予備校講師でわるかったな!





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開花の種は秋に蒔け 10月1日
  あれま、もう10月なのね。
 ユッケの規制が厳しくなったとかはいいとして(あれじゃあ超高値になって誰も食わんぞ)、困るのは

クールビズ期間の終了

である。今朝の気温は20℃前後で、最高気温予想は24℃だから、まだちょっと暑い。6月1日に書いたように、

準備・猶予期間の導入

を世間に望みたい。環境問題の話ではなく、快適に働ける社会の実現という話である。または、ただ単に暑がりなだけである。


 6時起床。
 予告通り、バルコニーのフリージアに水やりを始める。が、水の汲み置きがヤカン1つぶんだけだったので、量が不足した。まだ最初だから夕方にあげてもいいかと、新たに水を汲み置く。朝食をふつうに食べて出勤準備。スラックス・半袖Yシャツにネクタイ。ネクタイが嫌いなわけではなく、

半袖Yシャツにネクタイってダンディーじゃない

と思っているだけ。そもそも、半袖Yシャツって変だよね。

 ウナギの花園。
 残業8分で退社。会社を背にしたところでネクタイを外した。たしかに「2℃違う」感じがする一方で、速足だと歩き汗を少しかく。外は曇りでパラッと雨もふった。折り畳み傘を持参して良かった。

 帰宅して雑用。
 すぐさまシャワーを浴びて出勤。その途中で昼食はホイコーロー。まだ出社時間まで10分ほどあったので書店に寄る。吟味して文庫1冊を買う。いったんは2冊握ったのに、

これは新古書店ですぐに買えるだろう

と思って1冊を棚に戻した。収入も少ないことだし、衝動買いをしてはいられない。


 仕事はウナギ屋も多角経営。
 またも時短操業。カスタマー第1主義の社会って、労働者が損をするばかりだ。今年はともかく、来年は契約方法を変えるつもり。本業の予定を早く決めたいところなれど、これがね、なかなかね(と同業者に同情を強いてみる)。

 帰宅して洗濯。
 同時に浴室乾燥機を使う。部屋の掃除、夕飯の仕込み。今週は体調が悪いこともあって(鼻水が止まらなかったりノドが痛んだり)家事は遅れ気味。少し坐骨神経痛も出ているし、つまるところ季節の変わり目である。しかし、土曜の夕方から夜は

翌日を気にしなくて良い1週間で唯一の時間

だからもったいない気もする。これも定めですかね。


 ところで話は帰宅時に戻る。
 郵便受けを覗くと、市進から封書が来ていた。おかしいな、昨日聞いたところでは、

冬期・直前講習の依頼書は4〜5日以内に郵送(予定)

という話だったから、受け取るべき書類はない。え。まさか。そんな、メ、メロンが送られてくるんじゃなかったの・・・。

☆業界関係者以外に注記
 某大手予備校では、クビになる直前に、来年度の伺いの代わりにメロンが送られてきたそうだ。真偽は知らない(バブル期の風習かと想像するが、都市伝説のような気がする)。

いやぁぁぁぁぁぁぁ。そんなのイヤぁぁぁぁぁっ! 私の心をのぞかないでッ!

>それって、エヴァじゃないですか。アスカの精神崩壊でしょう? あれって、レイプをモチーフにしているって説があるじゃないすか。


 来年度の伺いだった(-_-;)
 なんつーグッドタイミングで送ってくるんだよ。本部は俺の今日の日記を先に読んだのか? それとも昨日の日記を読んだのか? こんな俗悪なページ読んでないで、

さっさと講習の依頼書を送ってこいよゴルァ!

>おい、タイムラグ的にありえない話ばっかりになってるぞ?

だからギャグになるんでしょ。冗談はともかく、これで第1関門クリア。今ので笑うのが本当の業界人でしょうかね。


 夕飯は様々に。
 メインは笹かまぼこ。頂きもの。宮城県石巻市の『白鎌(しらけん)蒲鉾店』のものである。きょう食べたのは「笹かま極上」と「白鎌揚げ」である。後者は

若い婦女子の手の甲ほどの大きさで、

魚の練りものを薄揚げにしたもの。スケールの比喩がヘンでしょうかね。手のひらで覆ってあげたりしてね(何でもありませんw)。

 どちらもすごぶる旨い。
 とくに「白鎌揚げ」は逸品。ちゃんと包丁で4つにスライスして、大根おろしを添えて食べた。もしたとえれば、

冷蔵庫で乾燥させてしまったマシュマロのような食感

で、なおかつ魚の味が遠くに聞こえる。練りものはいくらでも安く作れるだけに、めったに出会えない味と言ってよい。なにしろ石巻だから、間接的に復興支援にもなる。

>おいちょっと待て、お前は貰ったもの食っただけだろうが?


 なーに、そんなことはない(あるけどw)。
 この記述を読んだ読者が、どこかいつかで「しらけん」を目にして、

「あれっ、どこかで聞いたか読んだような?」

と思うことがあるかもしれない。口コミは宣伝手段としてアテにしてはならないが、どこか遠くで効いてくることがあるものだ。言い換えれば、口コミを頼りにするのは商売の方法としては絶望的に的外れで、

いつリターンがあるとも知れぬ評判のために丁寧な仕事をする

ことが商売のカナメであろう。僕自身は、仕事も『よびわる』も同じスタンスで接してきたつもり。秋だから、まだ花は開いていないけれど。

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