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貧困とTVのウソ 10月25日
  6時前起床。
 朝食のスープにはチャンコ鍋の残り汁を使った、とは昨日も書いた。えーと、これは最初にい つ作ったチャンコ鍋だっけと思って過去日記を読んでみたら、

金曜日の夜

だった。今日で5日目かよ。さすがに限界だろう。

 高い食パンを買った。
 ふだんの6割増しくらいの値段のそれを、スーパーではなくパン屋で購入。たまにはゼイタク してもいいだろうと思って。昨日とまったく同じようにピザトーストにすると、

おっ

と思うくらい美味しい。けれども毎日食べるものだから、いつもゼイタクするわけにはいかない 。生計は苦しいからね。


 ウナギの花園へ出勤。
 わりに仕事が少なかったので、失礼して勤務時間中に考え事をする。居眠りとか読書とか個人 的作業とかをするんじゃないからいいよね。いいのかな(人は他人の脳内を覗けない)。たとえ ば、

今日の昼飯どこで食べるかなあ

といった真剣な思索である。そこまで大きく出るか。残業7分で退社。

 30分の時短労働で助かった。
 この時間を有効に使わなければいけない。とりあえず(やっぱりというか)昼飯。ベトナム料 理店で牛スジのピリ辛フォー。すごいな、5分でサーブされた。ライムを絞ってパクチーをすべ て投入して食べる。

臭くて旨い(*^。^*)

タイ料理と同様に、野菜が豊富で嬉しい。サラダだの生春巻きだのマンゴープリンだのもついて きた。昼飯で1,000円を超えるのはちょっと何だが。


 その足でスーパーへ。
 半袖Yシャツにネクタイで行動してきたが、汗ばむ。朝の霧は晴れて、雲もまずまず取れて、 夏日と思われる暑さになった。これで10月末かよ、と思う。帰宅して布団を干し、今週の授業準 備の仕上げにかかる。細切れ時間で処理するばかりなので、効率が悪い。今朝も10分ほど長文を 読んでからの出勤だった。

 1時間弱の昼寝。
 気持ちいいですなあ。火曜日は1週間でもっとも労働時間が少ないから、こうして人間らしい 人生を送ることができる。お腹がややユルイが、外出してプールへ。


 しかし時間がなくてスイミング400メートルのみ。
 ゼロでないよりましだ。体重は63.70Kと気持ち軽いか。帰宅して布団と洗濯物を取り込み、念 のため朝のそれとは異なるYシャツ(今度は長袖)を着る。

汗くさい時間労働者

ってのは社会の迷惑だからね。リーマンはリーマンだからまだ許されるが。じゃ、出勤です。

 ウナギ屋も多角経営。
 細かく稼ぐというか、でっかく稼げないというか。この貧困から抜け出すためには、時間と体 力を差し出さなければいけない。今日もここでグサっと読者のハートを射抜くと、

差し出す先が見つからない人も多い時代

なのだから、僕なんかマシなほうだ。そう信じないと生きていけないよね。


 帰宅して残務整理。
 他にもいろいろあって、1時間ほどして夕食。メインは生鮭の麹漬け焼きで、文句なしのデキ。豆腐にキムチをのせたものは「トゥブキムチ」と言ったはずだが、正確なことは知らない。3行レシピ。

1:豆腐をお湯につける
2:1にキムチとゴマをのせる
3:2を食べる

 これでは2行レシピだろう((+_+))
 市販のキムチは味が濃すぎるので、これくらいでちょうど良い。水菜とレタスのサラダは中ボウルに一杯。数の子のワサビ漬け。ナスの油炒めはまさに旬。実家製ラッキョウの残り汁に

大根を2度漬け

したのは一昨日。塩もみして絞るだけで簡単に浸かる。これはもう1回使い回せる。生計が苦しいから、最大限の努力をしている。


 夕飯の最中にケータイに電話。
 誰かと思ったら某同僚で、話すのは半年ぶり以上だろうか。同僚の名前は全て偽名で登録しているので(万が一の漏えいが怖いから)、わからなかった。内容はウナギ系オファー。もう、ムリですと断るのは今年度で何回目だったか。宣言。

・2012年1月まで定期的な仕事は引き受け不可です

単発の仕事とか、うら若き婦女子の呑みの誘いはOKよん。その先は知らないし、そんな誘いが1回でもあったのか、という疑惑は残れど。

 この日記を書きながらTV視聴。
 珍しいな。NHKBSプレミアムの『東北ローカル鉄道の旅』。たまたま7時のニュース前の広報で知ったから。室井ババアその他がローカル線をめぐるという内容で、まずまずテツ萌え。しかし、ここで一般の人(=非テツ)に注意を2つ。

1:テツ旅に地元住民との出会いはない
2:テツ旅は時刻表と戦う時間がほとんどである

テレビって、現実とは違う理想を紹介するものだから、とお伝えしておきたい。

 ところで、この番組に出てきた「秋田内陸縦貫鉄道」が出てくる。
 これは我がエッセイ『テツわる青森・秋田編その2』が実情。触れ合いとか、ないから。良い景色のところで、つい

うたた寝とかフツー

だから。わけのわからない日記になった。

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