reserved.
|
|
|
わかろうとする優しさ |
9月28日 |
|
6時半過ぎ起床。
昨晩は思ったよりも遅寝になった。昨日の日記で書いたように、食後も将棋を観戦していたか
ら。呑みながら将棋観戦、しかも秒読み(1手1分以内で進行する)、楽しい夜だった。
昨日の将棋王座戦。
22時47分、羽生投了。3連勝で渡辺竜王が王座になり、羽生の連覇記録は19で終わった。その記録が途絶えたことも残念だが、羽生が
5番勝負でストレート負け
したシーンを観た記憶がなく、むしろそちらにガッカリした。駄目だ、羽生は渡辺にはもう勝て
ない・・・。
渡辺が羽生王座に初めて挑戦したのは8年前。
結果的に羽生が防衛したけれど、今は有名になった「羽生の震え」が初めて出現した。最終局
で勝ちの局面になった羽生の手が、異様なまでに震えた。マス目に駒を正しく置けないほど震え
たのだ。棋界のことなので実情が語られるはずもないけれど、一般には
羽生が渡辺を今後の脅威となる棋士として認識した
シーンだと思われている。それが現実になった。
一方で、渡辺はこれで初めての2冠。
竜王戦(7連覇中)のみで活躍が目立っていたが、ついに他の棋戦でもタイトルホルダーにな
った。とりあえずとはいえ、もはや羽生との勝負づけは終わったから、あとはどれだけタイトル
の数を増やしていけるかだろう。とりあえずは、2年目となった順位戦A級で勝ちぬいて名人に
なることが目標だろう。
羽生が勝ったり負けたりはいつものこと。
10年くらい前までと将棋界全体の流れが(当然ながら)変わってきて、20代のころのように常
勝とはいかないだろう。幸いなことに他の棋士との対戦成績はそれほど変わらない(一時苦手に
していた深浦戦も克服しつつある)から、やはり
タイトル戦でことごとく叩かれる渡辺の克服
が課題になるだろう。がんばって欲しい。羽生なら、きっとできる。なされなければならない。
7時間睡眠だが体調良好。
気温は18℃くらい、曇り空だが昼から晴れてくるという天気予報。今日もバタバタするんだろ
うなあとアイロンかけ・朝風呂・洗濯・朝食。果物はグレープフルーツ。そして出勤。僕もがんばろう。
ウナギの花園。
お昼ご飯は戸外で食べた。中庭のようなところでサンドイッチ。天気予報通りよく晴れて、夏日になるかならないか。陽のあたる場所だと半袖で充分。空気が乾いて暑くない。独りで食べる食事はたいへんおいしい。残業7分で退社。急いで歩くと汗ばむかな。
帰宅途中で地元のスーパーに寄る。
食材の買い足し。家に入るや否や干しものを取り込む。布団も干しておいて正解だった。簡単な夕食の仕込みをしてからシャワーを浴び、この流れならもちろん出勤。半袖に長袖シャツを羽織っていく。
市進は休講期間で授業がない。
が、今日は本業。どういうことでしょうね、僕にもわからない。ただ、お客様に最大限のサービスをしないなら、どんどん客は減っていくだろうと確信するね。サービスの話はけっこう書いてきたつもりだ。そもそも、
このページを時々チェックするあなたがサービスを受けている
ことに気が付いている人も多いだろう。
自転車屋の話を、6月28日に書いた。
サービスの分類にもいろいろあるが、そこでは「望外のサービスがどれほど消費者にとって嬉しいことか」を書いた。お金を払えば、それに相当する(かどうかは常に難しいものだけど)サービスを受けられるのが普通だ。だからかえって、
料金に対応する程度のサービスは「サービス」として受け取ってもらえない
という事実がある。ユニクロの安い下着を買って満足を得たとして、それを「サービス」と感じる人はあまりいないだろう。
望外のサービスとは、おトク感とも異なる。
え、こんなことまで無料でやってくれるのかと感じることである。そこまで期待して料金を払ったわけじゃないにしても、イザそのサービスを受けてみたら、
>あ、こういうのも前払いの料金に含まれているのか(ちょっとラッキー)
と感じるものが「望外のサービス」である。そうか、こんなことがあるなら、次の機会にもこの店を使ってみたいなと思わせることである。
ま、このくらい書けば、わかる人にはわかるだろう。
つまり、わからない人とわかろうとしない人にはわからないのだが、村上春樹の小説にあったように
>説明されなければわからない人には説明してもわからない
ものだろう(上記は正確な引用文ではありません)。ただ惰性でクリックしている人は、こんなチンプンカンプンなHPを読まないほうがいいと思う。考える習慣を持たない人と、持とうとも思わない利口に向けて書いたことは、この8年で一度もない。バカは著者1人で充分である。おっ、シュールな自虐(^。^)
いつもの水曜日と同じ時間に帰宅。
本業なれど正式なものではなかったから、ただの偶然だろう。入浴し、洗濯し、夕飯を作る。この秋初めての正式な鍋。ふつうの寄せ鍋ね。久しぶりなので
チャンコ鍋と勘違い
していて、ゴボウを入れてしまった。まずくはないけれど、ゴボウは普通の鍋にはあんまりマッチしないかな。ところで、ゴボウは世界で日本人だけが食べる食材ってこと、知ってました?
昨日の『月桂冠』を冷やしておいた。
ほうなるほど、これがいちばん旨い呑み方かな。キリッとした辛さが際立つのが良い。僕自身は、常温がいちばん旨いと思うが、一般的には冷やすと好まれるはずだ。日本酒に限らず、えーと、まあ、異性の趣味と同じように(え〜)
自分が好きなものがいちばん好きだ
と公言するのが良い。それは個性的であるということではなく、相手を理解するために必要なことである。わかって貰おうと思えない人は、わかってあげる寛容さを持ちえないのだ。あー、今日の日記は難しかったナ(@^^)/~~~
|
|