予備校講師でわるかったな!





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戦闘下流 11月27日
  7時起床。
 今日も目覚ましが鳴る直前に目が覚めて、ああ2度寝がしたいと思ったら時計が鳴った。急ぎ 朝風呂。午前中に外出する仕事がある。やはり肉体的には疲れていない(たぶん)。人はこうし て過労死に近づいていくはずだ。


 朝食前に自宅仕事。
 きのう銀玉を打っているとき、ケータイメールが震えた。午後8時半くらいに猛爆を楽しんで いた瞬間だ。ウナギの同僚から。

>これこれこういうことで、変更よろしく!

 ふざけるんじゃねーや(-_-メ)
 この職場は、つねにぜんぜん先を見ないで「変更、変更」が基本である。個人的には、

予定を立てて遂行するなんて中学生でもできるだろ

と思うが、最近はわりにすぐに「そんなもんか」と思うようになった。それでも一瞬イラッとするから、達観まではいかない。

 勤務時間外だし、急ぎの用でもないので返信せず。
 遊びの時間のなかにまで仕事を持ちこんではいけない。それこそ精神的に壊れてしまうから。 それに、『海』シリーズは引き戻し(時短中に当たること)が重要であり、メールなんか打っている場合ではなかった。

仕事より今ここで連荘できるかどうかが天下分け目、

という意見には誰もが頷いてくれるはず。という事情で、朝の40分のうちに雑用的仕事を処理した。


 急がずに朝食。
 初めて食べる小さめの食パン2枚と目玉焼き。果物はスチューベン。毎年食べている。小粒で 酸っぱくて種があるブドウだが、今年は食べ忘れていたから。葡萄の中では安い方だ。味はいい と思うけど、世間的には人気のなさそうな品種。

 スーツと手袋で出勤。
 これだとちょっと寒いかな。今日は終日薄曇りで、平年並みの気温だった。仕事はウナギ屋も 多角経営。日曜出勤はつらいけど(おかげさまで10日連続休日ナシ)、

お仕事を頂けてありがたい

というのは本音。10年前ではないのだから副業も当然の時代だ、と負け犬が遠吠えしてみる。わ んわん。大丈夫かオレ・・・。


 お昼過ぎに解放。
 乗り換え駅で降りて昼食は豚肉とニンニクの芽の炒めもの。ついでに激安系洋服店に寄る。ユ ニクロも凄いが、ここも凄い。

フリースのタートルネック590円

ってどうなっとるの。カレーライスか、これは。室内着・地元着にはちょうどいいかな。他にも 革ベルト980円を買った。ウナギ用。書店にも寄ったが収穫なく帰宅。

 午後はよびわる移転に向けて活動。
 いくつかブログを試している。以前に書いたように、基本方針は

・日記のみブログ、その他は従来通り

になる。使い勝手にはまだ慣れていないが、きょう試したところで運営することになりそう。移 転は来年1月〜2月1日を予定している。

 ウナギ関係の雑用処理。
 遅い午後には読書。少しくらい休日らしくノンビリしたいし。感想文を書くのがまた仕事チッ クで何なのだが。


 『ジョジョの奇妙な冒険 PART2 戦闘潮流』荒木飛呂彦を読了。
 ジョジョの第2作。
 一連のシリーズではいちばんデキが悪いかも。

 このシリーズはPART1→3→4の順に読んだ。
 4の感想文はヒマ「ここ」。すべて兄弟から借りて読んだ。が、

>PART2だけ1冊欠けてるんだよな

ということで(ば、バカ野郎!)、この2はわざわざ文庫で買った。それぞれは基本的に独立したストーリーなので問題はないけれど、抜けているのも気持ち悪いから。

 主人公は初代の孫ジョセフ・ジョースター。
 初代と違って軽いノリのお調子者キャラである。波紋を使うのは初代と同じ。ストーリーは単 純な勧善懲悪で、どうということはない。戦いも平凡で「少年マンガにおける戦闘モノ」の限界 が見えてくる。が、

>なるほど、ここで限界が見えたから「スタンド」が発明されたのだな

と思った。「スタンド」についてはPART3の感想文を参照。そう思うと、このPART2がジョジョの成功を形作ったとも言えるかもしれない。20年以上も続くマンガって、そんなにないもんね。


 早い夕方には風呂。
 および風呂掃除。夕飯の準備をしながら相撲観戦。応援している稀勢の里は負けて10勝5敗。 これで直近3場所32勝(33勝が昇進の目安とされている)なのだが、世間は「新大関誕生」とい うムードになっている。

 ナットクいかないなあ。
 たしかに4場所連続2ケタ勝利と安定しているけれど、

優勝争いに絡んだことないだろ

と思う。どうしても和製大関が欲しいという世間の風潮には反対だ。相撲人気がなくて焦っているのもよく理解できるにせよ。白鵬の優勝インタビューには余裕が感じられた。宿舎の卓球が楽しかったというのは、歴史に残る名セリフだろう。


 夕飯はしのぎ飯。
 メインは昨日の残りで作ったチャンコ鍋。味噌味。お金がないので動物性たんぱく質は残りの鶏ツミレだけ。豆腐・白菜・ネギ・マロニーと入れればそれなりのお味になる。他には、鯛カマボコだの納豆だのアナゴの煮凝りだの自家製ピクルスだのラッキョウだの。休肝日前日なのでお酒も愛おしい。

 まだまだ多忙な日々は続く。
 今週は全ての仕事が入っている。フルスペックである。今後も12月20日まで連休はない。体調と気力の低下にはじゅうぶん気をつけたい。本業はいつも通りなのにこうなるのは、まさに下流予備校講師だ。僕はすでに

羽根を焼かれたイカロス

なのだから仕方がない。焼かれても、羽ばたこうとするのが人間だ。


 最後に、残酷なことを書こう。
 果たされない夢に向かっている人が多いと思う。この苦しみを超えたときに、歓喜が待っていると信じながら頑張っている人のことだ。ハッキリ言うと、

その程度ではあなたの夢は果たされない

のである。才能が足りない人は、どんなに頑張っても失敗する。イチローのように努力した人はたくさんいる(報道されないだけである)。でも、イチローは1人しかいなかった。才能の限界だけは、認めるしかないものごとである。そしてそれでも、才能に欠ける人は、

虚しい結果に向けて頑張るくらいしかできない

のである。僕がそうであるように。この程度の話でヘコんでいるようでは、もう論外である。癒されたいと思う人は、このページを見捨てると良い。

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