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省けるもの、省けないもの |
10月10日 |
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スケジュールはできる限り頭に入れておく。
あっちへ行ったりこっちへ来たりの日々なので、この時間で何をするべきかを2週間単位くらいで決めておかなくてはいけない。いま気になっているのは
市進の2学期後半のテキストが未着
であること。来週の金曜日スタートである。どうせ改訂なんかしていないんだから、もっと早く渡してくれても良さそうなもんだ。すでに校舎には着いているはずなので、あさっての水曜日にはこちらから請求するつもり。だって、
2回先のテキストがない状況で
今回の授業ができますか? 授業は1回だけのものじゃなくて、連続している集合体で考えるものだろう。
まあそれはいい。
スケジュールの話題だった。昨日の日記で「え、世間は3連休だったか」という趣旨のことを書いたけれど、もちろん知っていた。自分がそうではないから、意外に感じただけのこと。
予定はきちんと手帳に書いて、日々チェックしている。
手帳それ自体は、大学生のころから使い続けている。30歳になったあたりで「記憶だけでは危ないかもしれない」とコマめに書くようになり、30代を転げ落ちていくと、
「記憶だけではとても生きていけない」
と思うようになった。ただ、手帳のサイズ自体は反比例して小さくなって、この5年くらいは「1月で見開き2ページ」のものを使っている。勤務時間さえちゃんと抑えておけば大丈夫だ。ま、これもそのうち
「何曜日に何の授業か」まで書くようになる
だろう。さすがに50くらいまでは大丈夫だと思うけど、どうなるかね。
今日の午前中に仕事がないから、昨晩は遅くまで飲酒と読書にふける余裕があった。
明日は明日の風が吹くかもしれないが、
そんなこと事前に予想しておけ
というのが僕の生き方の1つだ。そんなわけで、12時過ぎ消灯、8時過ぎ起床。うまいこと日記に戻った。
朝のうちに本業の勉強。
お昼前に外出。休日でプールが使えないから、運動の代わりになるかと自転車に乗る。10分くらいの量販系酒店へ。道中、運動会の歓声が聞こえた。37歳のパパが借り物競争に借り出されて、ハッスルし過ぎてアキレス腱断裂とかなってなきゃいいけど。自戒をじゅうぶんに込めて言うと、
>若いころはこんなんじゃなかった
と思うのが老化である。体の調整機能( coordination なんて単語がありますね)は、毎日鍛えてないと恐ろしく衰えるものだ。僕も気をつけよう。
帰宅して、11時46分ごろに地震。
震度2くらい。家がミシッと音を立てた。千葉県ではだいぶ頻度が減ってきたけれど、怖いのは怖いし、慣れない。薄い雲はあれどまずまず晴れて暑い。24℃くらいか。長袖シャツで行動すると少し汗ばむ。昼食のために外出。
態度悪い系韓国料理店。
僕が上ロース定食を食べていると、3人連れの家族がやってきた。パパ・ママ・7歳くらいの坊や。
「ぼく、上タン塩定食!」
だとさ。おいこらこのガキ、「ジョウ」とはなんだ「ジョウ」とは。お前ガキなんだから「並」を注文しろよ。親も制止しろってんだ(-_-メ)
スーパーで果物を買って帰宅。
15分ほど昼寝して、洗濯ものと布団を取り込み、シャワーを浴びて出勤!
ワセヨビは浪人生クラスから。
生徒様がけっこうできるようになってきて感心した。3段階の最下位クラスでも、今の時期まで残っている(大半は受験を諦めてドロップアウトが現実)わけだから、当然と言えばそうかも。でも、
>As is often the case with 名詞, SVの as の品詞は?
と質問して、正解が返ってくるなんてたいしたものである。この時期になっても、勉強していない現役生は as の品詞どころか意味も言えなかったりするからね(そんなんで第1志望がMARCHとか、どんだけ世の中をなめているのか?)。また一方で、
others=他人の意味しか知らなかった
なんてこともあったけれど、何とか今年こそ大学生にさせてあげたいと感じる。
空きコマは喫茶店Kで。
この時間に日記の内容を考える。ネタを探すのではなく、何を書かないか決める。よく知られているように、読者はネタよりも「いつもの日常」を読みたがるからだ。ネタ満載のブログというのは、よほどの文才がないと続かないのでは。ここはブログではないけれど。
夜は高2クラス。
文法は2学期に入って重い項目が続いている。関係詞→接続詞と来て、2週前から比較である。それこそ日記じゃないけれど、
どこまで教える必要があるかないか
の判断が難しい。たとえば、as だの than だのが接続詞であるなんて話は省けないし、一方で(具体例は面倒なので省略)2年生の段階で何もかもを教える意味もない。このあたりは
生徒様がどの程度までメモを取っているか
を注視しながら進めることになる。生徒様の反応を見ながら変わっていくのでなければ、予備校の授業じゃないし。
順調に終わって帰宅。
腹減ったなと思うが月曜日は休肝日のついでに夜飯も抜いている。夜更けだというのに仕事の電話。誰が悪いと言うことでもないがウンザリする内容で、空条承太郎よろしく(ヒマここ)
>やれやれ、だぜ
と言いたくなる。本業では、良かれ悪しかれ授業をやりさえすれば業務が終わるから、こういうのはかなり疲れる。とくに結論のないまま終わるのが月曜日と水曜日の慌ただしい日記である。
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